

2/4 旧12/19 曇り
父島ではノヤギ駆除の成果で
食害を受ける植物の復活傾向が見られます。
たとえば、
ホソバリュウビンタイ(リュウビンタイ科・広域分布種)もそうです。
以前はかなり壊滅的に感じていました。
最近は、大きく育ったものが、
また見られるようになってきました。
葉柄が太めで長いので、一見ヘゴ科植物のようですが、
塊状の根茎から直接葉柄が出て、幹の発達はありません。
父島では
リュウビンタイ科植物は本種だけです。
胞子嚢群は、葉の裏、
葉の縁に近いところ全体に2列ずつ並びます。
この写真では偽脈はわかりませんが、
側脈の分枝が多いのがわかります。
本種は、これからさらに、
あちこちでよく見られようになるでしょう。
posted by mulberry at 08:53|
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