沖縄の不都合な真実 [ 大久保潤 ] - 楽天ブックス不都合な真実、
本書を読む前からそうだろうなと感じていたことがかなり書かれています。
本書は
沖縄の米軍基地問題がメインテーマです。
その上で、
沖縄問題をも考える書となっています。
沖縄に行くと感じる、
公共事業、特に土木事業の多さ。
これも
密接に基地問題と絡んでいるのです。
基地があることで
政府からの莫大な振興資金、基地からの借地代などの収入があります。
補助金依存型経済体質と公務員優位の社会構造にメスを入れないと、
基地縮小も進まなければ、基地依存からも脱却できないということです。
沖縄が公務員優位の構造は
琉球時代にさかのぼることができるようです。
明治政府も内地と違い、
反発が強い、その体質を変えることができなかったそうです。
本書は
沖縄批判ではなく、公務員などの沖縄支配階級批判です。
僕は小笠原に住みますが、
補助金依存型経済体質・公務員優位は同じようですね。
http://www.shinchosha.co.jp/book/610601/
posted by mulberry at 14:22|
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