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マルベリーの日記&小笠原情報箱
「マルベリー」代表・吉井信秋が日記と小笠原での情報を紹介します。
情報も豊富な過去の記事も参考に。
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2019年07月20日
テリハボクの白い花
7/20 旧6/18 晴れ
海岸付近の樹木、
テリハボク(タマナ・フクギ科・広域分布種)。
白い花を
たくさんつけています。
ヒメツバキの花とサイズは似た感じですが、
テリハボクの方がより白いです。
花は白ですが
萼片もほぼ同じ色。
手前の大きめの4弁が花弁、
奥の大2弁・小2弁が萼片です。
おしべ多数、
めしべ1で、付け根の赤い子房がアクセントになっています。
ちっちゃなサクランボみたい。
posted by mulberry at 08:17| 東京 ☀|
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2019年07月14日
似て非なるホソバクリハラン・ムニンサジラン
ムニンサジラン
ホソバクリハラン
ホソバクリハラン胞子嚢群
ムニンサジラン胞子嚢群
7/14 旧6/12 晴れ
ホソバクリハランとムニンサジラン、
どちらも固有種です。
ランといっても、シダですよ。
同じような場所で、
生えているところもあります。
一般的には
ホソバクリハランは岩上・樹上に着生、
ムニンサジランは岩上・地上に
着生していることが多いです。
葉の形は比較的似ていますが、
ムニンサジランは先が尖り、
ホソバクリハランは先がやや丸くなっています。
胞子嚢群つき方ははっきり違います。
ムニンサジランは線形、
ホソバクリハランは円形です。
posted by mulberry at 08:03| 東京 ☔|
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2019年07月13日
黄花が目立つゴールデンシャワー花
7/13 旧6/11 曇り
人家まわりで
大きく育ったナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー・マメ科・外来種)。
花をつけると、
黄花がよく目立ちます。
地面にも
落ちた黄色の花弁が広がります。
本種はマメ科ですが、
花は普通に5つの花弁が広がるタイプ。
1つの花は
5弁、おしべ10、めしべ1。
おしべ10は、
長3、短7に分かれています。
posted by mulberry at 08:24| 東京 ☀|
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2019年07月11日
クロトンノキ(クロトン)雄花
近所にあるクロトン(トウダイグサ科・外来種)、
花をつけていました。
種名は
クロトンノキ・クロトン・ヘンヨウボクなどと言います。
雌雄同株ですが、
雄花・雌花は分かれています。
この写真は雄花です。
花序の先に複数の雄花。
目立つのは多数のおしべ、
後ろにそっくり返った花弁(5-6)です。
posted by mulberry at 09:14| 東京 ☁|
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2019年07月07日
オガサワラグワの切株展示
7/7 旧6/5 晴れ
オガグワの森の入口です。
大きなオガサワラグワ(クワ科・固有種)の切株があります。
どこからか出てきたものでしょうか?
重機がないと運べないサイズです。
ここは、
村役場がオガサワラグワ(クワ科・固有種)を植栽して
森づくりを始めた場所です。
まだ若い個体ばかりですので、
現時点ではあまり面白くはありません。
数十年後が楽しみです。
ちなみにうちの屋号・マルベリーは、
クワのことですからね。
posted by mulberry at 07:20| 東京 ☔|
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2019年06月27日
トックリランの花
6/27 旧5/25 晴れ
トックリラン(キジカクシ科・外来種)の花が
咲いています。
他の場所にある個体も
花が咲いていました。
花序に
多くの白い小花がつきます。
花被片は6、おしべ6、めしべ1。
しかしトックリラン、
紛らわしい和名です。
幹がトックリ状なので、
これはよしとしましょう。
ランがいけませんね。
また見た目は、ヤシ科にも見えますが、
キジカクシ科です。
同じ科には
アオノリュウゼツラン、サイザルアサ、チトセランなどがあります。
posted by mulberry at 07:25| 東京 ☀|
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2019年06月25日
6月下旬、ヒメツバキ、ところにより満開
父島で、とても個体数の多い樹木、
ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)。
5月ごろから少しずつ花が咲き始めて、
6月下旬、ところにより、満開です。
まだつぼみの所もあります。
小さな島の中、
同じ種でも、かなり花期にばらつきがあります。
花は乳白色、5弁、
おしべ多数、めしべ1です。
咲き始めすぐのおしべの先は
オレンジ色があざやかです。
posted by mulberry at 12:02| 東京 ☁|
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フェイジョア花
6/25 旧5/13 晴れ
少し前、
フェイジョア(フトモモ科・外来種)の花が咲いていました。
今年は
花を1輪しか見なかったです。
生えている個体も、
1か所の1本しか知りません。
花はピンク色、5弁(4弁もまざる)で、
おしべ多数、めしべ1です。
posted by mulberry at 07:32| 東京 ☁|
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2019年06月24日
保護増殖株、ヘラナレン花
6/24 旧5/22 晴れ
保護増殖株のヘラナレン(キク科・固有種)、
花が咲いています。
父島では見られませんが、
母島に行けば、自生しているところがあります。
花期は普通11月頃のようですが、
保護増殖株はそれ以外の時期も、花をつけています。
花は白、
1つの頭花に5つの舌状花です。
キク科ですので、
5弁花ではありません。
舌状の部分と対になって
1つのおしべ・めしべがのびています
先端にめしべ、
軸のところにおしべがついています。
posted by mulberry at 17:54| 東京 ☔|
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2019年06月20日
タコノキ雄花(雄株の花)
6/20 旧5/18 曇り
タコノキ(タコノキ科・固有種)は雌雄異株。
雄株が
穂状花序をのばして花をつけだしています。
花序を包んでいる総苞は
トウモロコシの皮のような色合いです。
雄株の花(雄花)は
おしべだけが多数ついています。
セイヨウミツバチが集まってきます。
posted by mulberry at 07:48| 東京 ☁|
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2019年06月18日
ウコギ科・タイワンモミジ花
6/18 旧5/16 曇り
住宅の生け垣になっている
タイワンモミジ(ウコギ科・外来種)。
ポリスキアス・フルティコサ(ポリシャス・フルテイコサ)、
島名・ハゴロモ。
小さな花をつけています。
雌雄異株か雌雄同株か
よくわかりません。
この花は
めしべが退化して雄花のように見えますが・・・。
5弁花、おしべ5、めしべ1。
posted by mulberry at 08:16| 東京 ☁|
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2019年06月16日
オオバシマムラサキ花、短花柱タイプ
6/16 旧5/14 雨
オオバシマムラサキ(シソ科・固有種)の花で、
短花柱タイプ。
おしべ4より短いめしべ1があります。
雌雄異株で
このタイプの花は、実質、雄花(雄株の花)です。
雄株はめしべがあって短花柱タイプと
めしべが退化してないタイプとがあります。
基本の花のつくりは
淡紅色4裂、おしべ4、めしべ1。
http://ogasawara-info.jp/pdf/isan/shiyu.pdf
posted by mulberry at 07:17| 東京 🌁|
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2019年06月15日
ノヤシ花
6/15 旧5/13 曇り
ノヤシ(ヤシ科・固有種)の花です。
花序に小花がまとまってつきます。
本種は雌雄同株で、
花は雄花・雌花に分かれます。
資料によると、
3つの花が1つの花群となり、
中央が雌花、両側が雄花です。
花は花弁・萼片それぞれ3、おしべ6、めしべ1です。
雄花は
めしべが退化しているものと思われます。(要確認)
中央部写真の花は
3裂の柱頭が見えるので、雌花と思われます。
再度、
花・雌花の観察が必要です。
posted by mulberry at 07:44| 東京 ☔|
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2019年06月12日
オガサワラアザミ、父島のわずかな自生地
6/12 旧5/10 雨
オガサワラアザミ(キク科・固有種)は
父島ではわずかに自生地がある程度です。
もともとヤギの食害の悪影響だと
言われています。
(クマネズミにも葉がやられるかも?)
集落近い浜場に
まとまった自生地があります。
ただし、磯伝いに行くので、
潮が引かないと、行くのは困難です。
花期になると、
たまに見に行きます。
今年も
5月初旬の大潮の干潮時に行ってきました。
年々、
数が減っているような気がしています。
モクマオウが成長して、
日陰になってきているせいかしら?
あるいはほかの影響か?
同じ場所に自生していたツルワダンも、
全く見つかりませんでした。
ちょっとまずいですね。
posted by mulberry at 08:00| 東京 ☀|
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2019年06月10日
シンノウヤシ、雌株の花(雌花)
6/10 旧5/8 曇り
雌雄異株のシンノウヤシ(ヤシ科・外来種)。
フェニックス・ロベレニー、ロベともいわれます。
雌株の花(雌花)です。
花序の先に
多くの雌花がついています。
のちに、果実となります。
雌花は
花被片でくるまれています。
(萼片・花弁とあわせて6か?)
花被片の隙間から
花柱・柱頭3がのびています。
街路樹として植えられている所では、
雌雄では雄株の方がかなり多いようです。
posted by mulberry at 07:59| 東京 ☁|
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2019年06月09日
華やかなホウオウボク花
6/9 旧5/7 曇り
ホウオウボク(マメ科・外来種)が
花期となっています。
大柄な赤い花を多くつけて、
遠くからも目立ちます。
華やかです。
父島集落では
街路樹や植栽木がそこそこあります。
かなり大木になっているものは
より花が華やかに目立ちます。
1つの花は
花弁5、萼片5、おしべ10,めしべ1です。
赤い花ですが、
一定の率で、1弁に白っぽいのが混ざります。
本種は、のち大きめの種をつけますが、
野生化して広がってはいないようです。
posted by mulberry at 07:01| 東京 ☁|
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2019年06月06日
オオバシマムラサキ、雄花と雌花
雄花
雌花
6/6 旧5/4 曇り
オオバシマムラサキ(シソ科・固有種)が
咲き始めています。
雌雄異株。
雄株の花(雄花)と雌株の花(雌花)は
おしべ・めしべを見ると違いが分かります。
基本の花のつくりは
淡紅色4裂、おしべ4、めしべ1。
雄花はおしべ4で、
めしべがないものと短いものの2タイプあります。
この写真は
めしべがないタイプです。
雌花は
めしべ1が長くのびています。
おしべ4もありますが、
雄花の花粉は発芽力がないようです。
http://ogasawara-info.jp/pdf/isan/shiyu.pdf
posted by mulberry at 07:45| 東京 ☀|
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2019年06月04日
シンノウヤシ(親王椰子)、雄株の花(雄花)
6/4 旧5/2 曇り・ガス
シンノウヤシ(ヤシ科・外来種)、
父島では主に街路樹として植栽されています。
本種は雌雄異株。
花期を迎えると、雌雄の違いが判ります。
雄株の花(雄花)は
3弁花で、花弁先がとがっています。
3弁で、細めの三菱のマークのように見えます。
おしべ6、めしべなしです。
学名から、
フェニックス・ロベレニー、ロべとも言われています。
八丈島では
観葉植物用に栽培されています。
和名は
高岳親王にちなんでいるようです。
http://www.jjbotany.com/pdf/JJB_085_51_52.pdf
だからシンノウヤシなのです。
posted by mulberry at 07:27| 東京 ☀|
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2019年06月02日
小花がまとまるシマカナメモチ
6/2 旧4/29 曇り
シマカナメモチ(バラ科・広域分布種)の花が
山地の各所で咲いています。
小笠原では
乾性低木林が広がる、父・兄島に分布。
バラ科の花ですが、
1つずつはとても小さい花です。
まとまって咲くので、
まとまりは直径5-10㎝ほどの円形に見えます。
1つの花は白花5弁。
おしべ20くらい、めしべ1(柱頭・花柱2)。
目を皿にして、よく観察してください。
posted by mulberry at 07:21| 東京 ☀|
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2019年06月01日
浜辺でコマツヨイグサの花
6/1 旧4/28 晴れ
コマツヨイグサ(アカバナ科・外来種)の花が
咲いています。
それほど大きくはありませんが、
黄色の花が目立ちます。
海岸の砂地や海岸に近い草地で
よく生えています。
南島でも
内陸部にかなり生えています。(除草対象種)
名前の通り、夜間に咲いていて、
翌日には、徐々にしぼんできます。
朝のうちだと、
まだ花弁が開いた状態のも見られます。
花の色も赤変していきます。
薄黄色の4弁花、
おしべ8、めしべ1(柱頭4裂)です。
posted by mulberry at 07:39| 東京 ☁|
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プロフィール
名前:吉井信秋
年齢:還暦過ぎたおじさん
誕生日:ハロウィーン
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職業:ガイド
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