
養老本は、僕にとっては、
とても共感できるところが多いです。
それは、養老氏が、理科系で自然好き(昆虫)、
そして、世間や社会に気兼ねなく発言できる立場
であることが大いに関係あると思う。
この本では池田清彦・養老孟司の共著です。
http://www.bk1.jp/product/02979992
第1章で環境について本当に考えるべきこと
第2章で環境問題の錯覚
第3章で「環境問題」という問題
が述べられています。
環境問題においても、
問題の本質は何かということを理解することが、
とても大事です。
世の中しがらみだらけで、裏があることが多く、
問題の本質が見えにくくなっていたり、
あるいは見えなくなっています。
この本でも、
「環境問題は、科学的のようで、科学的ではなく、
政治的な話になっている。」と述べています。
一般庶民である僕らも、しっかり勉強しましょう。
あと、面白かったのは、
賞味期限や消費期限の法律の批判です。
実質被害がないのだから、
法律のほうがおかしいということです。
小笠原にいると、確かにあまり意味がないのは、
よく分かります。
自分の目・鼻・口で確かめれば分かるだろう
ということです。そのとおりですね。
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