
単行本としてはすでに30年ほど前に出版されています。
http://www.chuko.co.jp/bunko/2012/04/205631.html
不謹慎かもしれませんが、
今上天皇が高齢を迎えている現状を考えると、
タイムリーな本といえます。
今こそしっかり読んでおきたい本です。
この本が書かれたときも
まさに昭和の時代が終わりを告げようという時でした。
テーマは天皇の崩御。
プロローグ・エピローグがあり、
明治・大正天皇崩御にまつわる4編の章立てとなっています。
天皇崩御の朝に・・スクープの顛末、
柩をかつぐ・・八瀬童士の六百年、
元号にかける・・鴎外の執着と増蔵の死、
恩赦のいたずら・・最後のクーデター、
崩御の際の元号制定、葬送、恩赦。
いずれも国民にとっても重大な関心事です。
天皇が崩御にまつわる話しだから
影法師なのですね。
猪瀬直樹過去記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%C3%F6%C0%A5%C4%BE%BC%F9
八瀬童子
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%80%AC%E7%AB%A5%E5%AD%90
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