近自然工法では
規格化された材料は使いません。
(鎹で一部釘は利用します。)
切り出した丸木と石との組み合わせです。
細めの丸木は杭としても利用します。
父島の作業では
丸木はモクマオウ(外来種)を使っています。
材が固く、腐りにくいですね。虫にも強いです。
ただし重いので、荷運びで苦労します。
現場では一段ずつ考えながら
それぞれの形に合うように、材料を選びんで作業が進みます。
上下の段とのバランスも大事です。
この現場では
下の段から上に向かって進んでいます。
この場所は、荷運びがある往路は2時間弱と遠いので、
作業時間も限られます。
4-5人のメンバーで作業に行って、
できるのは10段以下ですね。
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