スマートフォン専用ページを表示
マルベリーの日記&小笠原情報箱
「マルベリー」代表・吉井信秋が日記と小笠原での情報を紹介します。
情報も豊富な過去の記事も参考に。
TOP
/ 植物
<<
1
2
3
4
5
..
>>
2020年02月28日
ハウチワノキ雄花(雄株の花)
2/28 旧2/5 晴れ
ハウチワノキ(ムクロジ科・広域分布種)の花が
咲いています。
雌雄異株です。
この日見つけたのは
雄花(雄株の花)ばかりでした。
雌雄で、
花期がずているのかどうか、要調査。
花、
雌雄とも、花弁はありません。
黄色く見えるのは
おしべ葯の部分です。
萼片は4-5、おしべは8-10ぐらい。
この写真のはおしべ10です。
ハウチワノキの雄花は
たいがい下向きに咲いています。
地味ですね。
posted by mulberry at 12:56| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月25日
「したたかな植物たち・春夏篇」(多田多恵子)
したたかな植物たち あの手この手のマル秘大作戦 【春夏篇】 (ちくま文庫 たー89-1) [ 多田 多恵子 ] - 楽天ブックス
2019年3月発行、
「したたかな植物たち あの手この手のマル秘大作戦 【春夏篇】」
( 多田 多恵子)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480435729/
春夏の身近な植物13篇。
タンポポ、サクラソウ、スミレ
カタバミ、マムシグサ、アジサイ
ツユクサ、クローバー、ネジバナ
ドクダミ、オオマツヨイグサ、イヌビワ、ヘクソカズラ
それらの植物で
特性が紹介されています。
その中では
やや一般的でない植物用語も多数出てきます。
ちょっとした用語の勉強にもなりますよ。
posted by mulberry at 08:18| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月24日
兄島岩上荒原で、オオハマボッス花
2/24 旧2/1 晴れ
昨日は
村主催視察会で兄島へ。
岩上荒高の上では
ムニンタイトゴメやオオハマボッスが咲いていました。
オオハマボッス(サクラソウ科・固有種)は
海岸性ですが、山の上でもところどころ生えています。
硫黄列島(火山列島)には
近縁種のハマボッスが自生しています。
200-300㎞離れてるとはいえ、
こういう現象はちょっと不思議な気がします。
でも小笠原群島の中で種分化も起きるくらいなので、
こういうことがあっても、おかしくないのかもしれません。
花は5裂、おしべ5、めしべ1です。
posted by mulberry at 07:33| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月22日
クサトケイソウ花のとげのようなもの
2/22 旧1/29 晴れ
クサトケイソウ(トケイソウ科・外来種)の花です。
少し前に見ました。
よく見ると、
花冠の後ろ側に3つの緑のとげのようなもの。
花冠は花弁と萼片とでできているので、
これは萼片ではないですね。
この部分、何というのでしょう?
花が咲く前は
このとげのようなもので包まれています。
花の部分を保護する役割をしているように
見えます。
posted by mulberry at 08:16| 東京 ☔|
Comment(2)
|
植物
|
2020年02月21日
デイコ花近接
デイコ(マメ科・広域分布種)花を
近くで見てみました。
花弁は5
大きな旗弁1、小さな竜骨弁2(内側)と小さな翼弁2(外側)。
竜骨弁の隙間から
おしべ10とめしべ1がのびています。
おしべは9と1に分かれています。
9は癒着して筒状になり、
先の方だけが9に分かれています。
これらの写真でわかるかしら?
島でデイコは
デイゴ、ビーデビーデなどとも呼ばれています。
posted by mulberry at 08:56| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月19日
クロトン花
2/19 1/26 曇り
自宅そばのクロトン(トウダイグサ科・外来種)、
花をつけていました。
クロトン、クロトンノキ、ヘンヨウボクなどとも
言います。
雌雄同株ですが、雄花・雌花は別です。
この写真用ように
花序の先の方は雄花です。
雄花は多数のおしべが目立ち、
花弁5-6は小さくそっくり返っています。
そのうち
雌花も見つけてアップします。
posted by mulberry at 08:21| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月15日
小笠原らしい風景・・山にタコノキ
2/15 旧1/22 晴れ
中山峠からの小港方面の風景です。
山にタコノキがあることで、
小笠原らしい絵となります。
タコノキはタコノキ科・固有種です。
国内には
南西諸島に近縁種・アダンがあります。
しかし、
アダンが生えるのは海岸に近いところです。
山の上の方にアダンがあるような風景は
ほとんどないのでは思います。
現地の人、いかがですか?
posted by mulberry at 07:25| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月14日
シラン(紫蘭)花
2/14 旧1/21 晴れ
私有地の入り口付近に
シラン(ラン科・外来種)が咲いています。
もともと、
地主の方が何株か植えたものでしょうか?
花は
例年より少し早いかもしれません。
草丈は30㎝程度ですが、
花がよく目立っています。
紅紫色の花、花被片6
唇弁は3裂で、
中裂片はひだがあります。
蕊柱は3裂の唇弁に、
囲まれるようについています。
花被片6は、
中央部に唇弁1と下側に側萼片2(両側)、
上側は背萼片(中央)、側花弁2(両側)です。
posted by mulberry at 07:10| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
シラン(紫蘭)花
2/14 旧1/21 晴れ
私有地の入り口付近に
シラン(ラン科・外来種)が咲いています。
もともと、
地主の方が何株か植えたものでしょうか?
花は
例年より少し早いかもしれません。
草丈は30㎝程度ですが、
花がよく目立っています。
紅紫色の花、花被片6
唇弁は3裂で、
中裂片はひだがあります。
蕊柱は3裂の唇弁に、
囲まれるようについています。
花被片6は、
中央部に唇弁1と下側に側萼片2(両側)、
上側は背萼片(中央)、側花弁2(両側)です。
posted by mulberry at 07:09| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月11日
オガサワラグワの樹皮
2/11 旧1/18 晴れ
オガサワラグワ(クワ科・固有種)の
樹皮です。
樹皮は茶褐色で
表面がめくれあがって、松肌状です。
写真は
弟島の自生株です。
弟島は
もともとオガサワラグワしかありませんでした。
しかしごく近い孫島にシマグワが生えているため、
交雑の個体も出ているということです。
孫島は上陸はできるようなので、
今後、シマグワ駆除も可能かとは思います。
posted by mulberry at 07:42| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月08日
植栽のシマカコソウ花
2/8 旧1/15 曇り
シマカコソウ(シソ科・固有種)、
父島の植栽地で咲いていました。
目立たない場所にあるので、
気づく人はめったにいないでしょう。
道端で、
この場所は、ヤギが来てもおかしくない場所。
かじられたら、一発でアウトですね。
長持ちするといいですが・・・
ちなみに
本種は父島の自生地はわずかしかなく、
ガイドすることもはできません。
というか、
その自生地に行ったことがありません。
posted by mulberry at 08:18| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月07日
トウロウソウ(セイロンベンケイ)、そろそろ花期
道端などで野生化している
トウロウソウ(ベンケイソウ科・外来種)。
セイロンベンケイ、ハカラメともいわれています。
そろそろ
花期を迎えつつあります。
はじめは
薄桃色の萼片にくるまれています。
もう少ししたら、
下側から赤い花弁がのびてきます。
その状態で
開花となるんでしょうね。
父島で
あちこちで野生化しています。
葉挿しでふやせるので、
葉が土産物になっています。
そのため、
小笠原の植物と思う人もいるでしょうね。
でも、
戦前に落ち込まれている外来種です。
posted by mulberry at 15:26| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年02月06日
弟島オガサワラグワ保全事業視察
自生地 大きな個体
自生地 若い個体
植栽地
北部 鹿浜
鹿浜付近の池
広根山三角点
広根山から オガサワラグワ自生地方面
広根山から南部方面
人工的なトンボ用の水たまり
学校跡
ポスト
橋跡
山道 旧道
弟島では、小笠原支庁の事業で、
オガサワラグワ保全事業が行われています。
検討委員になっているので、
2/5現地視察に行きました。
北部の鹿浜から上陸、広根山ののぼったあと、
縦走して、南部の黒浜まで歩きました。
自生地や、植栽地を
しっかり見てきました。
現在、弟島の自生地には、
30本弱の自生株(大きめの個体)があります。
実生も出ています。
植栽地は
別なところにあります。
かつての畑跡で
条件はよさそうです。
この場所は
弟島の遺伝子を絶やさないようにする意図があります。
posted by mulberry at 09:08| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年01月31日
南・北大東島で見た植物(2013年10月)
ダイトウワダン
オオソナレムグラ
ウスジロイソマツ
同
シロミルスベリヒユ
ハマボッス
ダイトウビロウ
池のオヒルギ群落
2013年10月に
南・北大東島に訪問した際、写真を撮った植物です。
自然観察が目的で訪問したわけではないので、
ごく一部です。
汽水域ではない、
内陸の池にオヒルギ群落がありました。
この中では
オオソナレムグラ、ウスジロイソマツ、ダイトウビロウ、ダイトウワダンが
大東島固有種です。
posted by mulberry at 11:51| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
カンヒザクラもだいぶ咲き出して・・
1/31 旧1/7 曇り・しけ
カンヒザクラ(バラ科・外来種)も
だいぶ咲き出してきました。
例年、2月頃が花の見頃です。
亜熱帯農業センターでは
駐車場周辺に数本植えられています。
カンヒザクラは
やや濃いめの花の色。
花は5弁、
おしべ多数、めしべ1です。
posted by mulberry at 08:36| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
2020年01月30日
ヤロード花
1/30 旧1/6 曇り
ヤロード(キョウチクトウ科・固有種)も
早くも咲き始めています。
キョウチクトウ科の花とはいっても、
小ぶりで白花のあため、あまり目立ちません。
弱いですが、芳香はあります。
花は白、5裂。
短い筒部の中に
おしべ5、めしべ1(花柱2裂)。
posted by mulberry at 08:07| 東京 ☁|
Comment(0)
|
植物
|
2020年01月29日
ムニンネズミモチ花
ムニンネズミモチ(モクセイ科・固有種)の花も
ポツポツ咲き始めています。
花期としては3-4月度ごろで、
まだ少し早い時期です。
和名にモチとつくので
モチノキ科と思われがちです。
でもモクセイ科です。
葉がモチノキに似ているから
モチとつけられています。
1つの花は白い小花で4裂、
おしべ2、めしべ1です。
小花がまとまって咲くので、
遠目では大きめの白いかたまりに見えます。
posted by mulberry at 15:38| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
ヒメツバキ花盛り
ヒメツバキ(ツバキ科・固有種)の花
一週間程前に記事にしたばかりです。
その後、一気に花盛りです。
まさに初夏の花期を迎えたかのようです。
こんなに咲き出すと、
本当の花期5-7月にどうなるのか心配ですね。
乳白色5弁花ですが、1つの弁だけこぶりでお椀型です。
おしべ多数、めしべ1です。
咲いてすぐの花は
おしべ全体に黄味(橙色)が強いのですぐ分かります。
posted by mulberry at 07:38| 東京 ☔|
Comment(0)
|
植物
|
2020年01月27日
チトセラン(サンセベリア)花盛り
サンセベリア(チトセラン・キジカクシ科・外来種)
花盛りです。
父島では
わりとよく海岸付近で野生化しています。
小港、宮之浜、洲崎、釣浜などなど。
とうわけで、
わりとどこに行っても見られる植物ですね。
花は細長い花被片6、
おしべ6、めしべ1です。
posted by mulberry at 09:13| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
兄島で花盛り、ムニンタイトゴメ
1/27 旧1/3 曇り
兄島では
ムニンタイトゴメ(ベンケイソウ科・固有種)が花盛り。
剣山や中央部の岩上荒原のあたりに
多数はえています。
父島では
これほど多数はえている所はありません。
弟島にも分布があるようですが、
めったに行かないので、どこにあるのか分かりません。
父も兄も
岩場のガレ地に生えていることがほとんどです。
草丈5cmぐらいまでが普通です。
まれにもっと背の高いのも見られます。
花は黄色5弁、
おしべ10、めしべ5心皮です。
posted by mulberry at 07:31| 東京 ☀|
Comment(0)
|
植物
|
<<
1
2
3
4
5
..
>>
プロフィール
名前:吉井信秋
年齢:還暦過ぎたおじさん
誕生日:ハロウィーン
性別:♂
職業:ガイド
ウェブサイトURL:
https://ogasawara-mulberry.net
メールアドレス:
info@ogasawara-mulberry.net
読者メッセージを送る
リンク集
ツアー予約