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マルベリーの日記&小笠原情報箱
「マルベリー」代表・吉井信秋が日記と小笠原での情報を紹介します。
情報も豊富な過去の記事も参考に。
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2019年12月02日
2回目の開花、ナンバンサイカチ
12/2 旧11/6 曇り
ナンバンサイカチ(ゴールデンシャワー・マメ科・外来種)が
満開です。
これも台風で落葉したあと、
新葉がでて、開花してきたものです。
2回目の開花です。
黄花がよく映えます
花は5弁。おしべ10、めしべ1。
おしべ10は、
長3、短7に分かれています。
近づくと芳香もあります。
posted by mulberry at 06:55| 東京 ☁|
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2019年11月30日
モモタマナも時季外れに開花
11/30 旧11/4 曇り
時季外れに
モモタマナ(シクンシ科・広域分布種)が開花しています。
本種は落葉樹。
普通
新葉が展開し、少し遅れて開花します。
今年は10月の台風ですっかり落葉。
現在は新葉が出ている時期。
また
開花のスイッチが入ったのでしょうね。
花は5裂で、
萼片が花弁のように見えています。
写真の花は両生花の部分で、
おしべ10、めしべ1。
posted by mulberry at 07:06| 東京 ☀|
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2019年11月28日
時期が早いけど、カンヒザクラ花
カンヒザクラ(バラ科・外来種)が
ポツポツ咲いていました。
10月の台風の影響でしょうか、
花期が早すぎます。
ふつうは1月中旬以降です。
台風で葉が落ちてしまったりすると、
花期がずれて咲くものはたまに見かけます。
落葉によって、
開花のスイッチが入るものがあるのでしょうね。
花は桃色5弁、おしべ多数(20くらい)、めしべ1です。
花のしばらく後、
サクランボができますが、酸っぱいです。
posted by mulberry at 16:23| 東京 ☔|
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2019年11月24日
父島のコヘラナレン
11/24 旧10/28 曇り
父島では
ごくわずかしか生えていないコヘラネレン(キク科・固有種)です。
個体数が少ないのは
ヤギの食害によるものとされています。
この個体も
ネットで囲われています。
写真を撮った日は
天気も曇りで、花の開き具合がいまいちでした。
1つの頭花(5弁花に見える部分)に
黄色の舌状花5です。
1つの舌状花は、花弁のような部分と、
1つのおしべ・めしべが一体になった棒状のものとが1対です。
posted by mulberry at 07:47| 東京 ☔|
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2019年11月23日
シマイスノキの花柱は2裂
11/23 旧10/27 曇り
シマイスノキ(マンサク科・固有種)の花の先端部。
花の部分は、花弁はなく、
萼片・おしべ・めしべです。
おしべの葯とめしべの花柱は赤色。
先端部は
真ん中にめしべ1(花柱が2裂)。
めしべのまわりを
5前後のおしべがあります。
posted by mulberry at 08:13| 東京 ☔|
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2019年11月22日
ムニンタイトゴメ花
11/22 旧5/28 曇り
とある場所で
ムニンタイトゴメ(ベンケイソウ科・固有種)が
数個体咲いていました。
花は黄色、5弁。
おしべ10,めしべは5心皮です。
草丈2-3cmほどで、
花もこぶりです。
本種は岩場に生えていて、
気をつけないと踏みつけてしまいそうです。
父島では生えているところが
それほど多くないですね。
posted by mulberry at 07:21| 東京 ☁|
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2019年11月20日
ムラサキルエリア(ルエリア・ツベローサ)
11/21 旧10/25 雨
人家に近いとある道端で、
ムラサキルエリア(キツネノマゴ科・外来種)が咲いていました。
ルエリア・ツベローサ(リュエリア・ツベローサ)
とも言います。
ここは庭から逸出したものかしら?
花は紫、4-5裂。
筒部から
おしべ・めしべは出ていないので、わかりにくいですが、
おしべ4、めしべ1です。
posted by mulberry at 07:50| 東京 ☀|
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2019年11月15日
台風被害が少なかった植栽地(奥村都道沿い法面)
奥村・都道沿い法面、
自生植物植栽場所です。
2018年1月に
4年生が植栽した場所。
2年近くたってきました。
ヤギの食害などで、
生きのびている植物はおおむね4種に。
その4種は順調に育っています
すでにテリハハマボウは花もつけています。
幸い、台風21号では
さほどやられずに済みました。
見た目の感じとしては
8-9割は大丈夫ですね。
よかったです。
posted by mulberry at 15:21| 東京 ☀|
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2019年11月13日
ウチダシクロキ花
11/13 旧10/17 晴れ
台風21号の影響が気になったので、
とある場所のウチダシクロキ(ハイノキ科・固有種)を
見てきました。
この場所は1株しかありません。
幸い、大丈夫でした。
そして1か所だけ花もつけていました。
他の群生地も気になるところです。
本種は個体数が少なく、さらに減少傾向が強いので、
こういう自然の脅威も気がかりです。
花は乳白色、
5深裂(5弁ではありません)。
おしべは多数、5束生(五体雄蕊)。
めしべは1(柱頭は3裂)。
posted by mulberry at 07:28| 東京 ☁|
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2019年11月08日
シマイスノキの花
11/8 旧10/12 曇り
シマイスノキ(マンサク科・固有種)が
花をつけています。
昨日、夜明道路を歩いた時、
道沿いで何本もの花を見ました。
赤いのはおしべの色です。
花弁がなく、小さいので、
歩いていないと気づかないでしょう。
花期は
秋と春とがあります。
個体差なのか、その年で違うのか
調べる価値はありそうですね。
posted by mulberry at 07:12| 東京 ☀|
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2019年10月16日
メヘゴのソーラス(胞子嚢群)
10/16 旧9/18 曇り
メヘゴ(シダ・ヘゴ科・固有種)は
木性(木生)シダですが、低木性です。
そのため葉が
観察しやすい高さにあります。
胞子嚢群は葉の裏に
2列(主脈の両側に1列ずつ)でつくことが多いです。
先日、テレビ番組の撮影の取材で、
ソーラスがあるのを探してきました。
比較的簡単に見つかりますね。
posted by mulberry at 07:47| 東京 ☁|
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2019年10月14日
アコウザンショウの落果
10/14 旧9/16 曇り
台風の強風の影響で、
山の中は落枝、落葉、落果が多いです。
アコウザンショウ(ミカン科・固有種)の果実も同様です。
まだ熟れる前の青い状態です。
これは
アカガシラカラスバトの重要な餌資源。
この台風で、
オオコウモリの餌になる花や果実もかなり落ちたと思います。
餌不足が心配になりますね。
posted by mulberry at 08:58| 東京 ☁|
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2019年10月13日
落葉で一面の緑
台風19号の影響は
山中にもかなりあったようです。
ただし、
風向きの関係で場所によります。
風がまともに通り抜けたと思われるエリアの高木林は
落葉がすごいことに。
歩道が一面の緑。
光合成する葉が
こんなに落ちてもったいない。
倒木、落枝、落葉、
山中は、あちこちで普通にあります。
posted by mulberry at 11:05| 東京 ☀|
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集落まわりの倒木
10/13 旧9/15 晴れ
小笠原は
風もおさまり天気も回復傾向。
今回の台風は
200mm超える雨と長く続いた強風(一時暴風)でした。
まだ山の中はしっかり歩いていないので、
倒木・落ち枝の状況は不明。
集落まわりは
何本か倒木に気づきました。
横倒しになってるモクマオウは
僕が始め通った時はまだ倒れていませんでした。
この近くに車おいて、別な場所見に行って、
戻ってきたとき倒れていました。
車の置き場所がここだったらと思って、
焦りました。
危機一髪でした。
こういうこともあるんですね。
posted by mulberry at 07:45| 東京 ☀|
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2019年10月10日
セイタカオオニシキソウ花
セイタカオオニシキソウ(トウダイグサ科・外来種)花です。
とある空き地に大量に出ています。
見たのは10月ですが、
花もたくさんついています。
茎は無毛です。
花はごくこぶりで
ルーペが欲しいくらいです。
杯状花序の中に、
雌性先熟で、1つの雄花と複数の雄花。
しかし、
雌花も雄花も退化し、めしべとおしべに。
めしべは花柱3裂で、さらに先が2裂します。
おしべは複数です。
白い花弁のようなものは
腺体に着いたエプロン状の付属体。
付属体の内側にある部分が腺体で、
蜜をだしています。
難しいですね。
posted by mulberry at 09:22| 東京 ☁|
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2019年09月28日
メドハギの花
9/28 旧8/30 晴れ・曇り・小雨など
メドハギ(マメ科・外来種)の花です。
父島では、
毎年、同じ道端で出ています。
限られた道端です。
林内で見かけることもほぼないです。
うちのブログ見た限り、
花期は9月以降が多いようです。
花は白花で、
旗弁の中央部に紫色の模様がついています。
旗弁1が大きく目立ち、
下側に翼弁2(外)・竜骨弁2(内)の5弁構造です。
竜骨弁の中におしべ・めしべが隠れています。
おしべ10,めしべ1。
おしべは2体で、
1と9に分かれ、9は束になりめしべを包んでいます。
posted by mulberry at 16:26| 東京 ☀|
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2019年09月27日
ミルスベリヒユ花
9/27 旧8/29 曇り
ミルスベリヒユ(ハマスベリヒユ・ハマミズナ科・広域分布種)の花。
南島では
外周部の岩場に広範囲に生えています。
しかも海が荒れえると
しぶきがかかるような場所です。
南島サメ池の上陸地点でも
少し生えています。
上陸地点ゆえに、
あまりじっくり見ることもできなかな?
花はこぶりですが、
やや目立つ桃色です。
しかし
これは花弁ではなく、5裂の蕚片です。
おしべ多数、めしべ1(花柱・柱頭3)です。
posted by mulberry at 08:41| 東京 ☀|
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2019年09月20日
ムニンアオガンピ、あちこちで開花
9/20 旧8/22 天候不順
ムニンアオガンピ(ジンチョウゲ科・固有種)が
あちこちで開花しています。
花の数はかなり多いのですが、
小ぶりで、あまり目立ちません。
花弁はありません。
花弁のような4裂の萼片です。
筒部の中に、
おしべ8・めしべ1があります。
雌雄異株ですが、
筒部が小さいので、わかりにくいです。
花が咲いてすぐは
わずかに芳香があります。
posted by mulberry at 12:34| 東京 ☁|
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2019年09月19日
シマモチの新芽は赤い
9/19 旧8/20 晴れ
シマモチ(モチノキ科・固有種)の新芽です。
まだ出てきたばかりで、
全く青みがありません。
赤というよりは紫にちかいですかね。
この赤みがかなり目立ちます。
シマモチばかりでなく、
新芽で赤みの強い樹種はほかにもあります。
posted by mulberry at 07:43| 東京 ☀|
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2019年09月14日
シャリンバイ(車輪梅)花
10/14 旧9/16 曇り
シャリンバイ(バラ科・広域分布種)の花は
小笠原では秋から冬の花。
9-10月頃から
少しずつ咲き出してきます。
たくさんよく咲くのは11月頃からです。
低木林の代表的樹木です。
父島や兄島では
個体数も多く、普通に見られます。
花は白、5弁。
おしべ多数、めしべ1(花柱・柱頭は2-3裂)。
posted by mulberry at 08:43| 東京 ☀|
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プロフィール
名前:吉井信秋
年齢:還暦過ぎたおじさん
誕生日:ハロウィーン
性別:♂
職業:ガイド
ウェブサイトURL:
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