2017年04月21日

シロテツ、雄株と雌株の花(雄花・雌花)

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シロテツ(ミカン科・固有種)、
雄株、雌株の花です。

雄株の花(雄花)は
おしべの葯が目立ち、めしべの柱頭が退化しています。

雌株の花(雌花)は
めしべの柱頭がはっきりしています。

おしべだけだと違いがわかりにくいので、
柱頭の部分で見分けるのがいいでしょうね。
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ユウゲショウの花

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4/21  旧3/25  曇り

集落エリアの空き地で
ユウゲショウ(アカバナ科・外来種)が咲いています。

草丈も小さく、花も小ぶりです。

花は
薄紅色4弁花、おしべ8、めしべ1(柱頭4裂)。

ユウゲショウ、
まだこの場所以外では見たことがありません。

昨年も同じ場所で見ています。
ほかの場所にもあるか気にして見ます。

なお
ユウゲショウは夕化粧です。
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2017年04月20日

雌雄異株シロテツの花

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シロテツ(ミカン科・固有種)の花が咲き始めています。

父島列島固の植物で、父島、兄島、弟島に分布します。

花序に小花をたくさんつけます。

4弁の白い花で、おしべ4、めしべ1です。

雌雄異株のようで、
めしべの発達具合で雌雄の見分けはつきますね。

写真の個体は
めしべが発達していて雌株の花(雌花)ですね。
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映画「42~世界を変えた男~

42〜世界を変えた男〜 [ チャドウィック・ボーズマン ] - 楽天ブックス
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2013年映画「42~世界を変えた男~」
https://video.rakuten.co.jp/content/100549/
https://ja.wikipedia.org/wiki/42_%E3%80%9C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%80%9C

野球少年だった僕は野球映画も大好きです。

いくつになっても変わりませんね。
果たせなかった夢ですから。

42とは
メジャー全球団の永久欠番、ジャッキー・ロビンソンの背番号。

メジャー初の黒人選手ですね。

これが戦後すぐの話ですから、そう遠い昔の話ではないんです。

自由の国といっても、自由だったのは白人だけ。
アメリカの一面を勉強できます。

映画は
彼がドジャースに入団しての1年目を描きます。

人種差別の苦難が
私生活でもプレー中でも待ち受けていました。

彼は我慢し続けます。

そしてその行動やプレーで
人種差別を打ち払っていきます。

現在、日本人のメジャー選手もいます。

イチロー選手に、
そういうことを感じることがあったか聞いてみたいですね。
posted by mulberry at 08:19| Comment(0) | メディア | 更新情報をチェックする

ドラセナ・コンシンネの花

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4/20  旧3/24  晴れ

集落で
ドラセナ・コンシンネ(キジカクシ科・外来種)の花が咲いています。

花序に小花がたくさんついていて、
芳香もあります。

花は花被片6、おしべ6、めしべ1です。

ドラセナは多くの品種があり、
島内にもいくつかあると思います。

これは
ドラセナ・コンシンネというようです。

和名は
「ベニフクリンセンネンボク」だそうです。

キジカクシ科には
サンセベリア、センネンボク(ティーリーフ)などもあります。
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2017年04月19日

ブラシノキ(カリステモン)の花

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清瀬トンネル付近で赤い花をつけています。
花がブラシのようにたれさがっています。

ブラシノキ(フトモモ科・外来種)です。

赤いのは多数のおしべです。

1つの花は
目立たない緑の5弁花、おしべ多数、めしべ1です。

花弁や蕚片はすぐ落ちてしまうようです。
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アオウミガメのてっぱ(テッパ)

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4/19  旧3/23  曇り

昨夜は居酒屋で懇親会。

アオウミガメの「てっぱ」を食しました。

部位は手足の部分で、ゆでてスライスしたものです。

縁の緑色がやや不気味。

緑の皮と、赤みの肉の部分です。

食してみると、
わりとあっさりとした豚足という感じでしょうか。

特にクセもなかったです。

僕は好きです、これ。
posted by mulberry at 08:23| Comment(0) | できごと | 更新情報をチェックする

2017年04月18日

4/18森歩き・・初寝山

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4/17、6名様と森歩き。

一日曇り空で、
山の上の方はガスもかかっていました。

午前は東平から初寝山へ。

ここは
ガスがかかっていませんでした。

午前はここのエリアだけで
たっぷり2.5時間かけて歩きました。
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海岸林を遠目で見ると・・

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4/18  旧3/22  曇り

4月中旬、
小港の海岸林を高台から見下ろした絵です。

海岸林の樹木代表格は3種、
ハスノハギリ、モモタマナ、テリハボクです。

ハスノハギリは
果実の総苞の明るい黄緑色が目立っています。

テリハボクは濃い緑色。

モモタマナは
落葉中か、紅葉した葉が残っている状態です。

そうやって簡単に区別できます。

なお、
このなかには少しアカギ(明るい緑)も混ざっています。
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4/17サンセット&ナイト、道新観光さん

動く電波望遠鏡
#小笠原父島  #マルベリー  #nationalpark  #ritorengo


4/17
日中とサンセット&ナイトは道新観光さん。

日中は妻がガイドで、夜の部は僕が担当。

夕日はだめだったので、
まずは海岸でオカヤドカリ観察。

その後、オガサワラオオコウモリへ。
乱舞というほどたくさんの飛翔。樹上観察もばっちり。

その後、
電波望遠鏡のライトアップと夜景でしめました。
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4/17森歩き

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4/17
鳥好きのグループ12名様をガイドしました。

ここでは
オガサワラノスリがじっくり見れました。

林内では
ハシナガウグイス、メジロなども。

ほかの場所では
イソヒヨドリ、オガサワラヒヨドリやツバメの仲間も。

川沿いでは
本土でめったに見れないカモの仲間もいたようです。

アカガシラカラスバトも
2度ほど飛んでいるのを見かけました。

そしてザトウクジラも何度か見れました。笑
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2017年04月17日

キケマン(ムニンキケマン)の花

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4/17  旧3/21  晴れ

南島では
キケマン(ケシ科・広域分布種)が咲いています。

小笠原諸島固有植物ガイドでは
キケマンとムニンキケマンは同種とした見解をとっています。

ムニンキケマンとしても、
伊豆諸島などでも見られるので、広域分布は変わりません。

総状花序に黄花を多くつけます。

花弁は4で、外側2が筒状に、そのう内側2あります。
おしべ2、めしべ1です。

花のつくりは
花が筒状になっていて、わかりにくいです。
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2017年04月16日

崩落必至?・・小港~コペペ線

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小港からコペペに至る歩道です。

以前から崩落しやすい場所で、
上側は土留め施工されています。

でも
下側の路肩がどんどん崩れています。

雨が少なく、乾燥しているのが、
より崩れやすくしているかもしれません。

さらにヤギもよく通る場所のようです。

これで、大雨でも降ったら、
歩けないほど崩落してしまいそうで心配です。
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オオハマボッス(サクラソウ科)の花

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南島外周部では
オオハマボッス(サクラソウ科・固有種)が花期となっています。

内陸部でも
ところどころ出ているはずです。

花期は個体差もあります。

1株でまとまった花をつけます。
そのため白花ですが、よく目立っています。

花は5裂、おしべ5、めしべ1です。

果期のあとに、その個体は枯れてしまいます。
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南島植生回復作業(外周部・2017年度1回目)

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4/16  旧3/20  曇り

2017年度、
小笠原支庁の南島植生回復作業は地元NPOが受託しました。

簡単にいうと、外来種の草抜きです。

外周部の作業は10回。
僕は作業指導員として全作業に従事しましす。

1回目の作業場所は南島西尾根最南部。

上陸地点から
行くだけで30分近くかかります。笑

たくさんのノゲシを抜いてきました。

もう種が飛び出していたので、
タイミングとしてはちょっと遅れたかなという感じでした。

いい景色とザトウクジラも見れました。
posted by mulberry at 08:21| Comment(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2017年04月15日

ムニンノキの葉が大量に切られて・・

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4/15  旧3/19  晴れ

とある場所のムニンノキ(アカテツ科・固有種)です。

樹下に
大量の青い葉の落葉がありました。

小枝ごと落ちています。

クマネズミの仕業です。

小枝の先がススパッと切れています。

だから、
葉を落とすんではなくて、枝を切っているんですね。

健全な青い葉がいっぱい落とされるので、
ちょっと心配になりますね。

他の場所でも、時々、見かける光景です。

樹種を選んでいるのかどうかはまだわかりません。
posted by mulberry at 07:08| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2017年04月14日

シロトベラ(雌株)の花

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4/14  旧3/18  曇り

芳香のある花が咲きだしました。

雌雄異株、
シロトベラ(トベラ科・固有種)・雌株の花です。

乳白色5弁花、おしべ5、めしべ1。

雌株はめしべがよくふくらみ、
おしべが退化したようになっています。
posted by mulberry at 08:43| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

白花のホナガソウ(ナガボソウ)

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とある場所で
白花のホナガソウ(ナガバソウ・クマツヅラ科・外来種)を見つけました。

1群落だけ白花でした。1個体なのかもしれません。
周辺はみな青花でした。

僕が白花を見たのは初めてです。

ネットで調べると、
父島ではまれには出ているようですね。

レアであることは間違いないですね。
posted by mulberry at 09:52| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

時雨ダムの水位の低さ

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4/13  旧3/17  曇り

父島のダムの総貯水率は
20%を切りそうなくらいにまで下がっています。

気になるので、時雨ダム見てきました。

まだ水面は水があります。

でも、
左下の放水路への流路が干上がっています。

水面は
放水面から3M以上は低い状態です。

まとまった雨が相当降らないと
ダムに水がたまりませんね。

たしかに危機的です。
posted by mulberry at 08:34| Comment(0) | 天候・気象 | 更新情報をチェックする

2017年04月12日

映画「史上最大の作戦」

史上最大の作戦【Blu-ray】 [ ジョン・ウェイン ] - 楽天ブックス
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1962年映画「史上最大の作戦」、モノクロです。
https://video.rakuten.co.jp/content/189148/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E6%9C%80%E5%A4%A7%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%88%A6

本も読みました。
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/413145017.html

主題歌は
子供ころよく口笛吹いたものです。

連合軍による
ノルマンジー上陸作戦前から当日を描いています。

困難な上陸作戦を達成し、、
内陸部に進駐して行くところで映画は終わります。

本の感想でも書きましたが
ドイツ軍の指揮系統の対応のまずさが映画でも浮き彫りになっています。

映画の中でも
多くの兵士が死んでいきます。

こういう映画を観ると、
まず兵士になろうなんて気がおきないように思います。

戦争に行きますかと問われても、
はいとはいえませんね。

上陸作戦は米軍の硫黄島でもそうですが、
特攻に近いような危険な作戦だと思います。

十死零生ではないですが、
硫黄島でも、ノルマンジーでもかなりの死傷者が出ました。
posted by mulberry at 16:32| Comment(0) | メディア | 更新情報をチェックする