2010年05月09日

新書「帝国陸軍の栄光と転落」


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帝国陸軍の繁栄には
参謀たちの作戦計画の失敗を補った
戦場での将軍のたちの功績を挙げています。

転落においては、昭和の時代になり、
日露戦争を戦った指導者(ドン)が世を去り、
(ドンが軍部や政府に強い影響力を持っていた)
軍部に歯止めが利かなくなったこと。

そして
エリート軍官僚が下克上などで、実権を握り、
統制経済を導入していったこと。

すごく単純化して読み取るとするとこの2点です。

著者はあとがきで
「社会主義とは実は官僚至上主義」
「社会主義こそが大日本帝国を滅亡させた」
と述べています。

http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166607501
posted by mulberry at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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