2020年03月23日

ムニンハマウド花

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3/23  旧2/29  曇り

父島列島、母島列島の海岸付近に自生する
ムニンハマウド(セリ科・固有種)。

父島列島では
父島のみのようです。

ヤギの食害を受けやすい植物です。

ヤギが野生化していた時代に
弟島や兄島は全滅したのかもしれません。
(勝手な仮説です)

ノヤギのいる父島では、
個体数はかなり少ないです。

この写真は植栽地のものです。

半球状の花序から
小花が多数ついています。

花は白、5弁で、
おしべ5、めしべ1です。

明日葉に似ていますが、
食用にはなりません。残念。

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2020年03月21日

シマツレサギ花

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花の拡大


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3/21  旧2/27  薄曇り


シマツレサギ(ラン科・固有種)が
花期を迎えました。

花序に
サギソウに似た小ぶりな花が連なります。

まさに連れサギ(ツレサギ)です。

和名には
なぜか最後のソウがつきません。


花被片は6で、
唇弁1・花弁2あわせて3、萼片3です。

唇弁・花弁はやや黄味があり、
萼片は白いです。

下向きの中央が唇弁、両側が側萼片2
上向きの外側が背萼片1,内側が側花弁2です。

側花弁のさらに内側に
蕊柱2があります。


さらに花の後ろ側を見ると、
白く長い距がついています。

蜜をためる場所のようです。
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2020年03月19日

ムニンタツナミソウ花

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ムニンタツナミソウ(シソ科・固有種)、
花が咲いています。

本種の分布は
父島と兄島です。

父島は
わりと広範囲に生えています。

兄島ではまだ見たことがありません。
行く機会がかなり少ないですが・・

花は白、4裂(上唇1・下唇3裂)、
おしべ4、めしべ1です。

白花ですが、
まれに紫色などが出ている個体もあります。

本土のタツナミソウに比べ、
筒部が長いようです。

長い筒部に合うサイズの口吻を持つ、
蝶か蛾がいるのでしょうね。

和名は
漢字では「無人立浪草」です。




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シマイガクサ頭状花序

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3/19  旧2/25  晴れ


シマイガクサ(イネ科・固有種)、
頭状花序です。

父島では
観光ルートがあるようなところには少ないです。

東平では
湿地のような場所に群生しています。

岩場でも生えているところはあります。


葉はかなり細く先も尖っています。

枯葉も残って一緒に生えていて、
そこが茶っぽい色に見えています。

頭状花序は頂生し、
球形あるいは半球形となっています。

基部には
葉状の苞が複数ついています。


イガクサは毬草で、
小穂を栗のいがに見立てたものからのようです。


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2020年03月17日

シマチカラシバ

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シマチカラシバ(イネ科・広域分布種)。


実は
父島ではあまり生えていません。

生えている場所は
ツアーなどで行かない場所です。

この写真は
兄島で撮っています。

小笠原の分布は
父島列島や聟島列島です。

国内では
九州南部から奄美大島にかけて分布しているようです。

葉はかなり細いです。
花穂は薄黄色です。


チカラシバとは
葉の形や花穂などで違いがすぐわかります。

posted by mulberry at 16:26| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

ハゼノキ、紅葉と果実と

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ハゼノキ(リュウキュウハゼ・ウルシ科・外来種)、
紅葉と果実です。

葉は紅葉して落葉します。
落葉樹です。

前年10月の台風で落葉したせいか、
本来の冬の落葉が遅れているように思います。

本種は雌雄異株なので、
果実(核果)のあるこの個体は雌株です。

果実からはロウが取れるため、
小笠原もそのために持ち込まれたのでしょうか?

ウルシ科植物なので、
下手に触ると、樹液などでかぶれる恐れありです。

小笠原では
ウルシ科の自生植物はありません。

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コバナヒメハギ(カスミヒメハギ)花

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3/17  旧2/23  曇り


コバナヒメハギ(カスミヒメハギ・ヒメハギ科・外来種)、
ごく小ぶりな花です。

開けた草地に野生化しています。
草丈も低めです。

花のつくりは
肉眼ではわからないくらい小さいです。

写真に写る
指の大きさと比較してもらえばわかると思います。

花は
花弁3、おしべ8、めしべ1のようです。

ループなどで拡大して観察しないと、
よくわかりませんね。


本種は外来種ですが、
小笠原では唯一のヒメハギ科植物です。
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2020年03月16日

ワラビ(わらび)の新芽

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3/16  旧2/22  晴れ


とある場所では
ワラビ(コバノイシカグマ科・広域分布種)の新芽が出ていました。

小笠原では
山菜採りはそれほど盛んではありません。

世界遺産になって、
規制も強くなり、なおさらです。

僕が島で取って食べたことあるのは、
ワラビとアラゲキクラゲぐらいのものです。


園芸種ですが、
ゲッカビジン花のおひたしは食べたことがあります。

同じく園芸種、
ハイビスカス花の天ぷらも食べたことあります。

熟れたタコノキの果実で、
タコの実酒にしたことがあります。

作り方は梅酒と同じようなものです。
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2020年03月15日

ハチジョウクサイチゴ花(2020)

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ハチジョウクサイチゴ(バラ科・外来種)の花が
咲き始めています。

本種は、
父島中央部から北部にかけての道沿いに、
野生化して広がっています。

父島にはチチジマイチゴ(固有種)もありますが、
少し生息域が異なっているようです。

つまり
混生して生えている場所はないはずですが・・・

この見解には自信がありません。



さて、
この花ですが、大柄な白い5弁花。

おしべ多数、めしべ多数。

花弁の内側の中央部、
外におしべ、内にめしべです。

posted by mulberry at 16:29| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

まだ枯草状態のワラビ

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3/15  旧2/21  小雨

2-3日前、
ワラビ(シダ・コバノイシカグマ科・広域分布種)のしげる場所へ。

まだ枯れ草状態でした。

新芽を探しましたがほぼ見つからず。

まだ1-2週間先でしょうかね?

ここは
ふもとから30-40分の場所。

新芽が出だすと、
ワラビ取りに来る人も多いことかと思います。

こういう場所は
戦前は、畑だったような場所です。

つまり私有地。

そういう場所も
返還後、都や村の土地になっているところもあります。

この写真のあたり都有地かな?


posted by mulberry at 14:16| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年03月14日

フウセンカズラ花、果実、葉

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とある空き地に生えている
フウセンカズラ(ムクロジ科・外来種)。

果実がないと、印象に残らない小さな草本です。

フウセンの由来は
ふくらんだ果実からですね。

中には3つの種が入っています。

葉は3出で
独特の切れ込みが入っています。


花はごくこぶりです。

指の爪より小さいくらいです。

花は外側から
萼片4、白い花弁4、副花冠(鱗片)4。

中央部におしべ8、めしべ1(花柱3裂)。

両性花のようなのですが、
雄花・雌花分かれた単性花もあるようです。
https://kinomemocho.com/sanpo_fusenkazura2.html



posted by mulberry at 09:14| 東京 ☁| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

アカリファ・ウィルケシアナ雄花

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3/14  旧2/20  小雨


アカリファ・ウィルケシアナ(アカリファ・ウィルクシアナ)
(トウダイグサ科・外来種)の雄花も見つけました。

本種は
ムサイカという品種で、ニシキアカリファともいうようです。

花は雌雄同株ですが、
花序は雌雄が分かれています。

この花は雄花です。
地味ですね。

よく見ると、おしべが出ています。

雄花は
花粉を飛ばすのが役割ですからね。

この場所で観察していると、
雌花序が先に出て、あとから雄花序がのびてきました。

花の説明
http://www.hinshu2.maff.go.jp/info/sinsakijun/kijun/1007.pdf

雌花
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/473810000.html
posted by mulberry at 08:03| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年03月13日

「したたかな植物たち 秋冬篇」( 多田 多恵子)

したたかな植物たち 秋冬篇 あの手この手のマル秘大作戦 (ちくま文庫 たー91-2) [ 多田 多恵子 ] - 楽天ブックス
したたかな植物たち 秋冬篇 あの手この手のマル秘大作戦 (ちくま文庫 たー91-2) [ 多田 多恵子 ] - 楽天ブックス



2019年11月文庫本発行、
「したたかな植物たち 秋冬篇」( 多田 多恵子)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480436191/

春夏篇は
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/473740317.html

秋冬での紹介は、
ヒガンバナ、オオバコ、セイタカアワダチソウ
カエデ、ガジュマル、オナモミ、ヤドリギ
マンリョウ、フクジュソウ、ツバキ、フキノトウ
ナズナ、スギナなど。

一般向けの本ですが、
わりと専門用語が出てきます。

身近な植物ですが、
ガイドさんがしっかり読んで、
蘊蓄として話すといいと思います。

秋冬篇は
おまけで、用語解説付きです。

ぜひ
2巻まとめて読んでみてください。
posted by mulberry at 11:14| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

シマイスノキ、果実が豊作(2020春)

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3/13  旧2/19  曇り

シマイスノキ(マンサク科・固有種)の果実、
今年は豊作のようです。

たいがいのシマイスノキには
果実がたくさんついています。

硬い殻にくるまれた蒴果で、
割れると中には種が2つ。

3月中旬時点では
まだ割れていません。

割れたあとを見ると、
もう種はありません。

割れた拍子に
種が飛び出すようになっているのでしょうね。
posted by mulberry at 07:08| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年03月12日

ハウチノワノキ、雄花と雌花

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3/12  旧2/18   曇り


雌雄異株の
ハウチワノキ(ムクロジ科・広域分布種)です。

雄株には雄花、雌株には雌花です。

群生しているところで観察すると、
雄花の方が早めに先出していました。

最近は
雄花と雌花、両方とも咲いています。


本種には花弁がないので、
一目で雄花・雌花の区別がつきます。

萼片は雌雄とも4-5で、
雄花にはおしべが、雌花にはめしべが目立ちます。

雄花はおしべ8-10程度。
下向きに咲いていて、外側の萼片が目立ちます。

雌花はめしべ1で、先が2-3裂。

ハウチワノキは羽団扇の木ですが、
一般には果実が団扇のようだからということです。

個人的には
葉のつき方が葉団扇のように見えるのですが、
そういう解説はありません。残念
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2020年03月10日

シマウツボ花

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3/10  旧2/16  曇り


シマウツボ(ハマウツボ科・固有種)が
複数箇所で咲き始めています。

寄生性の多年草です。

年を越すと、
茎が地上部からのびてきます。

その後、
茎の先の方に花をつけます。

まさに今は
その時期になりました。

寄生性の多年草ゆえ、
茎も花冠も黄色です。

花冠は上唇1、下唇3裂です。

花冠は産毛のようなものが
ついています。

おしべ4、めしべ1です。

本州に生えるハマウツボとでは
生息地や色合いなどかなり違います。

シマウツボは
湿潤な山中が普通です。
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2020年03月09日

イヌシロソケイ花

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3/9  旧2/15  晴れ

3月ごろから咲き始める
イヌシロソケイ(モクセイ科・外来種)

弱めですが、芳香もあります。

島内では
集落エリアやその近辺で生えています。

花はやや大柄で真っ白です。
筒部が長く、先は9-11裂ほど。

筒部の中に
短いおしべ2とめしべ1があります。

こうやって筒部を開かないと、
おしべ・めしべは見えません。


漢字で書くと、犬白素馨です。


posted by mulberry at 16:05| 東京 ☁| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2020年03月08日

バジル(メボウキ)花

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3/9   2/15  曇り

人家の庭先、プランターで、
バジル(メボウキ・シソ科・外来種)の花が咲いていました。

バジルはいくつか品種があるようですが、
品種までは分かりません。

葉を
そのままかじって食べられます。

和名はメボウキ(目箒)です。
種子が目薬の用途で使われたことのようです。


花は白、下唇1と上唇(3)-4裂。
おしべ4、めしべ1(先が2裂)。

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2020年03月07日

カランコエ花

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3/7  旧2/13  曇り

カランコエ(ベンケイソウ科・外来種)の花です。

園芸種で品種まではわかりません。

人家の家の前で咲いていて、
写真を撮らせてもらいました。

鮮やかな色で、玄関先にとても似合います。


花のつくりは同じベンケイソウ科で、
野生化しているセイロンベンケイと同じようです。

花は4裂、おしべ8、めしべ4心皮です。

筒部が細いので、
おしべ・めしばはわかりにくいですね。




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2020年03月06日

ハナイバナ(葉内花)花

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3/6  旧2/12  曇り

空き地で
ハナイバナ(ムラサキ科・外来種)花が咲いていました。

漢字からすると
ハナ・イバナではなくハナイ・バナですね。

葉と葉の間から花が出るという意味のようです。


ごく小さな花です。
直径1㎝のもので隠せるほどです。

花はごく薄い紫5裂、
内側に鱗片上の白い副花冠5(10あるように見える)

おしべ5、めしべ1です。


posted by mulberry at 08:08| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする