2013年04月15日

「空気と戦争」(猪瀬直樹)

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昭和16年後半、
政府・大本営連絡会議でも戦争突入に対して意見が割れていました。

昭和16年ごろの
陸軍省燃料課のデータや模擬内閣のシュミレーションからすると、
非常に厳しい見方ができました。

しかしそれにもかかわらず、戦争突入。

開戦派に押し切られたのは確かでしょう。

そこには捻じ曲げられた数字の存在もありました。

だから決して空気だけで戦争に入ったわけではないのです。

そこには
根拠となる捻じ曲げられた数字の存在があったのです。


そして最終章では
現代でも同じことが繰り広げられていることが。

道路公団民営化の時に
国交省がデータを意図的にごまかしていることが書かれています。


「数字を誤魔化すと国が滅びる」
「官僚独裁がこの国の戦前戦後を通して行われてきていた」
「政治家の腕力と官僚の作った統計で決まってきたものが
 正しい事実と数字で覆すことができるのだ。」

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166605835

しかし、猪瀬氏の言う正しい事実と数字、
これを見極めるのがすごく難しいと思います。



posted by mulberry at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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