2011年09月09日

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (岩崎夏海)

9/9 旧8/12 はれ

「もしドラ」はもう発売されはじめてから2年近く経つのですね。

話題になっていたのは、よく知っていました。
天邪鬼が邪魔して、読んでなかったのです。
http://www.diamond.co.jp/book/9784478012031.html

話題になるだけあって、さすが面白いですね。
一気に読んでしまいました。

野球部のマネージャーとドラッカーを結びつける設定が
まず意外性で引き込まれます。
(ただこれはタイトルでわかりますけど)

一言でストーリーをいうと、
部活動をマネジメントして甲子園を目指す小説なのですね。

物語の展開とともに引用されるドラッカーの言葉が
それぞれ心に響きます。

紆余曲折がありながらも目的を目指した淡々としたリズムから、
クライマックスでは泣かせる場面へと一転します。

意外な題材・効果的な引用・泣かせる物語を
とてもうまく結びつけた小説です。
売れるのは当たり前ですね。

それからドラッカーも少し身近になりますね。
これも勉強したくなります。

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posted by mulberry at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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