2017年04月10日

「離島エコツーリズムの社会学」(古村学)

離島エコツーリズムの社会学 [ 古村学 ] - 楽天ブックス
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2015年3月発行
「離島エコツーリズムの社会学」
http://www.yoshidapublishing.com/booksdetail/pg658.html

サブタイトル「隠岐・西表・小笠原・南大東の日常生活から」

対象となっている離島はサブタイトル乗っ取り4島。
厳密には、隠岐は西ノ島、小笠原は父島です。

この4島を
離島性(高・低)、観光依存度(高・低)で4類型しています。

離島性高・観光依存度高・・父島
離島性高・観光依存度低・・南大東
離島性低・観光依存度高・・西表
離島性低・観光依存度低・・西ノ島

なお
西ノ島はエコツーリズムへの言及はありません。

初出からは10年ほどたっているので、
現在は状況が変わっていることもあろうかと思います。

各島の章で
4類型の特徴がよく示されていると思います。

また、エコツーリズムと地域とのかかわりが
よく示されています。

「正しい」エコツーリズムを
地域として一番うまく活用できているのは父島であることは
本書でも言及されています。
posted by mulberry at 15:13| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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