2012年01月19日

「山本五十六」(半藤一利)

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1/19 旧12/26 はれ

山本五十六は
海軍次官から聯合艦隊司令長官となり、
現場視察で搭乗中、敵機に撃たれ人生を終えました。

著者は「山本びいき」を自称しています。
出身地も長岡で同じです。

その越後人気質が、
大事な局面での山本の言動に影響したというのが、
著者の見方です。

その気質とは、
耐えに耐えたあとの爆発的な行動なのです。
著者は「せかせかとした行動主義」
「一気に伝統や規律などを飛び越えて自分本位のあり方を示す」
という表現を使っています。

日米開戦に反対し続けた山本が
当時の近衛首相に答えた話が有名です。
「もしやれといわれるなら、1年や1年半は大いに暴れてごらんいただける」

山本びいきと自称しつつも、
きちんと山本の言動・作戦の批判もをきちんと書き込まれています。
http://www.bk1.jp/product/03434339


映画・本をセットで読むといいですね
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10563996.html

ミッドウェイ作戦の失敗は
映画では南雲中将の涙が象徴しているように感じました。




posted by mulberry at 07:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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