2006年12月22日

小笠原島かるた「さ」


CIMG6736sa.JPG「さ」珊瑚の海から贈り物 地層に残る 大型有孔虫
          :貨幣石

母島の御幸之浜などでは、
500円玉くらいの貨幣のような化石が地層に残り、
露出している。

この化石を貨幣石といい、
かつて、海底に住み着いていた大型有孔虫の死骸
である。

御幸之浜付近は
国立公園特別保護地区に指定されている。

さらに海域も海中公園に指定され、
珊瑚がよく発達している。
posted by mulberry at 09:13| Comment(2) | 島かるた | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お早うございます。
キノコの様にも見えます。
海底に化石というのはよくあることなのでしょうか。
海底火山の爆発で埋まったとかが理由なのかと想像しますけど。
珍しいものを拝見いたしました。
Posted by マウンテンハイ at 2006年12月22日 10:10
小笠原は海洋島です。

4000万年ほど前に、海底で火山活動が起こり、
海面近くまで浅くなっていたようです。

そのころに、
活動していた大型有孔虫の名残です。

さらに時代を経て、
数100万年前に隆起して、島となっています。

だから海の生き物が陸や浜で見られるのです。



Posted by よしい at 2006年12月22日 12:06
コメントを書く
コチラをクリックしてください