堕落論・特攻隊に捧ぐ - ぐるぐる王国DS 楽天市場店
本書は
タイトル2作品を含む作品集と鼎談です。
「木枯らしの酒倉から」(1931)、「真珠」(1942)2作品を除くと、
鼎談も含めて、戦後の早い時期(1946-1948)の作品です。
作品集は
戦争がらみの内容が多く含まれています。
空襲が日常のようになっていた時代を
彼の作品から垣間見ることができます。
堕落論で
「堕ちる道を堕ち切ることによって、自分自身を発見し、
救わなければならない」
続堕落論で
「堕落は制度の母胎であり、
その切ない人間の実相を我々は最もきびしく見つめることが必要」
特攻隊に捧ぐで
「戦争を最も嫌う。だが、特攻隊を永遠に賛美する」
不良少年とキリストで
「原子バクダンを発見するのは・・・。子供の遊びです。」
「・・、戦争などせず、平和な秩序を考え、
そういう限度を発見するのが、 学問なのです。」
http://www.j-n.co.jp/books/?goods_code=978-4-408-55155-5
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