8/28 旧7/22 曇り
シマムラサキ(クマツヅラ科・固有種・絶滅危惧ⅠA類)の花が
咲いていました。
樹高はせいぜい2-3mで、林内の低木型の樹木です。
ひっそりと生えています。
そのため、この樹の成木のあるところを知っていないと、
花を見つけるのもかなり難しいでしょうね。
小笠原のムラサキシキブ属は
本種も含めて3種に種分化しています。
しかし父島中央部の東側エリアでは
わりと近い範囲(直線距離500m以内くらい)に3種が自生しています。
こんな近い範囲にあるものが
そもそも種分化するほどの隔離が起きていたとは思えません。
確か、
種分化って、数十万年以上のレベルの話。
そんな長い年月、そんな狭い範囲で、隔離が起きていたのでしょうか。
それとも今の3種の分布は
人為が影響しているものなのかな??