2012年09月07日

「戦後史の正体 1945-2012」(孫崎享)

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9/7 旧7/21 晴れ

この本は
日本の戦後は米陰謀史観といってもいいくらいの見方です。
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=30051

アメリカの執念深さ・いやらしさは
猪瀬氏の本「東條英機 処刑の日」でもよく著されています。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10642989.html

なのでさもありなんという感じではいましたが、
ここまでなのかと思うと怖いですね。

こんな本書いて、
著者は謎の死をとげなければいいですけどね・・苦笑


アメリカは戦後、日本との関係において、
常に有利になるような仕掛けを打ち続けています。
著者では詳しく書かれています。

政治の世界では、
日本の戦後首相は「自主」と「対米追随」路線のせめぎあい。

しかし「自主」は
なんらかのなかたちで短期で終わります。
そこにはアメリカの意図があるようです。

著者は「自主」を主張する人。
ですからこの本では「対米追随」に対して
批判的な表現が多くなっています。


今後日米関係はどうあるべきか。

もし日本が自主路線をとるのであれば、
参考とすべきカナダの対応が書かれていました。
「毅然とした態度をとりつづける」ということです。


「日本の国境問題」
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10696617.html
posted by mulberry at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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