帰りの船の中で読みました。
「日本中枢の崩壊」
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2170744
著者は今話題の人、現役経産省官僚の古賀茂明氏です。
(もう辞められました。)
本人のツイッター http://twitter.com/#!/kogashigeaki
少し前に「県庁おもてなし課」という本を紹介しました。
その本でもお役所体質が浮き彫りにされていました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/10363040.html
そしてこの「日本中枢の崩壊」では
究極のお役所体質がまざまざと書かれています。
明治から始まった日本の官僚制度。
もう完全に膿の部分は制度疲労の究極なのでしょうね。
省庁の中でも横綱は「財務省」なんですね。
予算編成権や国税庁を持っている強みがあります。
法務省の官僚は天下りの必要がないという点で
わりと評価されていました。
もちろん批判的なことだけでなく、
彼の提案である「起死回生の策」という章もあります。
観光についての言及もあり、
「観光は未来のリーディング産業」という文章があります。
日本にはもうそれほど時間がありません。
変革を起こして本当の平成維新はできるのかしら。
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