さらに中高年が多いということもあり、
陸域のガイドはみな忙しくしていますね。
そこで感じることの1つが
このガイドと参加者の人数比です。
小笠原の場合、
ポイントまでの移動の車が10人乗りのワゴン車が多いです。
さらに森林生態系の指定ルートは
ガイド1人つき10人までとなっています。
団体のツアーでは
たいてい10人以上の参加者となっています。
そうなると必然的にガイドが2人以上となります。
これを2グループに分けてガイドするのが
エコツーリズムの考えからしても好ましいと思います。
うちはなるべくそうするように心がけています。
10人以上のグループが一群となって歩いている光景も
よく目にします。
そうなると、父島は道も細いし、スペースも狭いところが多いので、
周りで見ていても圧倒されるような雰囲気となります。
あまりいい現象ではないと感じています。
参加者にとっても
満足度の高いツアーにはならないと思います。
でも、うちもそんな場合があります。
アシスタントスタッフの時やまとまった団体の時など。
だからそんなときは他の方を圧倒することにならないよう、
なるべく他のグループからずれて行動するよう意識しています。
このことは決め事としてはむずかしいでしょう。
でも各業者意識して
なるべく10人以上のグループは2グループに分けてガイドすべきでしょうね。
そういううちもナイトツアーは10人以上でも、
1グループで行動しているのでえらそうなことは言えません。
言い訳をすれば、
ナイトツアーはポイントごとにほぼ停止位置だけ解説なので、
大丈夫という認識でやっています。
でも2グループに分けたほうがいいですけどね。
エコツーリズムの島というからには
こういうツアーのガイドと参加者の人数比もすごく大事ですね。
もちろんうちも前述の通り改善の余地ありです。
自戒の念をこめて。苦笑。
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