2018年11月21日

「小笠原が救った鳥」(有川美紀子)

小笠原が救った鳥 アカガシラカラスバトと777匹のネコ [ 有川美紀子 ] - 楽天ブックス
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2018年発行、
「小笠原が救った鳥」( 有川美紀子)
http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1806-8n.html


鳥とは
アカガシラカラスバトのこと(一部カツオドリも)。

2000年代はじめ頃は
50羽以下と言われていました。

僕は
その頃の調査でハトのヒナを見つけています。
それ自体が超レアでした。

現在は400頭以上はいるといわれています。

その復活物語です。
ネコの捕獲物語でもあるかと思います。

主役は
はじめから活動を続けた自然文化研究所の人たち。
脇役は協力した人たちでしょうか。

ハトにかかわっていた人たちは
懐かしい思いで読めると思います。


でも山のネコは
まだいなくなってはいません。

だからハトの数が増えていても、
手放しで喜ぶこともできません。

母島ではネコの捕獲は部分的です。
これも課題の1つです。

蛇口を締めるという意味で、
飼い猫からノラネコ・ノネコへのリスクはかなり下がっています。
posted by mulberry at 15:20| 東京 ☀| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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