8/22 旧7/5 晴れ
絶滅危惧ⅠA類の
シマムラサキ(クマツヅラ科・固有種)の花が咲いています。
シマムラサキは低木性で
父島中央部の山地でひっそり生えています。
個体数の少ない樹木です。
林内であまり陽の射さないような条件で生育しています。
ムラサキシキブ属は
小笠原で3種に種分化を起こしています。
広く分布するのがオオバシマムラサキ。
父島・兄島の林内の低木がシマムラサキ。
父島・兄島の岩石風衝地がウラジロコムラキ。
種分化が
自然遺産の価値の1つでもありますね。
過去記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%A5%B7%A5%DE%A5%E0%A5%E9%A5%B5%A5%AD