2012年04月27日

「生きて死ぬ私」(茂木健一郎)

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脳科学者・茂木健一郎氏が
広く人生について感じたこと、考察したことを表現するエッセイです。

もともと初めは
臨死体験についての解説本の予定だったものが、
書いているうちに変わっていったとのことです。

第3章に臨死体験のことまとめられています。

茂木氏が30代半ばで書いたものです。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480422187/

生について、死について、
共感するところが多々あります。

エッセイは脳にからんで
生・死だけでなく、宗教と癒し、時間と空間、臨死体験など
書かれています。



人は生きることに悩む生き物ですが、
死んでしまったら終わりでもあります。

だから
「生きること自体が、究極の目的になる」

そう考えると生き方が少し楽になるかもしれない。

お釈迦さんのように四苦(生・老・病・死)なんて
下手に考えないほうがいいのかもしれません。
悩みのネタになるばっかり。

posted by mulberry at 15:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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