2007年03月05日
阪急クリスタルハート小笠原ツアー
3/5 旧1/16 はれ、海況もまずまず
阪急クリスタルハートご一行9名様を、
戦跡ツアーでご案内した。
みな元気よく、一日歩いていただけた。
中には和服で参加の方もいて、心配したが、
大丈夫であった。
このツアーは、
2月初旬から3月中旬まで、毎便組まれて、
毎便6-8名で催行となっている。
往復1等、ホライズンホテル泊で、
ツアーフィーが20万円以上の高価格ツアーである。
こういう高価格ツアーが
集客され、きちんと催行されているのは、
とても励みになる。
とかく今までは、
値段を安くしないと、お客さんが来ないというような
結論になりがちだったところに、
風穴をあけられそうだ。
これも、小笠原ツアーデスクと村による営業が
功を奏しているようだ。
小グループの旅行社ツアーが増えている。
ガイドも、価格を維持していく、
あるいは価格を高めるために、
一層、質を高めていかなければならない。
もちろんそればかりじゃダメだけど、それを視野に入れた
きちんとした、きちんとした内容と価格のツアーやガイドを、そして
我々はインストラクションを提供することが
求められる時代です。
痛感してますよ。今。
客層の2極化が見られています。
1つは山歩きの中高年タイプ。
もう1つは大学生春休み・卒業タイプです。
先ほどの
阪急ツアーは中高年タイプです。
たしかにその方たちとお話していると、
すごい場所がいっぱい出てきます。
ほんとに地の果てまでです。
世界を相手に、
小笠原はどうすべきか、悩むところです。
まずはやれることをきちんとやるですね。
他にも多様なツアーソースがあるので、意欲的なガイドには差別化のチャンスとはいえるのですが。
良質なエコツアーを作ってゆくために地域に関する知識を深め更新してゆこう、という考えを、なぜ「頭でっかちなガイド」と否定してしまうのかな~。損なのに。
楽して売ろうという気持ちも実はよく分かります。
新規分野をはじめても、
集客の不安がありますからね。
うちなんかも戦跡ツアー始めた頃は
泣かず飛ばずで、ようやくと思ったら、
業者がずいぶん増えてしまいました。
いろいろ学んで、いろいろやると、
みんな血となり肉となり、
いつかは結びついていくものですよね。
頭も、身体も駆使してガイドしよう。