2011年09月09日

「県庁おもてなし課」(有川浩)

この小説も一気読みしました。
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200808000534

観光振興に励む関係者、必読です。

主人公は県庁おもてなし課の若い男女2人。
当然ように恋心も芽生えていきます。

ストーリーの柱は
おもてなし課の観光振興プロジェクトです。

そこに、「パンダ誘致論」「観光特使」などが
絡み合っていきます。

県庁が舞台だけに、役所の悪い体質もかなり浮き彫りにされています。
動かない・固い・前例主義・公平性などです。

そういったことにも
折り合いをつけながら何とか前進していく主人公です。

舞台は高知県。
自然しかない県での観光振興。

実在の場所だけにかなり具体的です。

他地域の方も、この本ずばりの観光振興はできないでしょうけど、
十分ヒントとなることでしょう。

この本を読んで、
何もないけど光のある高知県に行ってみたくなりました。

200808000534.jpg
posted by mulberry at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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