2007年06月18日

硫黄島訪島事業に参加


P6150135.JPG6/18 旧5/4 はれ

6/14夜から6/17早朝まで
村主催の硫黄島訪島事業に参加してきた。

僕は島民枠での参加である。
今まで行く機会がなかったので、
初めての硫黄島であった。

ついた日の午前、慰霊祭が行われ、
午後と翌日は島内視察や自衛隊見学をした。

こんなことをいうと、
不謹慎かもしれないが、
硫黄島がずいぶん明るい島のように感じた。
南国のリゾート地のように見えた。

きっと、人が定住せず、樹林が島を覆い、
戦争のあとを消しているから、そう感じるのだろう。

また自衛隊の方が視察ポイントを
きちんと整備してくれているおかげでもある。

そして、整備の行き届いた自衛隊基地であった。

視察で樹林の内部に入ると
あらゆるところに壕やトーチカがあり、
いまだ遺骨収集も終わらない状況である。

遺骨収集の大変さも実感できた

内部に入ると、地熱がすごいのもよく分かった。
地質自体は父島の岩盤よりは掘りやすそうであった。
地下壕は地熱との戦いであったのであろう。

旧島民の方の帰島に対する思いは
僕らには計り知れないものがあるだろう。

本当に、何とかならないものなんだろうか。

小笠原島かるた
「戦争で 玉砕の島 今まだ帰れず」

小笠原村、自衛隊、関係の皆様、
ありがとうございました。
P6150140.JPG

posted by mulberry at 07:48| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください