2016年01月23日

「日本人はどのように森をつくってきたのか」(コンラッド・タットマン)

日本人はどのように森をつくってきたのか [ コンラッド・タットマン ] - 楽天ブックス
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古代の略奪期から江戸時代後半の育成林業期までの
日本の林業についてまとめられています。

その間、大きな略奪期は2回。
いずれも権力者によるもの。

はじめは600-850年ごろ、寺社、京の大きな造営。
次は1570-1670年ごろ、城の建設。

その後、1700年代に入り、
スギ・ヒノキなどの育林が進んでいきます。

こうして
江戸時代期間中は森が残りました。
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-2240-5.html

しかし、里山の記述はほとんどないので、
薪炭として採取される場所ではどうであったかは不明です。

戦前の里地周辺の山は
はげ山のような写真をよく見ます。
posted by mulberry at 16:43| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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