2012年01月16日

本「地域資源を守っていかすエコツーリズム」

155230-1.png

サブタイトルは「人と自然の共生システム」。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1552309

「はじめに」によると
本書は共生型のエコツーリズムにこだわっています。
その具体例を紹介し、
エコツーを通じた自然環境の持つ価値の「活用戦略」を解説しています。

自然環境の保全のためには
「人と自然との融合体」としての地域資源のマネジメントが必要です。

本書は、
自然環境に多少影響を与えても、理念と手法がしっかりしていれば、
マネージメントは可能というスタンスです。

地域資源を活用するエコツーリズム、
エコツアーと地域資源の保全
エコツーリズムと地域資源マネジメント
<事例>地域資源の保全と利用の実際
エコツーリズムによる地域資源の保全と利用の戦略
という章立てになっています。

活用、保全、マネジメントという順立てで書き進められ、
各地の事例が紹介され、最後にまとめてなっています。


うちは生業としてガイドをやっています。

2.2節には「エコツアーガイドの役割」があります。
この節はガイドさんが著者になっているだけあって、
現実に即したとても的を得たものとなっています。


posted by mulberry at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください

この記事へのトラックバック