「統計でウソをつく方法」を少し前に読んだので、
この本を再読しました。
http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/8062688.html
本書の論点は以下のようになっています。
・世の中の社会調査の過半数はゴミである。
・ゴミは(引用されたりで)増殖する。
・ゴミが作られる理由はいろいろで、
調査のすべてのプロセスにわたる。
・正しい方法論を学ぶ。
・ゴミを見分ける方法。
集めたデータがゴミならば、
出てくる結論はゴミでしかありえないのです。
本書では、多くの実際の事例で、
各論点を解説しています。
批判点もかなりはっきりとした書きっぷりで
気持ちがいいくらいです。
これからは統計調査の結果を鵜呑みにしないで
ゴミかどうかを見極めたいですね。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/6/60/11/9784166601103.shtml
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