http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=200808000534
観光振興に励む関係者、必読です。
主人公は県庁おもてなし課の若い男女2人。
当然ように恋心も芽生えていきます。
ストーリーの柱は
おもてなし課の観光振興プロジェクトです。
そこに、「パンダ誘致論」「観光特使」などが
絡み合っていきます。
県庁が舞台だけに、役所の悪い体質もかなり浮き彫りにされています。
動かない・固い・前例主義・公平性などです。
そういったことにも
折り合いをつけながら何とか前進していく主人公です。
舞台は高知県。
自然しかない県での観光振興。
実在の場所だけにかなり具体的です。
他地域の方も、この本ずばりの観光振興はできないでしょうけど、
十分ヒントとなることでしょう。
この本を読んで、
何もないけど光のある高知県に行ってみたくなりました。
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