2016年03月04日

「白鯨との闘い」(ナサニエル・フィルブリック)

白鯨との闘い [ ナサニエル・フィルブリック ] - 楽天ブックス
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本書は
ハーマン・メルヴィル「白鯨」のモデルとなった事件が書かれています。

ナンタケットから出港した捕鯨船「エセックス号」。

いきなり転覆をしますが、
その後、なんとか太平洋上に。

そこで、巨大なマッコウクジラの攻撃にあい、
エセックス号は沈没。

乗員は小さなホエールボートで
遥か彼方の陸に向かいます。

一度は島にたどり着いたものの、
食料・飲料に乏しく、さらにまた船出でします。

そこから苦難の連続で、食料もつきてきます。

しまいには、人肉を食べて、飢えをしのぐようなことに。

最後は数人が別な船や陸にたどり着き、助けられます。

そういう悲惨な事件でした。

生きてナンタケットに戻れた船員は
その後の人生についても語られています。

余談ですが、
小笠原にも来島したイギリス海軍ビーチー船長の名前が一度出てきました。


http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-760716-1&mode=1
posted by mulberry at 16:50| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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