2012年06月06日

「黒船の世紀 上・下」(猪瀬直樹)

205493.jpg

文庫本は
上・下全2巻の「黒船の世紀」。

裏表紙では
「100年にわたる日本人の精神史を描いた大河ノンフィクション」
http://www.chuko.co.jp/bunko/2011/06/205493.html
http://www.chuko.co.jp/bunko/2011/06/205494.html

プロローグはペリー来航から始まります。
エピローグの最後は極東軍事裁判の石原莞爾の言葉。
「ペリーが来航しなければ、・・・。裁くならペリーを裁け!」

この本の主役は
ペリーでも、山本十六でも、マッカーサーでもありません。
彼らは脇役。

主役は「日米未来戦記」を書いた作家たち。
水野広徳、ホーマー・リー、ヘクター・バイウォーター、
池崎忠孝などです。

日米未来戦記と実際の歴史の流れがリンクしながら
話しは進んでいきます。

きちんと分析できている作家は
きちんと日米戦争の結論をあてていたのです。

もちろん日本国内の軍・政府当事者でも
きちんと分析でいた人がいたのは間違いありません。

ただそういう人たちが
戦争へ向かう立場の人と世論や空気を抑えられなくなり、
戦争へ突入したいったのです。



そういった過去を熟知している猪瀬氏は
事実や細部にこだわり、それをきちんと世に問うことで、
仕組みを変えてきています。

東電もしかりですね。

東京オリンピック・尖閣のことは
まだいまいちよく分かりませんが。笑
posted by mulberry at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック