2020年04月27日

オキナワテイカカズラ花

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4/27  旧4/5 曇り

オキナワテイカカズラ(キョウチクトウ科・広域分布種)の花が
咲き始めました。

花冠は乳白色5裂で、
裂片は少しねじれ、プロペラのような形になっています。

おしべ・めしべはほとんど見えませんが、
筒部の中でおしべ5、めしべ1です。

葉はツヤツヤしていて、濃いめの緑です。



本種は
かつて固有種とされていた時期もありました。

のちに、テイカカズラと同種という見解になりました。

さらに、現在は、
オキナワテイカカズラと同じということになっています。


ちなみに
和名は漢字では沖縄定家葛です。

定家は藤原定家の定家です。

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2020年04月26日

海軍第五砲台(夜明山)

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北側1門

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南側 観測所

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上に抜ける通路  かなり急

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南側 1

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南側2


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狙う方向  東側



海軍第五砲台は、
もとは旭山近くにありました。

露天で防空砲台として
十年式十二糎高角砲4門などが設置されました。

戦争末期に夜明山に移設。

洞窟の中に、平射砲台として3門残っています。
残りの1門はどうなったかは不明です。

3門は
南北2つの洞窟陣地に設置されています。

北側に1門、南側に2門です。

北側1と南側1は比較的原型に近く残っています。
南側1は本体と砲身がばらけています。

南側の洞窟陣地には
観測所と思われる場所もあります。


見学は
基本的に北側だけはツアーでも訪れます。

南側は足場の悪いところにあり、
ツアーではほとんど行きません。


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オガサワラクチナシ花

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オガサワラクチナシの花

4月下旬になり、
オガサワラクチナシ(アカネ科・固有種)が開花しました。
まだほんの咲き始めです。

花は芳香があります。
盛りの時期にあると、周辺にも漂います。

花冠は白、5-7裂で、
裂片は平開し、よく目立っています。

花冠裂数は5-7とばらつきがありますが、
実際には6が普通です。

おしべは花冠裂数(5-7)と同じ、めしべは1(柱頭2裂)です。


花期が終わって、
幹と葉だけになると目立たない樹です。

葉は光沢があり、先端が少し尖っています。

葉に注目すれば、
樹種の特定がしやすいかと思います。

かつて、
花は香料に、果実は食用の黄色染料として利用されたそうです。

オガサワラクチナシ、
漢字で書くと、「小笠原梔子」です。
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2020年04月25日

時雨滝上

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崖上

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崖上

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崖下 時雨滝

4/25  旧4/2  曇り

時雨滝は
時雨ダム右岸側(南側)の沢をさかのぼれば行けます。

しかしその滝上は
崖に阻まれて、そこからは行けません。

滝上は
時雨山麓の沢筋から下るとたどり着けます。

最後のほうは
水の流れがいくつかに分かれています。

ギリギリまでは緩やかですが、
最後に崖です。

幕末の図絵に添えられた文章読む限り、
彼らもこの崖は登ってはいなさそうです。

当時、
ここにオガサワラオオコウモリが休んでいたようです。

鉄砲で捕獲しています。

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2020年04月24日

シロトベラ、雌株の花(雌花)

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シロトベラ(トベラ科・固有種)は
雌雄異株。

花期を迎えています。

雌雄の花とも
基本の花のつくりは同じです。

花は乳白色5弁、おしべ5、めしべ1です。

ここで紹介するのは、
雌株の花(雌花)です。

雌花はめしべの子房がふくれていて、
おしべの葯が退化気味です。


小笠原でトベラ科植物は4種で
いずれも固有種。

父島列島ではそのうち3種があり、
本種、オオミトベラ、コバトベラです。

母島列島では2種で、
本種とハハジマトベラです。

名前が似ている海岸性のクサトベラは
クサトベラ科で、関係はありません。

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2020年04月23日

赤い果実が鈴なりのジュズサンゴ(南島)

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南島西尾根南部で
爆発的に広がるジュズサンゴ(ヤマゴボウ科・外来種)

この広がりが
目立ってきたのは近年のことです。

もともとクサトベラの群生地で、
その下で密かに増やしつつあったのでしょう。

台風でクサトベラの葉が落ち、明るくなって、
一層、勢いがついているように感じます。


本種は
多年草ないしは小低木です。

南島の外来種草本はほとんど一年草なので、
抜かなくてもその年のうちに枯れます。

しかし、本種は多年草ないしは小低木で、
抜かない限りいつまでも出ています。

果実は小ぶり(直径5mm以下)な液果で
花序に鈴なりに大量につけます。

これが落ちて、斜面を転がって、
さらに分布を広げていきます。

困ったものです。

ちなみに、
小笠原には明治時代に入ったようです。

posted by mulberry at 08:59| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

陸軍吹割山平射砲台

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砲台


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銃眼からの展望


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貯水槽

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入口付近、かまどと高射砲のタイヤ



4/23  旧4/1  曇り

吹割山の山裾にある
陸軍吹割山平射砲台。

壕の中には
八八式七糎野戦高射砲1門が残っています。

戦争末期に
夜明山に対空防御で据えていたものを
移設したものと考えられます。

入口付近には
かまどや高射砲のタイヤがあります。

内部には貯水槽もありました。


入口は
崩れかけて狭くなっています。

要注意です。

ここからすぐ崖下におりると
人家があります。

道路からはそれほど遠くはないですが、
入口が要注意ですね。
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2020年04月22日

海軍天狗鼻平射砲台

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高角砲  その1


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天井がドーム状


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高角砲 2


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弾薬箱


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正面方向の風景


天狗鼻(天狗ノ鼻)には、
海軍の平射砲台が残っています。

出入口は複数ありますが、
現在通れるのは崖地のすぐそばの1ヵ所です。

壕の中には
海軍十二糎高角砲が2門残っています。

銃眼からの景色は
崩れていてかなり見づらい状況です。

この砲台は、道路からすぐですが、
私有地を経るようになるので、注意が必要です。

前述の通り、
壕の入り口も足場が悪いところにあります。
posted by mulberry at 15:08| 東京 ☁| Comment(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

振分山崖下の海面砲台

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4/22  旧3/30  晴れ


振分山崖下の海面砲台です。

壕の中にはレールが4本だけ残っています。
据えていた砲は不明です。

こういうレールが敷かれたタイプの壕は
宮之浜、東町にもあります。

海軍の砲台と思われます。

銃眼からは
豆腐岩(左)、烏帽子岩(右)が望めます。


この陣地は
下の海岸から上がることも可能です。

陸地側からだと
扇浦方面からの道があったはずです。

現在は
私有地を経ていけば最短で行けそうです。



posted by mulberry at 07:59| 東京 ☁| Comment(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

2020年04月21日

実質、入島制限になっている南島

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父島の代表的な観光スポット、南島。

船でしか行けません。

4月から来島自粛要請が出ているので、
南島に訪れる人もごくわずかなはず。

実質、入島制限と同じ状況です。
たぶん、1ヶ月ほど続きます。

例年、
11-1月の3ヶ月が入島制限期間です。

今年は
それを1ヶ月減らしてもいいのではないかと思った次第です。

観光業者あるいは観光協会で
そういう主張しないかしら?

ちなみに、
僕は植生回復作業で行ってきました。

砂浜に
足跡もありませんでした。




posted by mulberry at 12:49| 東京 ☀| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

南島サメ池のネムリブカ

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南島南側入口のサメ池。

奥の方の浅瀬では
春から夏にかけて多くのネムリブカの休息地。

日中は
みなのんびり休んでいるようです。

とすると、
夜に行動的になるんでしょうね。

ここは
上陸ルートからも観察できます。


幕末の探検隊は、
袋港と名付けています。

図絵の解説では
「大亀、鮫が多くいる」とあります。

現在でも、サメはもちろんですが、
春から夏にかけてはアオウミガメもいるときがあります。

ここは
幕末から現在までさほど変わっていませんね。

同じ図絵では
入口は3間ほどとあります。

1間は1.8mほどですから
5.4m程度となります。

図絵を見る限り
今はやや地形が変わっていますね。

古い資料で温故知新です。
posted by mulberry at 08:32| 東京 ☀| Comment(0) | 水中 | 更新情報をチェックする

紅葉・落葉進むモモタマナ

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4/21  旧3/28  晴れ



モモタマナ(シクンシ科・広域分布種)、
紅葉・落葉がすすんでいます。

本種は
海岸性の落葉高木です。

落葉時期は個体差がありますが、
新葉と入れ替わるように落葉するものが多いです。


昨年10月末の台風では、
一度ほとんどの個体で落葉していました。

その後、
新葉を展開していました。

なので、
もう落葉しないかと思っていましたが、
紅葉・落葉しています。

ということで、
この一年で2回目の落葉のモモタマナです。


posted by mulberry at 07:33| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

シマカモノハシ

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シマカモノハシ(イネ科・固有種)、
父島と兄島に分布します。

両島とも、
開けた湿地のような所で生えています

岩場にも生えます。

父島では分布が限られていますが、
兄島では広範囲に見られます。

父島では東平にある湿地で生えていますが、
それ以外の場所が思い当たるところがありません。

花序の先は穂は
2つがくっついたようになっています。

それが
鴨の嘴(カモノハシ)の由来です。


この写真の穂からは
めしべの柱頭がのびています。




posted by mulberry at 09:53| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

時雨山

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山頂からの展望


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中央の山が時雨山



時雨山は標高217m。

小規模ですが、
外輪山の中の独立峰のような位置にあります。

ちなみに
外輪山の山の方が標高は高いです。


山頂は
北袋沢方面がよく見えます。

すぐ眼下には時雨ダムもあります。
時雨滝は影になっていて見えません。

現在
この山頂は観光ルートにはなっていません。

かつては半日ほどで、
巽道路から周遊ルートで一周することもありました。


現在その道は
ネコ道(ノネコ捕獲隊の使うルート)となっています。


posted by mulberry at 08:25| 東京 ☀| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

崖地で逆さのタコノキ

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4/19  旧3/27  曇り

崖地で、
逆さになって生えているタコノキ(タコノキ科・固有種)です。

遠くであまりはっきりとは見えないのですが、
幹が折れたわけでもないようです。

葉が青いので
枯れているわけではないですね。

支柱根は崖についていて、
幹は下向きにのびています。

もともとは
上向きに生えていたかと思います。

支柱根の一部が剥がれて、
重みで幹と葉が下向きになったのかと推定します。

仮に上向きだとしても、
こんな崖地でここまで育つなんてたくましいですね。

小笠原の固有種タコノキは
意外と旧斜面や岩場でも生えていたりします。

海辺から山頂まで全域に生えています。
posted by mulberry at 07:56| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年04月18日

奥村、「大東亜戦争海軍戦没将兵之碑」

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4/18  旧3/26  晴れ


奥村の山すそに、
「大東亜戦争海軍戦没将兵之碑」があります。

碑の文字は薄れて
かなり読みづらくなっています。


墓は15基。
1人を除き、戦時中に亡くなっています。

所属は
2名を除き、303、209設営隊の方です。

15基の墓のうち、1基だけ大きめの墓があります。
その方は材命中、将校(少尉)でした。


建立の日付は不明です。

復員者の証言によると、
昭和21年1月ごろまでにはまだなかったようです。
posted by mulberry at 08:45| 東京 ☔| Comment(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

2020年04月17日

奥村、藤森図高墓

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4/17  旧3/25  晴れ


奥村咸臨丸墓地にある
藤森図高(藤森圖高)墓。

https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/01soumu/archives/0701syoko_kara06.htm

この墓地は、返還後、
雨水対策でかさ上げした場所日、まとめて設置されています。

明治14年(1881年)6月18日、享年36歳。
病死です。

死因に直接言及しているものはなく、
肺炎を併発というのはありました。

もとは政府の役人として来島、

小笠原が東京府に移管された時(明治13年11月)、
初代所長が藤森氏でした。

所長としての在任期間は
わずか半年ほどでした。


なお図高の読みは正確には伝わっていません。
「とこう」と音読みで読んでいます。

墓では
図の部分は「圖」となっています。


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2020年04月16日

漂流者冥福碑

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父島奥村の山すそにある
漂流者冥福碑。

村の指定有形文化財となっています。
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/kyouiku/kyouiku_bunkazai/

設置したのは
文久2年8月(1862年9月)、江戸幕府です。

碑の中央上部に「冥福」とあります。

下部には
右から時代が古い順に名前書かれています。

そのあとに、、
「以上十七人者享保元文間年月不分明死於小笠原嶋中」
なっています。

つまり幕府が把握していた
小笠原で亡くなったであろう人の名前です。

歴史家の方が調べた結果では
小笠原で亡くなったのが確実なのは初めの1人だけです。

残りの方は
鳥島だったりしたようです。

さて、その初めの1人ですが、
「阿州浅川浦 船頭勘左衛門 寛文九年冬死小笠原島中」
とあります。

実際に亡くなったのは、
寛文十年になってからだったようです。

また勘左衛門ではなく、勘右衛門のようです。

この船のメンバーがたどりつき、
後に本州まで戻り、幕府に報告しています。

これが
記録のある日本人がこの島にたどり着いた最初です。
寛文10年、1670年のことでした。

1593年、小笠原貞頼が発見というのがありますが、
これは事実に基づくものではありません。
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「富士山はどうしてそこにあるのか」( 山崎 晴雄)

富士山はどうしてそこにあるのか 地形から見る日本列島史;チケイカラミルニホンレットウシ (NHK出版新書 584 584) [ 山崎 晴雄 ] - 楽天ブックス
富士山はどうしてそこにあるのか 地形から見る日本列島史;チケイカラミルニホンレットウシ (NHK出版新書 584 584) [ 山崎 晴雄 ] - 楽天ブックス


2019年5月発行、
「富士山はどうしてそこにあるのか」( 山崎 晴雄)。
https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000885842019.html

このタイトルでは
誤解を受けるかもしれません。

本書は
富士山のことだけの内容ではありません。

全8章のうち
2章のタイトルが本書のタイトルです。

富士山、リアス海岸、関東平野、霞ケ浦、
瀬戸内海、活断層、八郎潟など、
国内の代表的な地形に着目して解説しています。


ブラタモリファンの皆様なら
地形地質の面白さ、よくわかると思います。




posted by mulberry at 15:17| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

赤旗山、2つの峰

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中海岸

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巽湾

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2つの峰 (左・北 右・南)



4/16  旧3/24  曇り


赤旗山は南北2つの峰があります。
三角点のあるのは南峰、265mです。

なお
観光ルートになっているのは北側の峰までです。

僕も
南の峰にはわずかにしか行ったことがありません。

北峰と南峰の間はそれほど離れていないので、
15分程度もあれば十分です。

好みもありますが、
南北の峰で見える風景も違います。

南峰からは
中海岸や巽湾がよく見えます。

今後、こちらの峰も、
観光ルートとして使えればいいと思います。
posted by mulberry at 08:16| 東京 ☀| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2020年04月15日

三角点のある巽崎

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三角点

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先端部

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天之浦山方面

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天之浦


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西海岸


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鯨﨑方面


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巽崎の上

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遠方から巽崎方面


4/15   旧3/23  晴れ

父島南東部に位置し、
半島のようになっている巽崎。

半島部は
標高150m以上の台地状になっています。  

巽崎には三等三角点があります。
標高175.8(176)mです。

戦時中、巽崎先端部には軍事施設があり、
そこに至る軍道が整備されていました。

今は斜面が崩れていて、
まったく道の名残のない部分もあります。

そこは歩くのすら、
危なっかしい状態になっています。

現在、
観光ではこのエリアに行くことはできません。

僕も
過去にわずかにしか行ったことがありません。

道が整備されいたら、
巽湾を見下ろす展望がとてもいい場所です。

父島最南端の場所でもあります。
posted by mulberry at 07:39| 東京 ☀| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2020年04月14日

イワザンショウ、雄株の花

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雌雄異株の
イワザンショウ(ヒレザンショウ・ミカン科・広域分布種)。

雄株の花(雄花)を見つけました。

ごくごくこぶりな花で、
目につく黄色ものはおしべの葯の部分です。

花には花弁はなく、
おしべが4-6程度あります。

めしべは退化しているようです。

山地の岩場で自生していますが、
父島では南部の方に多い印象があります。

本種には枝にとげがあるので、
触れたりするときには注意が必要です。


posted by mulberry at 15:43| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

映えるカエンボクの花

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コロナで暗い話題ばかりの中、
気分を変えるような明るい花を紹介します。

こういう花が咲くと、
ぱっと明るい雰囲気になりますね。

気分だけでも
少し明るくしましょうね。


華やかにオレンジの花をつけている
カエンボク(カンパヌラタ・ノウゼンカズラ科・外来種)です。

数は少ないですが、
集落には数か所に植わっています。

花は複数まとまっているので、
さらに大きく目立って見えます。

1つの花は5裂、
おしべ4とめしべ1は上向きにのびています。


posted by mulberry at 08:23| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

4/14朝、大しけの海

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4/14  旧3/22  曇り

昨夕から波浪警報が出ていて、
朝の時点でまだ解除されていません。

風も昨日午後から強い状態が続いています。

西の外洋は
ごらんのような大しけです。

船が出せるような状況ではありません。

今観光はほとんどないですが、
調査や作業で属島に行く人はいます。

さすがに今日はムリですね。

冬場はこういう大しけは
定期的にあります。

これから夏に向かっていくと、
めったになくなります。

夏はやはり台風の時ですね。

posted by mulberry at 07:50| 東京 ☔| Comment(0) | 天候・気象 | 更新情報をチェックする

2020年04月13日

「「昭和天皇実録」を読む」 ( 原武史)

「昭和天皇実録」を読む (岩波新書) [ 原武史 ] - 楽天ブックス
「昭和天皇実録」を読む (岩波新書) [ 原武史 ] - 楽天ブックス

2015年9月発行、
「「昭和天皇実録」を読む 」( 原武史)

https://www.iwanami.co.jp/book/b226348.html

本書はタイトルの通り、、
「昭和天皇実録」を読みこんだ著者が
4つの時期わけて解説したものです。

実際には読み込むといっても、
1万ページを超える膨大な量です。

実録は
一時資料と回想録が典拠となっています。


4つの時期ですが、実際には5章立てで、
明治、大正、戦前・戦中、占領期、独立回復期に分けています。

明治期は幼少期の家庭環境、
大正期は和風と洋風のはざまで、
戦前・戦中期は実母との確執、
占領期は退位か改宗収か、
独立回復期は象徴天皇制の定着という
テーマに沿って書かれています。

注目すべき点は
「祭祀への姿勢、母との確執、戦争責任と退位問題、
キリスト教への接近、天皇と「神」との関係」などです。

posted by mulberry at 12:58| 東京 ☔| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

鳥山のオガサワラグワ

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外観

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樹皮

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標識


4/13  旧3/21  曇り


鳥山山頂付近の
オガサワラグワ(クワ科・固有種)です。

幹の一部は枯れていますが、
上の方にのびている部分は元気そうでした。

近くにはシマグワ(外来種)もありました。

オガサワラグワとシマグワは
交雑することが知られています。

この個体は
純なオガサワラグワです。

過去の伐採と交雑により
父島では純な個体がかなり少ないです。

保護増殖事業として
クローン苗からの植栽なども行われています。
posted by mulberry at 07:53| 東京 ☔| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

鳥山

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三ツ岩崎方面

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山頂


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東海岸

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巽湾

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巽島

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鯨﨑



父島巽湾東側に位置する鳥山。

標高は198ⅿ。

戦時中、
照空灯が据えられていた時期があります。

そのため、
海岸近くから山頂にいたる軍道が残ります。

その道も、長年の間に崩れたりで、
かなりわかりにくくなっています。

東海岸から上ると、30分ほどです。

巽道路から歩いていくと、2時間ほどかかります。
道もかなりわかりにくい状態です。

なお鳥山は観光ルートとなっていないので、
ガイドツアーでは行くことができません。

山頂は岩場となっています。

これは軍事利用によるものではないかと
推定します。

おかげで眺めは抜群です。

鳥山は半島のようになっていて
ヘリの方は植生の少ない岩場となっています。
posted by mulberry at 14:53| 東京 ☁| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

鳥山付近のウラジロコムラサキ

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ウラジロウムラサキ(シソ科・固有種)の若木です。

鳥山付近、
岩場に近い草地にひっそりと出ていました。

本種は
父島と兄島だけにわずかに生えています。

ノヤギの食害を受けやすいようで、
父島は数えるほどしかありません。

ノヤギのいない兄島では
少し増えてきているようです。

この個体はまだ標識がついていないので、
環境省に要報告です。

ノヤギはこの辺にもいるので、
早めにネットなどで囲った方がいいですね。
posted by mulberry at 08:49| 東京 ☁| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

オオバシロテツ花(雌株・雄株)

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雄花

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雌花


4/12  旧3/20  曇り


雌雄異株、
オオバシロテツ(ミカン科・固有種)の花です。

シロテツの仲間は3種あり、
シロテツ、オオバシロテツ、アツバシロテツ。

そのうち、
オオバシロテツの分布が一番広いです。

父島列島では他の2種もあります。

オオバシロテツは
父島では主に南部に分布する印象があります。


本種は小高木で
和名の通り、葉が大きめです。

花はシロテツと見た目変わらないです。

雌雄の花とも
かなりこぶりな白い花弁4、おしべ4、めしべ1です。

雌花は柱頭が見えますが、
雄花はそれがないです。

おしべの葯の差はわかりにくいですが、
雄花の方がはっきりとついています。

posted by mulberry at 08:30| 東京 ☁| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年04月11日

かろうじて陸続きの鯨崎

DSCN5057.JPG


PB070111.JPG


4/11  旧3/19  晴れ


父島南東部の巽湾に巽崎が
あります。

西海岸方面から見ると、
まさにクジラのよう。

島のように見えます。

しかし、
鯨崎という名の通り、
島ではなく、父島の一部。

父島の鳥山側から見ると、
ごくわずかにつながっています。

つながっている部分は
浜辺と少し盛り上がった岩場です。

海面があと2-3m上がると、
きっと島になりますね。
posted by mulberry at 15:55| 東京 ☀| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする