2009年05月29日

新書:科学的に説明する技術


341232.jpg論証には、根拠と結論だけでなく、
論拠(もう1つの根拠)も必要となってきます。
根拠:経験的事実と、論拠:仮説 です。

科学とは、観察したことを、論理的に、実証的に、
説明すること。
説明とは「事前に用意された複数の仮定を用いて、
事象・現象を再構成すること」
(一般的によく使う説明は解説です。)

科学では観察だけでなく観察を基に仮説を作ること、それが正しいかチェックすることが重要。

議論にでる仮定を事前に明示する必要性があること。
仮定の数と使用には一貫性が求められること。

理論を構築する基本的条件として、
論理性、包括性、単純性があります。

正当な科学であれば、
仮説は反証される可能性を含んでいる必要が
あること。(ニセ科学にはそれがない)

科学的説明は、説明欲を満たし、
未来について予測してくれること。

などが書かれています。

http://www.sbcr.jp/books/products/detail.asp?sku=4797341232
posted by mulberry at 10:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
凄く面白そうな本ですね。読んでみます。
本当に、マルベリーさんは読書家で尊敬します。
私も前回上京のおが丸の中では新書を3冊読みましたが、
本を読んでいるときは幸せですね。

また、書籍の紹介楽しみにしています。
Posted by hakarame at 2009年05月29日 15:41
最近、なんやかんやと、後ろ向きの用事が多くて、本も読めてないのですが、
おかげさまで、往復4時間の船の中で読めました。

Posted by ○ベリー at 2009年05月29日 16:15
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