文鳥・夢十夜
この本には
「文鳥」「夢十夜」「永日小品」
「思い出すことなど」「ケーベル先生」「変な音」
「手紙」などがおさめられています。
http://www.shinchosha.co.jp/book/101018/
作品によって、
小説もあり、随筆的なものもあります。
「文鳥」「夢十夜」「思い出すことなど」は
かなり死が意識された作品です。
「文鳥」は飼っていた文鳥が最後に死ぬ話し。
「夢十夜」は10の夢の話し。
深層心理が意識化されたような夢です。
怪談的で、死が絡んでくるもの多いです。
寝るときには読まないほうがいいです。
それこそ夢に出そうです。
「思い出すこと」は
修善寺で入院している時のことを書いたものです。
死と向き合いながらの入院中の様子です。
これらの作品から
漱石が死をすごく意識しているのがうかがえます。
漱石記事
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/pages/user/search/?keyword=%B2%C6%CC%DC%DE%FB%C0%D0
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