2020年04月23日
赤い果実が鈴なりのジュズサンゴ(南島)
南島西尾根南部で
爆発的に広がるジュズサンゴ(ヤマゴボウ科・外来種)
この広がりが
目立ってきたのは近年のことです。
もともとクサトベラの群生地で、
その下で密かに増やしつつあったのでしょう。
台風でクサトベラの葉が落ち、明るくなって、
一層、勢いがついているように感じます。
本種は
多年草ないしは小低木です。
南島の外来種草本はほとんど一年草なので、
抜かなくてもその年のうちに枯れます。
しかし、本種は多年草ないしは小低木で、
抜かない限りいつまでも出ています。
果実は小ぶり(直径5mm以下)な液果で
花序に鈴なりに大量につけます。
これが落ちて、斜面を転がって、
さらに分布を広げていきます。
困ったものです。
ちなみに、
小笠原には明治時代に入ったようです。
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