2020年01月26日

ウグイス浜のシマカコソウ

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1/26  旧1/2  曇り

昨日、
兄島ウグイス浜のシマカコソウ自生地へ。

シマカコウソウはシソ科・固有種。


この場所も
わずかな株しかありません。

大きめの株には
花がいっぱいついていました。

花は白、
5裂(上唇2、下唇3)、おしべ4、めしべ1です。


分布としては
父島・兄島にはわずかだけあるようです。

母島列島にもありますが、
詳細は不明。




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2020年01月24日

冬なのにあちこちでヒメツバキの花

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1/24  旧12/30  晴れ


冬なのに、あちこちで、
ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)花が見られています。

普通、花期は5-7月頃。
パラパラならば他の時期も咲いています。

しかし、
今の咲き方はパラパラレベルではありません。

昨年の花期、花が少なめでした。

また昨年の台風で、かなり葉を落とし、
その後、葉が芽吹きました。

このあたりのことが、
花芽を付け、開花する要因になったのでしょうね。

どちらの要因がより強いのかしら?

さて、今年の花期はどうなるかしら?

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2020年01月23日

デイコ花、色づきだして・・

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1/23  旧12/29  晴れ

デイコ(マメ科・広域分布種)の花が
色づきだしてきました。

デイコは
デイゴ、ビーデビーデとも言われます。

開花は
例年より、やや遅めに感じます。

花序の付け根のほうから
順次、赤くなってきます。

赤くなったところには
さっそく、メジロが来ていました。

これからしばらくすると、
もっと目立ってくるでしょう。
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2020年01月17日

オニタビラコ花

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1/17 旧12/23  晴れ

集落エリアの道端では
オニタビラコ(キク科・外来種)の花が咲いています。

頭花は黄色、
舌状花のみ多数です。

舌状花は20以上ありそうですね。

中央部に棒状にのびている部分に
おしべ・めしべがついています。

先端部がめしべ柱頭です。

頭花のサイズはごくこぶりで、
指のサイズくらいです。

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2020年01月11日

ガーベラの花

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1/11  旧12/17  曇り


墓地の一角、
直植えのガーベラ(キク科・外来種)が咲いていました。

ガーベラは様々な品種があるようで、
品種名までは分かりません。

頭花は
外側に舌状花多数、内側に筒状花多数です。


人家や墓地は
まだいろいろな園芸種がありそうです。

たまに調べないといけませんね。
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2020年01月10日

オオコウモリのペリット(モモタマナ果実)

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1/10  旧12/16  晴れ

モモタマナ(シクンシ科・広域分布種)の樹下、
果実とオオコウモリのペリットが落ちています。

オオコオウモリは果実の果肉をかじって、
はき出した部分がペリットです。

ペリットは
せんべいのように平べったい円形です。

きっと夜には
オガサワラオオコウモリは来ているのでしょう。

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2020年01月03日

ヤシの影がシルエットに

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1/3  旧12/9   曇り

浜辺で
ヤシの影がシルエットになっています。

南国らしい風景です。

扇浦です。

とはいっても、
このヤシは植栽で、外来種です。


小笠原の自生のヤシ科植物は
オガサワラビロウとノヤシだけです。

集落エリアのヤシは
ほとんど植栽の外来種です。


多いのは
ココヤシ、トックリヤシ、トックリヤシモドキなど。

ユスラヤシ、マニラヤシ、シンノウヤシ、アレカヤシなども。
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2019年12月29日

(ホソバ)キンゴジカ花

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12/29  旧12/4  晴れ

とある道端で
ホソバキンゴジカ(アオイ科・外来種)が花をつけています

小笠原には
ホソバキンゴジカ、キンゴジカなどあるようです。

図鑑で見た限りは
ホソバキンゴジカかと思います。

花は淡黄色、5弁。

おしべ多数、めしべも複数(5以上?)あります。

漢字では
細葉金午時花と書くようです。
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2019年12月26日

クサスギカズラ花

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果実



12/26  旧12/1  曇り

父島の一部で野生化している植物。

実は名前も知りませんでした。

花が咲いていたので、調べてみました。

クサスギカズラというんですね。
クサスギカズラ科(キジカクシ科)・外来種です。

細い葉がたくさんつき
地を這うようにのびています。

そこが草杉(クサスギ)なのでしょう。
つるだから葛(カズラ)ですね。

雌雄異株のようです。

花は花被片6、
おしべ6、めしべ1です。

この写真の花は
花粉もしっかりついているので雄花かと思います。

果実のついているのは雌株ですね。

今後、もっと調べてみます。
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2019年12月22日

南島のアカテツ

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12/22  旧11/26  晴れ

父島の山地では
普通に見られるアカテツ(アカテツ科・広域分布種)。

小さな島の南島ではごくレアです。

以前に一度見ていました。
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/427522602.html

今年度の作業でも1本見つけました。

クサトベラの群生の中に混ざって生えていました。

この島へのアカテツの散布方式は
鳥散布でしょうね?

南島には
何本のアカテツがあるかしら?
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2019年12月18日

赤く染まるミルスベリヒユの葉

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12/18  旧11/22  晴れ

南島外周部に自生する
ミルスベリヒユ(ハマスベリヒユ・ハマミズナ科・広域分布種)。

これも台風の影響かもしれませんが、
葉が赤くなっています。

ふつうは緑色です。

近くで見ると、緑の葉もあり、
元気がないようには見えません。


今後、
徐々に、緑が増えていくのでしょうね。
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2019年12月16日

ツルワダン花

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南島では
ツルワダン(キク科・固有種)の花が咲いています。

南島で見ている限りは
あまり花期が明確ではありません。

つまり通年に近く、花が見られています。

頭花は
黄色の舌状花が15以上ありますね。

舌状花の数と同じだけ
中央部の棒状のものがのびています。

めしべとおしべが一体になったものです。

先端部で、
めしべの花柱が2分枝しています。

おしべは
棒状の中間部についています。

posted by mulberry at 16:47| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2019年12月15日

カラシナ(セイヨウカラシナ)花

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海沿いの空き地で
カラシナ(セイヨウカラシナ・アブラナ科・外来種)の花が
咲いていました。

普通は3月頃の花です。

11月頃から咲いていて、
これも、台風のせいでしょうか?

花は黄色4弁。

おしべは6で、
外側に小形のものが2、内側に大型のものが4(四長雄しべ)。

雌しべは1(2心皮性)。

種はマスタードの原料になります。

葉も食用で、
生でかじっても辛いです。
posted by mulberry at 07:55| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

オガサワラビロウ、場所が違えば・・

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12/15  旧11/19  晴れ


2つの写真のヤシは
同じオガサワラビロウ(ヤシ科・固有種)。

柄の長さが
2-3倍くらい違っています。

生えているのは
風衝地と高木林内との違いです。

柄が短いのはやはり風衝地。
1-2mほどです。

背丈も短めです。

森林内は
2-3mありそうです。

背丈も大きくなりやすいです。

形状だけ見ていると、
同じオガサワラビロウには見えませんね。
posted by mulberry at 07:12| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2019年12月11日

オガサワラグミ花

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12/11  旧11/15  晴れ

オガサワラグミの甘い芳香が
漂っています。

例年、
11-12月頃が花期です。

花は地味で、こぶりですが、
数はとても多いです。

花弁はなく、
萼片が4裂し、花冠状になっています。

外側は黄褐色の点状の模様がついています。
内側は黄白色です。

おしべ4、めしべ1です。

posted by mulberry at 07:20| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2019年12月10日

ムラサキカタバミ花

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12/10  旧11/14  晴れ

ムラサキカタバミ(カタバミ科・外来種)の花です。

例年、
12月ごろから道端で咲き始めます。

草丈も短いですが、
花の色がよく目立ちます。

花は桃色5弁、
おしべは10(長5、短5)めしべ5心皮、柱頭と花柱5)。




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2019年12月07日

センネンボク花

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12/7  旧11/11  曇り


墓地の中で
センネンボク(キジカクシ科・外来種)の花が咲いていました。

センネンボクは色々品種がありそうです。
品種まではわかりません。

この個体の花は薄桃色で花被片6。
おしべ6、めしべ1。

芳香もあります。

和名よりも
コルディリネ、ティ―リーフ、ティー
と呼ばれることが多いかと思います。

posted by mulberry at 07:52| 東京 ☁| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2019年12月06日

ヤドリフカノキ花

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12/6  旧11/10  晴れ

ヤドリフカノキ(ウコギ科・外来種)の花が
咲いていました。

小ぶりな白っぽい花を多くつけます。

花は5弁、おしべ5、めしべ1です。

芳香が漂うので、
花期はすぐわかります。

夜間、
オオコウモリが来ていることもあります。


本種は
カポック、ホンコンカポック、シェフレラなどともいうようです。

ヤドリフカノキは「宿り鱶の木」です。

つまりヤドリ・フカノキです。
ヤドリフ・カノキではありません。
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2019年12月05日

アメリカシャガ花

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アメリカシャガ(ネオマリカ・アヤメ科・外来種)の花が
咲いていました。

過去ブログでは
3月頃が花期のようです。

やはりこれも台風の影響かしら?

草丈は50㎝ほどですが、
大柄な花で、芳香もあります。

花は花被片6、
外花被片3(外側の白い方)、内花被片3(中側の青い方)です。

おしべ3、めしべ1(花柱3裂)です。

3裂している花柱それぞれの脇に
おしべが1つずつついています。
posted by mulberry at 14:43| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

ムニンヤツデ花

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12/5  旧11/9  曇り


ムニンヤツデ(ウコギ科・固有種)の花が咲いています。

普通、ヤツデは低木性です。

しかし、本種は小高木になります。

そのため、
花を間近で見るチャンスがなかなかありません。

これは、
台風で地上部が崩れ、横倒しになりかかってる個体があり、
結果として、花が低いところで見られています。

花序の先に
こぶりな花を複数つけます。

花は5弁、おしべ5、めしべ1(花柱5)です。


ヤツデとは違う特徴は
小高木となるところ、
葉が5-7掌状中裂で、鋸歯がないなどがあります。
posted by mulberry at 07:31| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする