2017年04月01日

「そうだ、星を売ろう」(永井孝尚)

そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル [ 永井孝尚 ] - 楽天ブックス
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「そうだ、星を売ろう」(永井孝尚)
http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321510000022/

阿智村は
天空の楽園 日本一の星空ナイトツアーが好評です。

その阿智村の
ナイトツアーを軌道に乗せるまでを描いています。

ただし
実話に基づくビジネス物語として。

きっかけは
地域でディズニーを超えるということ。

そこで目をつけのは日本一の星空でした。

そこから
「日本一の星空でディズニーを超える」というビジョンができます。

そして星空ナイトツアープロジェクトが動き出します。

プロジェクトは
変革のための8段階プロセスに沿って進めていきます。

途中で横槍や無関心も入ってきます。

8段階のプロセスを1つ1つクリアして
星空ツアーが軌道に乗っていきます。

新たに地域で何か起こそうとしてる方、
必読の書ですね。

本書では
補助金は投資の原資として使うべきとして、
値引きに使うことを否定しています。
posted by mulberry at 14:09| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

「白秋全集29  歌謡集1」北原白秋

【中古】 白秋全集 29 / 北原 白秋 / 岩波書店 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 - もったいない本舗 楽天市場店
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「白秋全集29  歌謡集1」

「パパヤの花」というタイトルで
小笠原の風物が33篇ほどおさめられています。

1922(大正11年)に発表されています。

パパヤとは
植物・果実のパパイヤのことですね。

びいでびいで(デイコ)、正覚坊(青海亀)、アホウドリ、
仏草花(ハイビスカス)、ウグイス、タマナ、トマト、独木舟(カヌー)
など出てきます。

今ではまず使わない
「おじゃれ」という表現もあります。

島名・地名もでてきます。
posted by mulberry at 08:52| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

「多人種もの傑作短篇選」(ジャック・ロンドン)

ジャック・ロンドン多人種もの傑作短篇選 [ ジャック・ロンドン ] - 楽天ブックス
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「多人種もの傑作短篇選」日本語訳(ジャック・ロンドン)
8篇でなっています。

そのうちの冒頭の1篇が
小笠原・父島のことがかかれています。

タイトルは「Bonin Islands」

1893年に
アザラシ狩り船員として来島した時のことが書かれています。

Ⅰは小笠原の歴史や自然の概略
Ⅱはアザラシ狩り船隊が来た時の様子

Ⅱでは島民が船隊との商売で儲けたこと、
島内でのトラブル、和解などが書かれています。

この時、一時は物価が高騰したようです。
posted by mulberry at 09:41| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年02月23日

「白秋全集7  歌集2」(北原白秋)

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「白秋全集7 歌集2」には
小笠原の歌 10首がおさめられています。

初出は大正6年6月1日です。

そのうち2首紹介します。
「ちちのみの 父の島より 見わたせば
           母の島見ゆ 乳房山見ゆ」

「大わだつみの 波にただよふ 椰子の実の
         はてしも知らぬ 旅をするかも」
posted by mulberry at 08:12| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年02月09日

「白秋全集 16」(北原白秋)

白秋全集16に、南海異聞という題で
「小笠原の夏」「小笠原島夜話」の小編があります。

北原白秋が小笠原に滞在したのは
1914年(大正3年)3月から6月までです。

短い文章から、父島の生活がうかがえます。
「油虫とハエは非常に多かった。

 デイコのことはビーデビーデと書いています。

 トマトがどこでも出てきたようです。

 明治政府が統治以降は
 帰化人系の方はかなり圧迫を受けていたことがうかがえます。

 島内の物価は高かったようです。

 正覚坊(アオウミガメ)は缶詰で出荷。

 志摩は浮世離れしているようで、浮世の縮図

 島司(阿利孝太郎)排斥運動のことや碑のこと  」  など。

https://www.amazon.co.jp/%E7%99%BD%E7%A7%8B%E5%85%A8%E9%9B%86%E3%80%8816%E3%80%89%E8%A9%A9%E6%96%87%E8%A9%95%E8%AB%96-2-%E5%8C%97%E5%8E%9F-%E7%99%BD%E7%A7%8B/dp/4000909568
posted by mulberry at 10:32| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年02月07日

クイズ:長澤まさみ、綾瀬はるか、新垣結衣のうち、父島に来たことあるのは?

【中古】 Summertime Blue 長澤まさみ写真集 /長澤まさみ(その他),斎藤清貴(その他) 【中古】afb - ブックオフオンライン楽天市場店
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正解は長澤まさみさんです。

彼女が16歳のときで
まだそれほど有名ではない時期に撮影に来ました。

撮影に来ているのは知っていましたが、
現在を想像すらしませんでした。

「 Summertime Blue 長澤まさみ写真集」
2003年発行です。
http://hon.gakken.jp/book/1340212800

父島で撮影したものです。

小笠原ファンの方も必見ですよ。

なお新垣さん、綾瀬さんも、
僕が知らないだけでひょっとしたら来ているかも?

この3人のうち、
だれでもいいから、来島しないかな!!

posted by mulberry at 07:33| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

トマト3首 by中島敦全集1

中島敦全集(1) [ 中島敦 ] - 楽天ブックス
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中島敦全集1には
小笠原を題材にした短歌があります。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480027511/

その中に
トマトについて3首あります。

この時期、人気のトマト、
戦前もよくとれていました

「小笠原の 弥生はトマト 赤らみて 
          青水無月(あおみなづき)の 心地こそすれ」

「父島に トマト買へば 椰子の葉に 
          包みてくれし 音のゆゆしさ」

「トマト提げて わが行く道は 乾きたり 
          測候所の白き 屋根も見えくる」

中島敦が小笠原に上陸したのは
1936年3月25日、一日だけだったようです。

船は「橘丸」でした。

posted by mulberry at 16:41| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

「離島とメディアの研究 小笠原篇」(前納弘武)

【中古】 離島とメディアの研究 小笠原篇 小笠原篇 /前納弘武(編者) 【中古】afb - ブックオフオンライン楽天市場店
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「離島とメディアの研究 小笠原篇」(前納弘武)、
2000年発行です。

本書はテレビに関してのことが大部分です。

小笠原では
他のメディアがが実質機能していませんでした。

船で運ぶ1週間分の新聞や雑誌、電波がほとんど入らないラジオ、
だったからです。

小笠原のテレビ放送の経緯は
1976年11月からケーブルテレビ開始、
1984年5月衛星放送開始、
1996年4月テレビ地上波開始(関東民放全局映る)


そういった経緯の中、
地上波放送開始前後にアンケート調査が3回が実施されました。
1995年11月、1996年6-7月、1998年3月

小笠原の住民構成(区分、職業)なども加味されて
分析されています。

小笠原の住民区分は
在来島民(外国系)、旧島民(日本人で戦前からの縁故者)、
新島民(戦後移住した人、転勤族も含む)。

職業構成は
公務員、土建、観光サービス、漁業など。

僕は1992年から住んでいます。
地上波が映るようになって、テレビがより身近になり、
あらゆる情報源としてより活用されるようになりました。


このころ返還30周年を過ぎたころでしたが、
2章の執筆者のコメントを紹介します。
「返還50周年の時点でも小笠原の自立発展の名目で
 なんらかの計画が国家的事業として続けられているかもしれない。」

大正解です。
posted by mulberry at 14:35| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

「外来種は本当に悪者か?」(フレッド・ピアス)

送料無料/外来種は本当に悪者か? 新しい野生THE NEW WILD/フレッド・ピアス/藤井留美 - オンライン書店 BOOKFAN
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2016年発行「外来種は本当に悪者か?」
http://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2212.html

原題は「THE NEW WILD」

外来種と在来種の攻防について、
人のかかわりも含めて全世界の事例を集めています。

ガラパゴスの事例は出てきますが
小笠原の事例はありませんでした。

現代は「人新世」としています。
21世紀はニュー・ワイルドと言います。

著者は
外来種の存在も認めたうえでの生態系を評価しています。
それがニュー・ワイルドです。

もう世界中に原始の自然はないのだと。
どこでもほぼ、過去や現在、人為が入っていると。
だからこそ、人新世。

人為による外来種排除については
かなり否定的に論じているように感じました。

外来種は
あちことから入ってくというスタンスです。

そのうえで
外来種と在来種が混じった生態系を認めます。

小笠原の生態系を守るための外来種対策を彼は
どう評価るるのでしょうか?

そしてこの本を
それに関わる人はどう読むのでしょうか?
posted by mulberry at 11:22| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「小説、君の名は。」(新海誠)

小説君の名は。 [ 新海誠 ] - 楽天ブックス
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「小説、君の名は。」2016年、書下ろしです。
http://shoten.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321603000121

映画「君の名は。」監督とこの小説の作者は同一人物、
つまり新海誠氏。
どちらが原作か微妙ということです。

年末、映画は見れなかったので、
こちらはネット配信まで我慢。

で、先に小説を。
ストーリーはほぼ同じなのでしょう。

ほぼ現実ではありえない話です。

男と女が入れ替わる、しかも3年もずれて。

女の住む町は隕石の衝突で壊滅的。
女は死亡リストに。

小説ではタイトルの言葉が2回出てきます。
実際には君の名は?ではなくて、君の名前?ですが。

その1回は最後のフレーズ。

小説はハッピーエンド。
映画の最後もかな?ネット配信待ち遠しい。
posted by mulberry at 10:33| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「辺境のフォークロア」(金子遊)

辺境のフォークロア [ 金子遊 ] - 楽天ブックス
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2015年初版発行、「辺境のフォークロア」
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309226194/

4章立てで、
琉球・奄美、樺太・蝦夷・東北等、小笠原、マリアナ・南洋等。

3章が小笠原なので、買いました。

小笠原考は
ジャック・ロンドンと瀬川清子、北原白秋の2部構成。

ジャック・ロンドンは1893年、小笠原に来島。
瀬川清子は1931年来島。
北原白秋は1914年来島。

考察は
いずれも在来島民(帰化人系・欧米系島民)に関してです。

小笠原は1830年から居住が始まりました。

日本人の定住以前は
白人、カナカ人(広く太平洋島民)などが住んでいました。

日本人の継続した定住は1876年以降です。

3者が訪ねた時は
日本人、在来島民が共に暮らす島でした。

彼らの興味・取材の対象となったのは
やはり在来島民の方でした。
posted by mulberry at 09:25| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

本「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(七月隆文)

ぼくは明日、昨日のきみとデートする [ 七月隆文 ] - 楽天ブックス
ぼくは明日、昨日のきみとデートする [ 七月隆文 ] - 楽天ブックス

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(七月隆文)
http://tkj.jp/book/?cd=72261001

ありえない設定の男女の恋を描きます。笑
それがタイトルになっています。

過去-現在-未来の流れではハッピーなのでしょうが、
現在はハッピーに終わらない物語。


京都の美大に通う南山高寿(みなみやまたかとし)が
電車の中で女性に一目ぼれし、アタック。

女性は
同じ年で美容の専門学校に通う福寿愛美(ふくじゅえみ)。

アタックは成功し、お付き合いが始まります。

彼女が忘れていったメモをきっかけに、
彼女の秘密が明かされます。

二人はお互いに
過去・未来で出会っています。

そして現在も・・・
posted by mulberry at 08:18| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

「雪煙チェイス」(東野圭吾)

雪煙チェイス [ 東野圭吾 ] - 楽天ブックス
雪煙チェイス [ 東野圭吾 ] - 楽天ブックス

ブルーガイド編集長M氏からいただいた本です。

「雪煙チェイス」2016年12月発行、文庫ですが、書下ろしです。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55323-8

スキー場が舞台のサスペンスものです。

最後はすっきり終わります。


大学生が犬の散歩のアルバイトしていた家庭で
飼い主の老人が殺されます。

凶器となった犬のリードに、
彼の指紋があり、容疑者に。

しかし
彼は犯行があった日はスキー場へ。

そして、
一人の女性と出会ったいました。

そのアリバイを求めて、
女性がホームグランドにしているスキー場へ出かけていきます。

そして・・・いろいろと・・
posted by mulberry at 11:34| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年01月14日

「感動の日本史」(服部剛)

感動の日本史 [ 服部剛 ] - 楽天ブックス
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「感動の日本史」(服部剛)
http://online.chichi.co.jp/item/1127.html

島民のS氏からいただいた本です。

11話まであり、小笠原がらみも2話あります。

各話で紹介される人物は
大伴部博麻、安藤信正・水野忠徳・小野友五郎・寺島宗則、
副島種臣・大江卓、鳥居信平、重松髜修(しげまつまさなお)、
樋口季一郎、栗林忠道、阿南惟幾(あなみこれちか)、
昭和天皇、ウズベキスタンに抑留された日本人、
琉球政府郵政庁職員など

全身全霊を託されたことに注ぐ人、きちんと筋を通し続ける人、
大局を見据えながら行動する人たち。

そういう人たちのやったことは後世につながるものなのですね。

小笠原の話は
第2羽、小笠原回収にかかわる話
第7話、硫黄島の戦い です。
posted by mulberry at 08:37| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年01月13日

「心に響く小さな5つの物語」(藤尾秀昭)

心に響く小さな5つの物語 [ 藤尾秀昭 ] - 楽天ブックス
心に響く小さな5つの物語 [ 藤尾秀昭 ] - 楽天ブックス


「心に響く小さな5つの物語」2巻発行されています。
http://online.chichi.co.jp/item/872.html
http://online.chichi.co.jp/item/938.html

島民のS氏からこの本をいただきました。

卒業式・入学式であいさつする身として
参考になる話です。


初刊では、第1話「夢を実現する」で、
イチローが6年生の時の作文が紹介されます。

5つの物語はみな実際の出来事です。

それぞれ違う境遇で、人がどう変わり、
どう前向きに生きてきたかが、よくわかります。

考え方や人との縁がとても大事なのでですね。
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「八月の六日間」(北村薫)

八月の六日間 [ 北村薫 ] - 楽天ブックス
八月の六日間 [ 北村薫 ] - 楽天ブックス

「八月の六日間」(北村薫)
http://shoten.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=321601000153

解説によると、
著者は山に行かずに書いたそうです。

表題のほか、計5編の作品です。

都会で編集者として働く女性が
登山をする行程がメインで書かれています。

山を下りた時の
付き合いや過去の恋人のこともちりばめられています。

山の行くことが
彼女にとって、大いなるストレス解消になっているようです。

いずれの作品も
複数日の山小屋どまり登山です。

行先は
9月の五日間・・燕岳・槍ヶ岳、
2月の三日間・・裏磐梯(雪山)、
10月の五日間・・蝶ヶ岳・燕岳、
5月の三日間・・白駒池・賽の河原
8月の六日間・・北アルプス南部(高天原から双六岳)


この本を読んでも、
僕は泊まりでの山歩きしたと思いませんでした。笑
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2017年01月10日

「恋のゴンドラ」(東野圭吾)

恋のゴンドラ [ 東野圭吾 ] - 楽天ブックス
恋のゴンドラ [ 東野圭吾 ] - 楽天ブックス

ブルーガイド編集長Ⅿ氏から紹介いただいた本です。

「恋のゴンドラ」、2016年11月初版発行。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-53695-8

舞台は里沢温泉スキー場。

普段は東京で勤める、
スノーボーダーたちの男女が繰り広げる恋の物語。

帯には
「この恋の行方は天国か地獄か」とあります。

全8編で、それぞれが1編ずつ完結しつつ、
8編がつながっています。

二股あり、どんでん返しあり、
ハッピーあり、悲劇ありです。笑

浮気には気をつけて下さい。爆笑
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2017年01月05日

絵本「おおきな木」(シェル・シルヴァスタイン)

おおきな木 [ シェル・シルヴァスタイン ] - 楽天ブックス
おおきな木 [ シェル・シルヴァスタイン ] - 楽天ブックス

絵本『大きな木」、単色の絵本。
http://www.asunaroshobo.co.jp/home/series/tree/index.html

かつて一度記事にしています。
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/386993101.html

僕が読んだのは本田錦一郎訳のもの。
村上春樹訳のはどう違うか読んでみたい気がします。

原題は「The Giving Tree」、つまり「与える木」です。

物語は確かにその通りです。

おおきな木は
少年から老人になるまで男に与え続けています。

木は
男に与え続けることで喜びを得ていました。

しかし、男に切られて切り株だけになった時だけ、
ちょっと表現が違っています。

「きは それで うれしかった・・・」
「だけど それは ほんとかな。」
(原作は「but not really」だそうです)


与えることが喜び、
そんな人間に僕はいつかなれるのだろうか?
posted by mulberry at 09:10| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年01月04日

「ききりんご紀行」(谷村志穂)

ききりんご紀行 [ 谷村 志穂 ] - 楽天ブックス
ききりんご紀行 [ 谷村 志穂 ] - 楽天ブックス

「ききりんご紀行」
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-786078-8&mode=1

著者の谷村氏と僕は
北海道大学農学部の同級生です。

北大では2年の途中で、
教養から成績順に志望の学科へ移ります。

彼女の学科は優秀だったはずですが、
僕は実はほぼ最後の方の残りの学科。

そのころ、
林産学科って、人気なかったんですよ。苦笑


さて本題。

ききりんごとは利きりんご、
要は利き酒みたいなものですね。

27編全部がりんごにまつわる話です。

彼女はこの本の元になる連載の時に
毎日りんごを食べていたそうです。

青森のリンゴの話題が主ですが、
他の地域のことも出てきます

彼女の体験・知識・失敗談が盛りだくさん。笑

この本を読むと、
りんごの種類は蘊蓄についてちょっと詳しくなれますよ。

日本の生産の9割は青森県だとか、
日本で一番出ているふじの登録は1962年だとかも。

りんごにまつわる絵本も出てきます。
「おおきな木」
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/386993101.html
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2017年01月01日

「”食”で謎解き 日本の歴史」(造事務所)

“食”で謎解き日本の歴史 料理と味でひもとく史実の新説!!奇説!?/造事務所【2500円以上送料無料】 - オンライン書店boox
“食”で謎解き日本の歴史 料理と味でひもとく史実の新説!!奇説!?/造事務所【2500円以上送料無料】 - オンライン書店boox

食を切り口にした歴史の新書。

世に知られた歴史に食の観点が加わると
また別な見方が出てきます。
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00890-5

本書は4つのパートです。
1.歴史人物の好物 15
2.歴史を変えるカギとなった料理・食文化 12
3.なじみの食材が日本史を翻弄 10
4.食にまつわるおもしろ歴史ばなし 30
計70編近く。


僕も
旧陸軍・海軍の脚気の顛末は知っていました。

こういう歴史ネタも面白いですね。
posted by mulberry at 13:42| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする