ここのところ、
やっと山歩きが快適な気候になってきました。
ゆっくり歩く分には、汗ばむこともなくなりました。
午前、旭山南峰の遊歩道を散歩しました。
尾根道沿いには、
絶滅危惧ⅠB類のコヘラナレンが自生しています。
背丈は10CMほどの小さな草本です。
自生地は父島と兄島のみです。
この自生地はヤギの食害を防ぐため、
ネットがかけられているのですぐ分かります。
その付近の個体数は20に満たない程度です。
ちょっとのぞいて見ると、
黄色の花を咲かせていました。
こうやって、ヤギよけネットのあるところは
なんとか生き延びています。
ヤギがいなければ、
もう少し数を増やすことができるのしょう。
父島は村役場がヤギ駆除を定期的に実施しています。
関係者の方、大変でしょうけど、
がんばって成果をあげてください。