
この本はあとでもう1回読み直したほうがいいだろう。
読みながらそう思いました。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167306038
3章立てで
・「空気」の研究
・「水=通常性」の研究
・日本的根本主義について
となっています。
書いてあることはよくわかるのですが、
それをまた人に伝えるのは難しいなというのが率直な感想で、
だからこそ再読必要ですね。
なぜこの本を読んだかというと
今まさに原発に対する「空気」を感じるからです。
今、日本は原発問題で揺れています。
脱・反原発と原発推進がぶつかりあっています。
ただああいう大きな事故を起こした以上、
世間の「空気」は原発に厳しいことは間違いありません。
原発の是非を問う住民投票運動もありますが、
その是非をきちんと判断できる状況ではないように思います。
科学面、医学面、安全面、経済面などあらゆる視点で
より正確な情報を期待します。
僕が感じる今の空気はまだ「反原発」ですね。
さて皆さんはいかがかしら。
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