2014年01月17日

父島穴場スポット(5)・・弟島朽ちつつあるポスト

PICT1023.JPG



今回の写真は弟島のものです。

父島穴場スポットでは父島以外の写真の紹介もしますが、
タイトルに偽りありと怒らないでくださいね。

弟島にも
戦前は人家がありました。

戦後は無人島です。

弟島の昔の道を歩くと
戦前に人がいた形跡がところどころあります。

このポストもそうですね。

かなり朽ちてきています。

年月を感じますね。

弟島も
観光では歩くことができません。

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2014年01月13日

「日本人はいつ日本人が好きになったのか」(竹田恒泰)

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著者の考えでは
「震災と外患と民主党政権を経験することによって、
 日本人は戦後初めて日本に興味を持ち始めたようだ。」

そこから、
この本のタイトルにつながっていくのです。
http://www.php.co.jp/nihongasuki/

著者によると
「GHQが日本を占領したときに、
 いったいどのようにして日本人の意識を変えさせたのか、
 それをじっくり掘り下げてみようと思った。」

そのあたりのことは2-5章で論じられています。
第2章 GHQが日本人を骨抜きにした
第3章 「戦後教育マニュアル」の正体
第4章 「国体の護持」を達成した日本国憲法
第5章 九条改正と謝罪外交の終焉

中国・韓国との付き合い方については、
第6章 中国は敬して遠ざけよ
第7章 前近代国家・韓国の厄介さ

一言でいうと、中国とは距離を置いて付き合う。
韓国とは無理して付き合うこともない。というのが論点です。


日本人及び日本に住む人たち、
みな心から日本を好きになりましょう。


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2014年01月12日

「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」(竹田恒泰)

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本書は2部構成で
第Ⅰ部が「日本はいつできたのか」
第Ⅱ部が「子供に読ませたい建国の教科書」

Ⅱ部は中学の歴史教科書をイメージして書かれています。
古代から律令国家のあたりまで書かれています。

http://www.php.co.jp/nihonnokoto/

著者は神話を重要視しています。

理由としては
「文字のない時代に起きた建国を説明するには
 神話をもって語る以外に方法はない。」からです。

その基本となるのが
「日本書紀」「古事記」です。

正史であり神話ではあるけど、
真実ととらえるのが彼の考えです。

著者は
神武天皇が即位した年月日年が日本の国の始まりとしています。

皇紀しかり、建国記念日しかり、です。


天皇という表現は
608年遣唐使で使われたのが最初だそうです。

日本という表現は
702年遣唐使からだそうです。

元号は
645年大化が使われたのが始めです。



「神話を知ることは、日本を知ること。」
そんな風に著者は言ってると思います。


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「〈群島〉の歴史社会学」(石原俊)

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「〈群島〉の歴史社会学」(石原俊)、2013年12月に初版発行です。

サブタイトルは
「小笠原諸島・硫黄島、日本・アメリカ、そして太平洋世界」です。

http://www.koubundou.co.jp/books/pages/50133.html

歴史を考えつつ間太平洋に視点を置いて、
小笠原諸島・硫黄島に焦点を当てています。

定住のころから、占領下の間までの返還までの期間について、
小笠原での歴史的な区分ごとに考察されています。

第1章 世界市場と群島のエコノミー――海のノマドの自主管理空間
・・無人島から定住初期(無国籍状態)
第2章 主権国家と群島のエコノミー――捕捉される海のノマド
・・定住から日本による統治の初期
第3章 帝国の〈はけ口〉と〈捨て石〉――入植地から戦場へ
・・明治から太平洋戦争まで
第4章 冷戦の〈要石〉と〈捨て石〉――占領と基地化・難民化
・・アメリカ統治時代

各時代ごとに、外国系(在来島民)と日本からの移住者(旧島民)について、
それぞれ考察されています。

第2章ではジョン・万次郎やベンジャミン・ピーズが、
その時代を代表する2タイプに人物として考察されています。

章のタイトルが
それぞれの本文の主題をよくあらわしています。


ビーチコーマから始まった定住、
そしてブラックバーダー(労働力ブローカー)も活躍した小笠原。

ブラックバーダーの代表的人物として
ベンジャミン・ピーズが登場します。

硫黄島は開発以降
プランテーション型社会であったことも考察されています。

小笠原・硫黄島の歴史を
もっと知りたい方に、お勧めします。
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2013年12月15日

「教育勅語」を読んでみて・・

昨日、とある雑誌を読んでいて、
対談記事で2人とも「教育勅語」を評価していました。

僕ら戦後世代の教育では
「教育勅語」はまったく出てきません。

戦後すぐに廃止されているからです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E8%82%B2%E3%83%8B%E9%96%A2%E3%82%B9%E3%83%AB%E5%8B%85%E8%AA%9E

確かに天皇陛下が臣民に語るというスタイルは
戦後の時代には合わないでしょう。


内容はすごくいいと思います。
特に問題のない道徳の思想だと思います。

特定の宗教の考えは入れられずに
東西の考えのいいところが取り入れられています。
(明治ですから天皇家・神道の考えは排せなかったでしょう)


一旦緩急あればというところは
当時は外国との戦争がイメージされていたと思いますが、
現在ならさしずめ大災害と読みかえればいいですね。

http://kan-chan.stbbs.net/docs/chokugo.html

http://hatijyou.exblog.jp/11914029/

http://www.meijijingu.or.jp/about/3-4.html

http://www.h6.dion.ne.jp/~chusan55/kobore8/4132chokugo.htm

「教育勅語」を復活させようという動きもあるようですね。

文章を現代文にし、国民主権にしたりして、修正すればいいと思います。


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2013年07月18日

恐れ多くも二宮像の頭の上に乗っかるものが・・

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小笠原中学校には
二宮金次郎(二宮尊徳)像があります。

不謹慎にも
彼の頭の上に乗るものを目撃しました。

でも
さすがに中学生ではありません。笑

イソヒヨドリです。

頭の上にちょこんと乗っかっています。

僕が近づいても、ずっとそのまま。

よっぽど居心地がいいのでしょうかね。


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2013年06月15日

6/14夜、おがさわら丸硫黄島へ向かう

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6/15 旧5/7 晴れ

昨夜9時ごろ、
おがさわら丸は硫黄島に向けて出発しました。

これは年に一度の
おがさわら丸での硫黄島墓参・慰霊です。

小笠原の中学2年生(小笠原中学校・母島中学校)は
学校行事として全員がこれに参加します。

ちょうど長女・千尋もこの学年なので、乗船。

見送りに行ってきました。


戦争の傷跡がいまだ色濃く残る硫黄島。
島を見学する機会もあるので、じっくり勉強してきてほしいです。


ちなみに僕も村民枠で一度訪れています。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-26.htm



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2012年06月14日

屋号の由来はここから。笑

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うちがガイド業を始めてもう10年以上経っています。

屋号は「マルベリー」。
あまりなじみのない言葉のせいか、よく意味を聞かれます。

「MULBERRY」は英語です。
桑の木・桑の実のことです。

そう聞くとわりとなじみのある植物ですよね。

でも第一義的には父島の地名から取ったのです。
「MULBERRY BAY」と英名がついている場所があります。
そこからいただきました。

今では音を取ったのか「丸縁湾」といわれています。


皆さん、屋号の由来わかりましたね。

屋号の由来
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-28.htm
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2011年12月12日

ニュース「伊勢 夫婦岩のしめ縄張り替え」

CIMG1990.JPG

12/12 旧11/18 曇り 

今朝、
伊勢市二見町にある夫婦岩のしめ縄の張り替えのニュースが
放送されていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111212/t10014563561000.html

父島には二見という地名あります。
二見岩・二見湾・二見港など。

父島の二見岩は
この夫婦岩に見立てたのでしょう。

今は港奥、赤灯台のある堤防の先端部に岩があります。

咸臨丸が探検に来たときは
このあたりまで船が入っています。

父島の二見岩には残念ながらしめ縄はありません。
もしそれがあれば、すぐ伊勢の夫婦岩とイメージがダブるのでしょうね

本家の夫婦岩のしめ縄は
毎年張り替えられているんですね。
知りませんでした。

つい先だって寄港した「しろちどり」は
伊勢市にある水産高校の船です。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10514527.html





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2011年08月09日

占領下、アメリカ海軍のワッペン(レプリカ)


8/9 旧7/10 はれ

常連のお客様から
占領下、アメリカ海軍のレプリカ・ワッペンをいただきました。

小笠原は、戦後、
1698年6月26日に返還になるまでアメリカに占領されていました。

オリジナルは
その占領下のころのワッペンですね。

デザインは
海に浮かぶアウトリガーカヌーですね。

ワッペンの下側は
「CHICHI JIMA. B. I.」です。

「B. I.」は「 BONIN ISLANDS」の略です。
つまり日本語だと「父島 小笠原(島)」 ですね。

Iさん、貴重な資料をプレゼントいただき、
ありがとうございます。

P8042142.JPG
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2011年03月27日

3/27、花粉症持って帰ってきました

3/27 旧2/23 曇り

先ほど父島に着きました。
花粉症がくっついてきました。

3/24に東京着いて、その日は全然平気でした。

よく3/25は少し花がムズムズし始めました。

そして帰る日の3/26は
朝からもう鼻水出て、目もかゆくなっていました。

船に乗ってうるちに治るかと思いましたが、
結局、父島まで着いてきました。

こちらは杉がないので、
たぶんこの症状も明日にはおさまるはずです。

単なる風邪の引きはじめだったりするのが心配です。

明日にはよくなることを祈っています。
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2010年11月10日

大久保利通撰文・篆額の碑


bCIMG7385.JPG
龍馬伝も残すところ、あと3回になりました。
(11/10時点)

土佐で山内容堂を説得する回、大政奉還の回、
龍馬暗殺の最終回の3回で見逃せません。
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

及川光博扮する薩摩藩の大久保利通も
時々登場します。
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/cast/index.html

小笠原には
大久保利通による撰文・篆額の碑があります。

明治政府開拓初期の頃の碑で扇浦にあり
「開拓小笠原島之碑」といいます。
http://www.nihonshodou.or.jp/topics/dentou/index.html

大久保が暗殺されたのが明治11年5月で、
この碑の日付は明治10年11月です。

実際に小笠原に建立されたのは大久保暗殺以降です。

明治維新の人物で、
僕がなぜか大久保利通が気にかかるのは
こんなご縁があるせいかもしれません。

大久保記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%C2%E7%B5%D7%CA%DD%CD%F8%C4%CC
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2007年06月18日

小笠原村の硫黄島は「いおうとう」に

国土地理院では、
硫黄島のよみを「いおうとう」に変更した。

これは、
小笠原村の要望によるものである。

村役場および村議さん、
この調子で国や都相手にがんばってね。
頼りにしてますよ

http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2007/0618.htm
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2006年08月15日

鎮魂


CIMG00286.JPG8/15 旧7/22 終戦の日
曇り、強風、海上は大シケ。

終戦の日、
小笠原村でも戦没者追悼式典が行われる。

日本固有の領土で
最初に戦場になった硫黄島。
そして玉砕。
今も昔も東京都。

僕らは
戦争を知らない時代に生まれて、
本当のつらさや悲惨さをしらない。

でもそれが当たり前の時代になりつつある。
一般の人にとって
戦争なんて何1ついいことがないと思う。

日本は江戸時代という
260年くらい太平の国であった
いい見本がある。

それを今こそ、世界に向けて発信すべきだ。
真の平和国家・日本に向けて。

平和のために
武力は本当に必要なのだろうか。
抑止力になるといわれるが、本当にそうか。
シーソーゲームのように軍拡に行くだけだと
思うんだが。
僕はそこがよく分からない。


http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub6-6.htm

戦争で 玉砕の島 今まだ帰れず:硫黄島

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2006年01月18日

内村鑑三氏の成功の秘訣

最近問題になっている方々、
ぜひこれを読んでいただきたいですね。
その上で、本当の成功をおさめてください。

成功の秘訣にもありますが、
人生の目的は金銭を得るにあらず。
品性を完成するなり。ですよ。

武士道も、キリスト教も、
人間として、武士として、
正しい道を生きることを説いているのでしょう。

みな、道をはずさぬよう、生きていきましょう。

http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub4-5.htm
posted by mulberry at 18:18| Comment(0) | 歴史 | 更新情報をチェックする