2008年11月29日

本:硫黄島と小笠原をめぐる日米関係


cc241-1.jpgこの本は、本文だけでも400ページを越える量です。

完読するにはやや骨が折れますが、
じっくり取り組んでください。

本文は
第1章で小笠原の発見から戦前までのこと、
第2.3章で戦時中の硫黄島・小笠原諸島のこと、
4章以降で、戦後から返還までのことが、
政府や軍の資料などからの詳細な調査に基づき、
丹念に記述されています。

この本を読むと、
アメリカ国務省と国防省の綱引きや、時代背景など、
返還までの間の紆余曲折がわかり、
20年以上年月を必要としたことが理解できます。
関係者の方は本当に苦労されたのだと思います。

http://www.nanpou.com/book/bok_241.html

僕たち新島民は、そんな先人の苦労を、
こういう本からでも知ることが大事ですね。
posted by mulberry at 08:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする
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