2006年03月13日

小笠原諸島森林生態系保護地域設定委員会


CIMG70270.JPG午後、
第一回小笠原諸島森林生態系保護地域設定委員会が
行われた。
ぼくは、エコツーリズム協議会副会長の代理で出席。

今回は、
保護地域設定の考え方や手法などについて
検討された。
具体的な議論は次回以降である。

委員会の中では
わりと、地域の人のことを考えていただいた発言が
多いように感じた。
もちろん研究者サイドからは
保全重視の発言もあった。当然といえば当然だ。

利用に関して言えば、
研究調査の人も、あちこち立ち入るのだから、
一層きちんとしていただかないと、
島民や観光業者も納得しないだろう。
研究調査のためのルールづくりも必要かもしれない。

これを言うとけんかになるかもしれないが、
研究者も自分の分野以外は
素人同然なこともあるからね。

たとえば、植物に詳しくても、
動物や鳥には無頓着だったりする。

ということで、研究も含めて、
すべての利用において、
大事に使いましょう。
それが小笠原の生きる道。



posted by mulberry at 19:47| Comment(1) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
代理出席とはいえ、
観光利用の立場、島民の立場として
責任が重く感じられた。

なかなか荷が重い。

政治家はえらいなと思う。

Posted by ○ベリー at 2006年03月13日 22:14
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