
脳科学者・茂木健一郎氏が
広く人生について感じたこと、考察したことを表現するエッセイです。
もともと初めは
臨死体験についての解説本の予定だったものが、
書いているうちに変わっていったとのことです。
第3章に臨死体験のことまとめられています。
茂木氏が30代半ばで書いたものです。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480422187/
生について、死について、
共感するところが多々あります。
エッセイは脳にからんで
生・死だけでなく、宗教と癒し、時間と空間、臨死体験など
書かれています。
人は生きることに悩む生き物ですが、
死んでしまったら終わりでもあります。
だから
「生きること自体が、究極の目的になる」
そう考えると生き方が少し楽になるかもしれない。
お釈迦さんのように四苦(生・老・病・死)なんて
下手に考えないほうがいいのかもしれません。
悩みのネタになるばっかり。
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