2012年06月29日

「ミカドの肖像」(猪瀬直樹)

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800ページを越える本で、読み終えるのに骨が折れました。笑
http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_4094023127

プロローグ・エピローグをのぞき、
3部構成の全15章です。

1986年末に単行本として出ていますから、
もう25年以上たつのですね。

キーワードは「プリンス・ミカド・天皇」。

第1部は1-5章で
プリンスホテルの土地の取得にまつわることなど。

第2部は6-10章、
海外でのミカド(地名)・歌劇ミカド・ミカドゲームなどのこと。

第3部は11-15章で
天皇の御真影にまつわることなど。


江戸幕府崩壊によって、
明治以降太平洋戦争終戦まで歴史の主役となった天皇。

しかし実態は政治家・官僚たちに
「錦の御旗」としての役割をさせられていたのです。

そして天皇にまつわることには、
いまだもってアンタッチャブルなことがあるのも事実です。

猪瀬氏は
そのアンタッチャブルなことを紐解いていこうとするのです。
posted by mulberry at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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