2016年01月26日

2016近自然工法山道補修・・路肩の崩落個所

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今年も
近自然工法の山道補修が実施されています。

例年通り、
指導員は北海道山岳整備の岡崎氏。
http://www.potato.ne.jp/sangakuseibi/sangakuseibi002.html

昨日1/25、
僕の作業当番日で、妻も一緒に現場に出かけました。

出発地点から作業現場までは
いつも通り、荷をかついでです。

この日の作業は、
路肩の崩落地で、道幅がかなり狭くなっていたところです。

そこに材をあてがって、路肩をしっかりとさせ、
歩きやすくしました。

出来上がって見ると、
ごく普通の路面に見えるくらいまで改善しました。

次の当番日は1/28です。
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2015年10月08日

小笠原村エコツーリズム推進全体構想の認定申請

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10/8 旧8/26  晴れ

昨日午後
小笠原エコツーリズム協議会が開催されました。

主たる議題は
小笠原エコツーリズム推進全体構想の認定申請についてです。

長くかかりましたが、ようやくまとまりました。

協議会で認定申請について承認されました。

小笠原の全体構想の肝は
協議会の役割です。

協議会は、連絡調整にとどまらず、
協議や合意形成を図るものとしています。

今後、
環境省に認定申請し、その認定を待つこととなります。

 
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2015年10月05日

旭山の先端に新設された階段

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旭山山頂に至る遊歩道の工事もそろそろ終わるようです。

大きな石段のところに、段を増やしたりして、
以前より、歩きやすくなっています。

欲を言えば、
もう少し、段差を低くしてほしいところもありました。

まだ雨が降ったときに、
赤土で滑りそうなところも、もっと改善してほしかったです。

山頂の先端部への上りも階段が新設されました。

ここは
とても歩きやすくなりました。
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2015年09月26日

大雨にも強かった近自然工法

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9/26  旧8/14  晴れ

先日の台風では
合計で200㎜を超え、1時間で80㎜近い雨が降った時間帯もありました。

その後、山道を歩いていて、
近自然工法の補修のところも通りました。

全部を見たわけではないですが、
ほとんど元のまま問題ない状態でした。

木の階段、沢筋の石積みなど、
みなしっかりとしたままです。

近自然工法、
小笠原では再評価されるのではないでしょうか。
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2015年08月16日

近自然工法山道補修の効果

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冬場の近自然工法山道補修では
雨で浸食されやすい場所の補修もしていました。

ここは雨で流路が変わっていた場所です。

それをもとに戻すように補修しました。

先日の台風、200㎜の雨でも、問題なし。

効果ありでした。

近自然工法での山道補修、今後ももっと広げたいですね。
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2015年04月28日

平成27年度第1回小笠原エコツーリズム協議会

4/28午後
平成27年度第1回小笠原エコツーリズム協議会が開催されました。

僕も団体の代表として出席しました。

議題は
平成26年度事業・会計報告
平成27年度事業計画・予算案
要綱の一部改正
エコツーリズム推進全体構想について です。

いくつかの質疑・意見のあと承認されました。

要綱の改正については
新たな委員尾を加える時の規定が追加されました。

全体構想については、
夏ごろに最終案決定したのち、臨時協議会を開くことになりました。
認定は秋ごろの予定です。
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2015年04月18日

日本沿岸域学会誌「世界自然遺産の島 小笠原諸島におけるエコツーリズムの展開」

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日本沿岸域学会誌 Vol.27 No.4 (第27巻 第4号)
特集「沿岸域の新たな利用と海洋観光」でした。

記事の依頼を受け僕が書いたのが、
「世界自然遺産の島 小笠原諸島におけるエコツーリズムの展開」 です。
http://www.jaczs.com/03-journal/gakkaishi/index.html
http://www.jaczs.com/03-journal/gakkaishi/gakkaishi/ga27_4.pdf

内容は
小笠原諸島、特に父島の遺産前後の様子について書いています。

なおこの学会誌はPDFで内容をアップはしないようですので、
類似記事はうちの㏋をご覧下さい。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-94.html
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2015年02月23日

2015近自然工法・・番外・土留め施工

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2/23  旧1/5  晴れ

これまで何度か
近自然工法の山道補修の記事を書いていきました。

その後、何度か歩いてみて、
歩きやすくなり、危険度も下がっていることを感じています。

今回は番外編。

歩くところではなく、
土壌崩壊がおきている場所の土留め施工です。

歩道の脇が斜面になっていて、赤土が露出して状態です。

これ以上の崩落や浸食を防ぐのに施工しました。

これも効果が出るといいですね。
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2015年02月21日

2015近自然工法山道補修・・流路の固定

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2015年1-2月の近自然工法山道補修も最後の記事です。

ここは雨が降ると、水が流れる谷筋です。

山道が横ぎっていて、
そのあたりから流路がそれて、別な場所が浸食されていました。

それを修正して、
水の流れが元の流路に戻るようにしたものです。

このあと、
まとまった雨が降った時に効果はわかるでしょう。

指導の岡崎氏は
父島が終わり、母島でも指導してくれています。
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2015年02月18日

2015近自然工法山道補修・・石積み固定

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2/18  旧12/30  曇り

大村第二砲台跡周辺の村歩道です。

もともと
岩がごろごろして歩きにくかったところです。

そういうところが2ヵ所ありました。

そこを
石積み固定して歩きやすくしてもらいました。

その1ヵ所です。

近自然工法は部分的な修復にも役立つので、
都の遊歩道などで活用すればいいのですが・・・
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2015年02月15日

2015近自然工法山道補修・・大村第二砲台跡

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2/15  旧12/27  曇り

2015近自然工法山道補修、
父島の作業期間終了しました。

指導してくれたのは北海道の岡崎氏。
夏場はトマト栽培と近自然工法と掛け持ちで忙しいそうです。

北海道山岳整備
http://www.potato.ne.jp/sangakuseibi/sangakuseibi002.html

さて、
今回の現場はまちから一番近い大村第二砲台跡。

段数5段ほどのわずかな斜面ですが。
雨が降るととてもすべりやすいので施工しました。

こういう身近な場所にあると
この工法も島の人にも認知してもらいやすくなります。
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2015年02月05日

2015近自然工法山道補修・・環境省アクティブレンジャーも頑張る

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2/5  旧12/17  晴れ

近自然工法山道補修、
昨日は僕にとっては6回目の作業日でした。

この日は
環境省アクティブレンジャーも1人参加していました。

作業メンバーは
有償で働くのはガイドさんたちです。

ただし予算の関係で、
有償は1日1人なのです。

それでは人員が足りません。

でも、
ボランティア、村役場職員、関係機関のメンバーも交代で参加しています。

昨日は
環境省アクティブレンジャーさんの参加日だったのです。

彼も頑張ってました。笑
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2015年02月02日

2015近自然工法山道補修・・こんな材でも使えます

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昨日の作業で作った階段のところです。

こんな曲がったような材でも、
現場の形にあっていれば使えるんです。

この曲がった材のところは
右端はビロウの幹で固定、中間で杭も入れてあります。

杭のところは、出っ張りますが、
斜面でそこを通らないようにという意味合いです。

左側は下側の材と縦の材と鎹でつないで固手いです。

こうやって近自然工法は
現場の地形に合わせ趣のある施工もできます。
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2015近自然工法山道補修・・旭と妻も

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2/2  旧12/14  曇り

近自然工法山道補修、
昨日、僕にとっては5回目の作業日でした。

日曜日で旭と妻も参加。
旭は先週に引き続き、妻は初参加です。

2人はボランティア参加です。
旭は僕が小遣いあげますが。笑

妻もガイドやっていますので、
作業の現場を見てやっておくことはガイドネタにもなります。

作業では
うちの家族3人1チームで、段を作っていきました。

5段ほどできました。

ちなみに
写真は作業を終えて、戻ってきたところです。
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2015年01月29日

2015近自然工法山道補修・・千尋岩ルート

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1/29  旧12/10  曇り

昨日は
近自然工法山道補修、僕の当番日でした。

千尋岩ルートの作業は
作業場所変わり上の段に移っています。

作業の要領は同じような感じです。

ただし、樹木の根が露出していたりすると、
デザインもまた変わってきます。

その根を露出したまま生かすか、石の下に隠してしまうかなど、
考えます。

この場所では
横へのはみ出しがないように縦の材もいれました。
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2015年01月26日

2015近自然工法山道補修・・小砂利集め

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これは昨日の作業で
旭と僕とで小砂利を集めているところです。

これも小砂利でも箱にたくさん詰めると、
無茶苦茶重いのです。

そして現場で
石を詰めた隙間にこれを埋めていきます。

作業直後は
まだ固定が足りない気がします。

でも、そのうちしっかりなじんで、
石の面がしっかり固定されてきます。
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2015近自然工法山道補修・・現場合わせ

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近自然工法では
規格化された材料は使いません。
(鎹で一部釘は利用します。)

切り出した丸木と石との組み合わせです。
細めの丸木は杭としても利用します。

父島の作業では
丸木はモクマオウ(外来種)を使っています。

材が固く、腐りにくいですね。虫にも強いです。
ただし重いので、荷運びで苦労します。

現場では一段ずつ考えながら
それぞれの形に合うように、材料を選びんで作業が進みます。

上下の段とのバランスも大事です。

この現場では
下の段から上に向かって進んでいます。

この場所は、荷運びがある往路は2時間弱と遠いので、
作業時間も限られます。

4-5人のメンバーで作業に行って、
できるのは10段以下ですね。
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2015年01月23日

2015近自然工法山道補修・・まとまった雨のあと

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1/23  旧12/4  曇り

昨日、50㎜以上のまとまった雨になりました。

早朝、沢の現場見てきました。

施工時は枯れ沢だったところも
水が流れています。

石組みはばっちりです。
飛び石のところが1ヵ所グラグラしました。

これが許容範囲か、再施工かは、
指導者の方に見てもらおうと思います。

この歩道は道路から近く、軽装での利用が多いので、
このくらいの水量ですが施工が必要なのです。
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2015年01月22日

2015近自然工法山道補修・・石組み(石積み)施工

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桑ノ木山歩道の沢筋の石組施工です。

この作業時は僕は行きませんでした。
なので完成後の現場を見てきました。

この沢はほとんどが枯れ沢ですが、
降雨量の多いときには水が流れています。

この沢を超えると、展望所があります。

土が露出しているところは
濡れていると滑りやすい状態でした。

そこで
降り口は石組施工で、沢には飛び石が据えられました。

これでかなり渡りやすくなりました。

あとは多雨の時に
どうなっているか確かめます。
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2015年01月21日

2015近自然工法山道補修・・資材運びはつらいよ

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今日からの作業は千尋岩ルートです。

まずは資材矛運びから。

ふもとで調達した外来種駆除材を
現場まで担ぎ上げます。

背負子に乗せて、えっちらおっちら。

現場まで約2時間の運搬です。

さらに石材も必要です。

こちらは現場近くのガレ場から拾い集めます。

そしてやはりえっちらおっちら。

疲労困憊です・・・・・。

posted by mulberry at 16:36| Comment(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする