2018年04月15日

「父の作法」(辰巳渚)

192640.jpg

「父の作法」(辰巳渚)、2008年8月発行。
http://www.iwasakishoten.co.jp/book/b192640.html

女性作家の視点から見た父の作法。

サブタイトル「妻が望む10のこと」。

妻から見てこうあってほしいと思う父像が
10章に分けて述べられています。

「父は父であればいい」ということですが、
「父としてのあり方」を提示しています。

父の役目の1つとして
人間関係の作法を示すこと。

「父は倫理を子に教える」


さて、
自分に振り返って、今までできてたかしら?

妻に即座に否定されそうな気がします・・・苦笑

posted by mulberry at 07:47| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年03月29日

[遺言。」(養老孟司)

遺言。 (新潮新書) [ 養老 孟司 ] - 楽天ブックス
遺言。 (新潮新書) [ 養老 孟司 ] - 楽天ブックス

2017年11月発行、「遺言。」(養老孟司)
www.shinchosha.co.jp/book/610740/

著者いわく、
まだ元気なので、「遺言1.0」だそうです。

遺言というわりにはかなり難解です。

同じとは何か?
感覚と意識の違い。

わかるようで、わかりにくい話です。

そこを
わからないといけないのが意識。

同じあるいは同じにするというのはみな意識の表れです。
感覚では皆違うもの。

リンゴはリンゴなのが意識。
でも1つ1つ違うのが感覚でしょう。

意識がデジタルを作ったのは必然かもしれません。

2進法がコピー(記録)において
一番間違いが少ないからです。
posted by mulberry at 09:43| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「知っておいしい保存食事典」(実業之日本社編)

知っておいしい保存食事典 [ 実業之日本社 ] - 楽天ブックス
知っておいしい保存食事典 [ 実業之日本社 ] - 楽天ブックス

ブルーガイド編集長から紹介してもらった本。

2017年8月発行、
「知っておいしい保存食事典」
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00903-2

オールカラーで
世界中の代表的保存食図鑑66種と、保存食レシピ55種です。


いろんな保存食があるんですね。

料理は妻と僕の母任せでほぼノータッチですが、
蘊蓄を知っておくのは悪くないことです。笑

どんな味か、
食べるのがこわそうな保存食もありますね。
posted by mulberry at 09:22| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年03月08日

「陽をあびて歩く」(網谷厚子)

DSC_0517.JPG

知り合いで先生・詩人の網谷厚子さんの最新エッセイ。
2018年3月発行。
https://researchmap.jp/read0142196/

東京都の学校から沖縄の学校にうつってから、
沖縄暮らし。

居住場所は
何かと話題になる辺野古基地付近。

網谷氏とは
小笠原高校副校長で赴任時に小笠原かるた制作メンバーとして交流。

以後、著作を送っていただいたいます。

今は、
年賀状のやりとりくらいしかできていませんが・・

本エッセイ、
沖縄ぐらしで感じることや、詩人の世界のことなどが
主な話題となっています。

小笠原赴任のことも、頻繁に出てきます。

小笠原と沖縄の大きな違いの1つは
歴史・文化の深さでしょうか?
posted by mulberry at 10:20| 東京 ☔| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年02月27日

「明治維新で変わらなかった日本の核心」(猪瀬直樹・磯田道史)

明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書) [ 猪瀬直樹 ] - 楽天ブックス
明治維新で変わらなかった日本の核心 (PHP新書) [ 猪瀬直樹 ] - 楽天ブックス

2017年11月発行、
明治維新で変わらなかった日本の核心 (猪瀬直樹・磯田道史)
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83710-9

磯田氏は
テレビにもちょくちょく出ている歴史家、准教授(2018-2月時点)。
http://research.nichibun.ac.jp/ja/researcher/staff/s458/index.html

本書は2人の対談です。

磯田氏は
歴史で一番大切なのは「通史」だといいます。

そのため対談も、古代から近代に向けて、
日本の社会のなぜを歴史的経緯を論じています。

タイトルの通り、
明治維新で何もかも変わったわけでないのですね。

その核心の1つは、
権威と権力の使い分け

たとえば、
天皇と幕府などの政治的支配者による権力の二重構造。

この二重構造、現代でいうと、
本音と建て前とか、国家公務員などの官職などですね。

さあ、
歴史を通史で読んでみましょう

posted by mulberry at 10:11| 東京 ☁| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年01月28日

「戦国の地政学」(乃至政彦)

戦国の地政学 地理がわかれば陣形と合戦がわかる (じっぴコンパクト新書) [ 乃至政彦 ] - 楽天ブックス
戦国の地政学 地理がわかれば陣形と合戦がわかる (じっぴコンパクト新書) [ 乃至政彦 ] - 楽天ブックス


「戦国の地政学 地理がわかれば陣形と合戦がわかる」(乃至政彦)。

http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00906-3

ブルーガイド編集長から紹介いただきました。

本書では
戦国時代の戦場について、通説だけにこだわらず、
地政学の視点からで読み説いてもいます。

川中島、桶狭間、関ヶ原、姉川、上田城などの戦いが
検証されています。

最終章では地政学的基礎知識として
わりと気になる点が解説。

生産力、情報伝達、皇軍速度、輸送など。
posted by mulberry at 09:12| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年01月13日

「古地図から読み解く 城下町の不思議と謎」(山本博文)

古地図から読み解く城下町の不思議と謎 [ 山本博文 ] - 楽天ブックス
古地図から読み解く城下町の不思議と謎 [ 山本博文 ] - 楽天ブックス

「古地図から読み解く 城下町の不思議と謎」(山本博文)
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-00907-0

ブルーガイド編集長から紹介いただきました。

ブラタモリでは
取り上げる地域ではまちのつくりよくネタになっています。

元城下町は
いくら都会になっても、当時のまちわりが残っているんですね。

各城下町を
当時の地図と現在の地図で比較。

本書では
1章で江戸、名古屋、大阪は視点を変え細かく分析。
2章で現存天守の城を4ページで紹介。
3章でその他の城を2-4ページで紹介。
4章で、城下町の機能紹介。

自分が行ったことのある城は
実感があり、よりわかりやすいですね。

行ってから読むか、読んでから行くか?笑
posted by mulberry at 11:37| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2018年01月12日

「無私の日本人」(磯田道史)

無私の日本人 (文春文庫) [ 磯田道史 ] - 楽天ブックス
無私の日本人 (文春文庫) [ 磯田道史 ] - 楽天ブックス


「無私の日本人」(磯田道史)
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167903886

江戸時代に生きた3人の清冽な日本人の人生を描いていいます。
穀田屋十三郎、中根東里、大田垣蓮月の3編。

まさにぴったりなタイトルです。

無私ゆえ、歴史に埋もれていった3人。

穀田屋は宿場町の商人、中根は儒者、
大田垣は歌人蓮月流創始者。

穀田屋十三郎は
映画「殿、利息でござる!」の原作となっています。
http://tono-gozaru.jp/

3人の潔すぎる無私は
普通の人間には真似ができないでしょう。

あっぱれな生き様です!!
posted by mulberry at 15:17| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「時代の先へ-エプタ Vol.84 特集 東京島」

vol84.jpg

『エプタ』は、ヒノキ新薬株式会社が発行する企業文化誌です。
年5回発行されています。
http://epta.main.jp/aboutepta.html

購入もできます。
http://epta.main.jp/orderform.html

64号は特集・東京島です。
2017年11月に発行されています。
http://epta.main.jp/epta84.html

伊豆~小笠原諸島の成り立ちからはじまり、
東京の各島をコンパクトに紹介。

後半、小笠原父島・母島が出てきますが、
他の島より量が多くなっています。

表紙(千尋岩とザトウクジラ)、裏表紙(南島周辺の沈水カルスト地形)
も小笠原です。
posted by mulberry at 12:05| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「日本列島100万年史」(山崎晴雄・久保純子)

日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) [ 山崎 晴雄 ] - 楽天ブックス
日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語 (ブルーバックス) [ 山崎 晴雄 ] - 楽天ブックス


「日本列島100万年史」(山崎晴雄・久保純子)。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784065020005

ブラタモリが人気です。

ブラタモリは
地域の地形地質も大きなテーマの1つです。

そこでこの本ですが、
「おもに現代の列島を形作った100万年前以降(第四紀後半)を中心に、
 複雑な地形に富んだ列島の成り立ちを解き明かします。」

1章で日本列島の形成について
2章では、全国の地域ごとに、特徴的な場所の成り立ちについて、
まとめられています。

ブラタモリファンなら
どんどん読み進められるはず。

なお小笠原については
特に焦点が当てられてはいません。
posted by mulberry at 11:02| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年10月15日

本:「超要点解説ビジネスに効く!孫子の兵法」(福田晃市)

超要点解説ビジネスに効く!孫子の兵法 (ソフトバンク文庫) [ 福田晃市 ] - 楽天ブックス
超要点解説ビジネスに効く!孫子の兵法 (ソフトバンク文庫) [ 福田晃市 ] - 楽天ブックス

2011年文庫本発行、
「超要点解説ビジネスに効く!孫子の兵法」(福田晃市)
http://www.sbcr.jp/products/4797364095.html

相手に勝つためには
総合的にあらゆる手を打たなければいけません。

勝負の世界、
戦争も、ビジネスも同じなのでしょうね。

率直な感想は、
言うは・読むは易し、実行は・・・、という感じです。苦笑

付箋はたくさんです。

本書は2ページ単位で、
原文、翻訳、解説、エピソードでまとめられています。
posted by mulberry at 14:42| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年10月05日

本「新版 安売りするな!「価値」を売れ!」 ( 藤村 正宏)

新版 安売りするな!「価値」を売れ! [ 藤村 正宏 ] - 楽天ブックス
新版 安売りするな!「価値」を売れ! [ 藤村 正宏 ] - 楽天ブックス

2017年7月発行
「新版 安売りするな!「価値」を売れ!」(藤村 正宏)
http://www.nikkeibook.com/book_detail/32157/

2011年12月に発行したものを
全面的(80%ほど)に改訂したものです。

著者は
エクスマというマーケティング手法を提唱しています。

価値を売れとはいうものの、
商品・サービスには価値がないと思ったほうがいいとも書いています。

売れる売り方があります。

売る価値とは
関係性、個、好き、編集、逸脱というキーワードで説明しています。


あとは実践あるのみ。苦笑
posted by mulberry at 14:59| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年09月30日

「光る生きものはなぜ光る?」(大場裕一)

光る生きものはなぜ光る? ホタル・クラゲからミミズ・クモヒトデまで 生きもの好きの自然ガイド「このは」 / 大場裕一 【本】 - ローチケHMV 1号店
光る生きものはなぜ光る? ホタル・クラゲからミミズ・クモヒトデまで 生きもの好きの自然ガイド「このは」 / 大場裕一 【本】 - ローチケHMV 1号店

2015年8月発行、
「光る生きものはなぜ光る?」(大場裕一)。
http://www.bun-ichi.co.jp//tabid/57/pdid/978-4-8299-7389-9/Default.aspx

サブタイトルのとおり、ホタル・クラゲからミミズ・クモヒトデまで、
各種発光生物を紹介。

写真も多数。

発光生物の80%は海の生物だそうです。

どうやら、
カウンターイルミネーションの意味が強いようです。

(発光器が腹側にあり、
 光ることでで回りの色に溶けこみ目立たなくなる意味)

日本で見られる発光キノコは10種類程度。

まだ発光の意義は突き止められていません。
posted by mulberry at 16:23| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年09月17日

「恐竜はホタルを見たか」(大場裕一)

恐竜はホタルを見たか 発光生物が照らす進化の謎 (岩波科学ライブラリー) [ 大場裕一 ] - 楽天ブックス
恐竜はホタルを見たか 発光生物が照らす進化の謎 (岩波科学ライブラリー) [ 大場裕一 ] - 楽天ブックス


2016年5月発行
「恐竜はホタルを見たか」(大場裕一)
https://www.iwanami.co.jp/book/b243758.html

著者の専門は発光生物学。

発光生物について、いろいろ学びがあります。

発光の基本は
ルシフェリン(基質)とルシフェラーゼ(酵素)です。
(他にもある)

でも、
生き物ごとに発光メカニズムは違うそうです。

四足動物、植物は光るものがありません。

発光生物の大部分は海の生物だそうです。

隠れ場所がないためとか、
セレンテラジン(ルシフェリンの一種)が豊富にある、
などが理由として考えられるようです。
posted by mulberry at 16:15| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年09月10日

「日本を教育した人々」(齋藤孝)

9784480063908.jpg

2007年11月発行
「日本を教育した人々」(齋藤孝)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480063908/

本書で取り上げているのは4人の人物。

教育という視点で
人物を評価しています。

面白い視点だと思って、
本書を読みました。

僕は
その4人の人物の生き様や作品に共感しています。

各人物の著作も
いくつかは読みました。

その4人とは
吉田松陰、福沢諭吉、夏目漱石、司馬遼太郎。

第1章 吉田松陰と沸騰する情熱の伝播
第2章 福沢諭吉の「私立」という生き方
第3章 「夏目漱石」という憧れの構造
第4章 日本史をつなぐ司馬遼太郎

posted by mulberry at 16:31| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「難しいことはわからないので、「孫子の兵法」について世界一わかりやすく教えてください。」(福田晃市)

難しいことはわからないので、「孫子の兵法」について世界一わかりやすく教えてください。 [ 福田晃市 ] - 楽天ブックス
難しいことはわからないので、「孫子の兵法」について世界一わかりやすく教えてください。 [ 福田晃市 ] - 楽天ブックス

2016年3月発行
「難しいことはわからないので、「孫子の兵法」について世界一わかりやすく教えてください。」
(福田晃市)。
http://www.sbcr.jp/products/4797386974.html

文章のような本のタイトル。

僕が人吉海軍航空基地跡の見学に行ったときに
著者も同行してくれました。

ボランティアで、
ここの戦跡の整備やPRをされています。

さて本書ですが・・・
世界一わかりやすいかどうかは・・・??ですが、
13章(チャプター)に分かれています。

各章の各項目ごとに
原文、要点、4コマ漫画、解説、エピソードとなっています。

解説は
「普段の生活や仕事に役立てるには、どのようにすればよいか」
をテーマに構成されています。

各項目、
要点がまさにその通りだと思います。

実行は
そう簡単じゃないなというのがいくつもあるというのが
率直な感想です。苦笑
posted by mulberry at 15:55| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

蝙蝠 by 中島敦全集Ⅰ

中島敦全集(1) (ちくま文庫) [ 中島敦 ] - 楽天ブックス
中島敦全集(1) (ちくま文庫) [ 中島敦 ] - 楽天ブックス

中島敦全集Ⅰ、
「河馬」に蝙蝠3首あります。

1首目は
オガサワラオオコウモリのことです。

あとの2首はどうでしょう?

・小笠原の 大蝙蝠は 終日(ひねもす)を 
      蓑虫のごと ぶら下がりたり

・昼を寝る 倒さ(さかさ)蝙蝠  よく見れば
     狡げなる目を  あいてゐにけり

・手の骨の 細く不気味(けうと)き 蝙蝠は
     ひねこび顔に 何をたくらむ
posted by mulberry at 15:07| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」(川上和人)

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [ 川上 和人 ] - 楽天ブックス
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。 [ 川上 和人 ] - 楽天ブックス

「鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。」(川上和人)
http://www.shinchosha.co.jp/book/350911/

こんなタイトルですが、
著者は絶対鳥好きだと思いますよ。


ある書評で「無駄に面白い」というのがありました。
確かにその通り。

この無駄がなければ、
文章はきっと半分の分量ですんでいるでしょう。

でも、「無駄に面白く」なくなります。

著者のカミングアウトもちょこちょこ見られますので、
それをネタに突っ込める人もいるかもしれません。

この鳥類学者のメインフィールドは
小笠原諸島。

そのため、
小笠原ネタが多くなっています。主といってもいいかしら。

鳥類の雑学的知識や小笠原の鳥類の生態について
学ぶこともありますよ。


2017年5月末、突然、
カールの中京以東での販売終了のお知らせ。

テンション下がっている1人がこの著者であろうことは
本書を読めば一目瞭然。


さて本書のタイトルは
著者の名刺の肩書とともに長すぎる。

略はなんでしょうか。
鳥本、鳥好き本・・・???

posted by mulberry at 14:45| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

ヒメツバキの新緑(新芽)は水をよくはじく

DSCN1734.JPG

5/25  旧4/30  晴れ

雨の日に森を歩くと、
水に関係したことで発見があります。

例えば、
ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)の新芽(新緑)。

丸い水滴になっていて
水をはじいているのがよくわかります。

古い葉だと、全体に濡れたようになっていて、
全くはじいていません。

ヒメツバキの新芽は
うっすらとした毛があります。

それが水をはじいて、
丸い水滴になるんでしょうね。

雨の日の観察日記でした。笑
posted by mulberry at 14:10| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

2017年04月10日

「離島エコツーリズムの社会学」(古村学)

離島エコツーリズムの社会学 [ 古村学 ] - 楽天ブックス
離島エコツーリズムの社会学 [ 古村学 ] - 楽天ブックス

2015年3月発行
「離島エコツーリズムの社会学」
http://www.yoshidapublishing.com/booksdetail/pg658.html

サブタイトル「隠岐・西表・小笠原・南大東の日常生活から」

対象となっている離島はサブタイトル乗っ取り4島。
厳密には、隠岐は西ノ島、小笠原は父島です。

この4島を
離島性(高・低)、観光依存度(高・低)で4類型しています。

離島性高・観光依存度高・・父島
離島性高・観光依存度低・・南大東
離島性低・観光依存度高・・西表
離島性低・観光依存度低・・西ノ島

なお
西ノ島はエコツーリズムへの言及はありません。

初出からは10年ほどたっているので、
現在は状況が変わっていることもあろうかと思います。

各島の章で
4類型の特徴がよく示されていると思います。

また、エコツーリズムと地域とのかかわりが
よく示されています。

「正しい」エコツーリズムを
地域として一番うまく活用できているのは父島であることは
本書でも言及されています。
posted by mulberry at 15:13| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする