2014年05月30日

オオシラタマカズラの花

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常緑つる性の
オオシラタマカズラ(アカネ科・固有種)

本州のシラタマカズラが近縁種のようです。

小笠原の植物で本州にあるものと種名が似ているものは
それが近縁種であることが多いですね。

本種はつる性ですが、
明るい林床で這って生えていることが多いです。

ただし、
先端の40-50㎝くらいが立ち上がっています。

道路沿いの林縁に生えているところもあります。

花は5裂の小花です。
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2014年05月29日

5/30-6/8出張予定

明日5/30より内地出張します。

5/31東京着~大阪へ。

6/1三田方面  三原泊

6/2大久野島  徳山泊

6/3大津島  下関泊

6/4下関   広島泊

6/5呉・江田島  
  広島大所属の高校先輩と懇親  広島泊

6/6東京で自然公園研究会参加。  

6/7乗船です。

目いっぱい予定入れ込んだので、忙しいですよ。

さてどこで洗濯しよかな?
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5/29午前・午後:都立荒川工業高校、戦跡ツアー

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5/29午前・午後と
昨日に引き続き荒川工業高校の戦跡ツアーでした。

午前8名、午後9名です。

午後は女子2名が入っていましたが、
学年で女子は4人だけだそうです。

午後のツアーは
一時、土砂降りの雨に見舞われました。
さすがにこの時はツアーも中断でした。
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オガサワラアザミの群落

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5/29  旧5/1  曇り

父島にも、ごく一部ですが、
オガサワラアザミ(キク科・固有種)の群落があります。

しかし父島列島で一番まとまって生えているのは、
きっと南島だと思います。

ただし、そういったまとまって群落があるのは、
内陸部の観光ルートにはないのです。

外周部などに多いのです。

植生回復作業で外周部を歩くと、
あちこちに群落があります。

大きく育った株が
5月くらいから花を付け出します。

実は、果実がついた後は株ごと枯れてしまいますので、
ちょっと汚い感じになります。苦笑
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2014年05月28日

5/28午前・午後、都立荒川工業高校、戦跡ツアー

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5/28午前・午後と
都立荒川工業高校の修学旅行生の戦跡ツアーでした。

午前4人、午後9人をガイドしました。

蒸し暑い日だったせいか、
午前も午後も生徒は何だかお疲れモードでしたね。

自分で選んだツアーででしょうから、
しっかり楽しんでほしいものです。

このあとナイトもあります。
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唯一の固有針葉樹:シマムロ

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5/28  旧4/30 曇り

シマムロ(ヒノキ科・固有種)は
集落エリアの清瀬の尾根筋でも見られます。

尾根筋の駐車場からすぐのところに
なかなか大きなシマムロがあります。

父島で見るシマムロは
たいていが低木性あるいは這うようなタイプです。

この写真のも低木性です。

よく見られる場所は
乾性低木林や岩石地などです。

高木性の樹林に入ると、
めったに目にすることはないですね。
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2014年05月27日

千尋、無事修学旅行終了

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今日の船で
修学旅行の中学3年生が元気よく戻ってきました。

直前まで体調不良だった千尋も
体調がよくなったようで、ほっとしました。

長丁場の修学旅行。

昨日は千尋の誕生日。

急遽、小笠原観光局の友人に頼んで、
プレゼント代わりのクッキーを渡してもらいました。

おみやげもたくさん買ってきていました。

僕にも素敵な手拭いが2枚。
早速、1枚は午後のツアーで使わせてもらいました。
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よく目立つヒギリの花

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5/27  旧4/29  晴れ
ヒギリ(クマツヅラ科・外来種・クレロデンドラム)の
赤い花がよく目立っています。

まとまって花をつけるので、なおさら目立ちます。

写真はそのアップです。
5裂の花ですね。

ヒギリは
人家の庭先に植えられています。

戦前の植栽が
野生化している場所もあります。

野生化しているものでは
人の背丈より大きくなってるのもあります。

常緑低木性です。
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2014年05月26日

「ひかりのあめふるしま 屋久島」(田口ランディ)


ひかりのあめふるしま屋久島

まるで
YNAC(屋久島野外活動総合センター)のPR本のようです。笑

解説もそこの社長さんだし。
登場人物としてMさん、Oさんがとても多いし。爆笑

このエッセイは
屋久島でのガイドツアー体験やそこでの出会いが書かれています。

著者は屋久島より前に
クジラ目当てで小笠原にも来ていたのですね。

でも小笠原にははまらなかった。苦笑

旅人の視点として
「旅に来て目にしたものを、その土地の常識と考えるのは誤解のもとなのだ。」

いい点に気付いていると思います。

島の自然と文化、出会いが素敵なエッセイになると、
その土地に行きたくなりますね。
http://www.gentosha.co.jp/book/b2884.html
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5/26、2014年の個人的初泳ぎ

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5/26午前
天気もいいので、青灯台で初泳ぎしてきました。

水はまだまだ冷たいですね。

22-23度くらいでしょうか。

正直、
入水の時はかなり気合が必要です。

泳ぎ出せば、やや慣れてきます。笑

これから夏のシーズン、泳いで日光浴と読書。

僕にとっての最大の癒しの時間帯です。

これがあるから、南の島はやめられません。
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小笠原小学校5年、小港キャンプの練習:テントはり

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1時限目
小笠原小学校校庭で5年生がテントはりの練習をしていました。

うちの旭も5年生です。

この夏、
5年生は小港キャンプがあります。

小笠原では野営や野宿が禁止されていますので、
キャンプする機会はほとんどありません。

できるとすると
せいぜい私有地や家の庭くらいなものです。

なので、
小港キャンプはとてもいい機会になります。

しっかり準備してほしいですね。

ちなみに僕の小笠原でキャンプ経験は
北硫黄島で4泊だけです。
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シマカナメモチの花

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5/26  旧4/28  晴れ

シマカナメモチ(バラ科・広域分分布種)の花が
咲いています。

1つ1つの花は小さいですが、
まとまって半球状に咲いているので、よく目立ちます。

バラ科なので、
小さな花をよく見ると、5弁の花です。

本種の分布は
小笠原では父島列島だけのようですね。

広域分布種で
小笠原での分布が偏りがあるものはちょっと変な感じがします。

そこには何か人為があるのか、
あるいはそれも自然なのか、考え出すと夜も眠れません。ウソ・笑
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2014年05月25日

オガサワラアザミとジニービーチ

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南島植生回復作業に行ってきました。

今年度、
もうすでに11回目です。

4月4回、今月5月は7回です。

ガイド業がヒマなので、
こちらの作業頑張っています。苦笑。

さて、
この写真は昼休憩場所からです。

手前はオガサワラアザミ、遠くにジニービーチです。

こんな風景眺めながら、弁当食べています。

素敵な風景も
作業行くたびに毎回見ていると、さほど感動もないのですが・・・

贅沢ですね。
posted by mulberry at 16:20| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2014年05月24日

リピーター向け山歩きコース・・巽ビューコース

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巽ビューコースとして
リピータ向けの山歩きコースをアップしました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub1-3-2.html

最終の目的地は
西海岸ビューポイントあるいは西海岸です。

入り口は
定番の北袋沢と巽終点口と2つ。

リピーターは巽終点口から行きましょう。
途中で中海岸のビューポイントもあります。

季節限定で
赤旗山、躑躅山、朝立岩も組み入れられます。

最少催行は2名様からです。
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「虹の岬の喫茶店」(森沢明夫)


虹の岬の喫茶店

小さな岬の先端にある喫茶店「岬カフェ」が舞台。
経営するのは初老の女性・柏木悦子。

景色はもちろん、
おいしいコーヒーと素敵な音楽がウリです。

そこに訪れる4人の客と1人の甥っ子の物語が
1章づつ描かれています。

そして最終章は主人公の章。
主人公の長年の大いなる勘違いも種明かし。

心温まる物語です。


この小説が原作で映画化されるそうで、
主人公は吉永小百合さん。

本のイメージにぴったりですね。

映画「ふしぎな岬の物語」
http://misaki-cafe.jp/

http://www.gentosha.co.jp/book/b7221.html
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モモタマナの雄花

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5/24  旧4/26  曇り

小笠原で海岸林御三家といえば
ハスノハギリ・テリハボク・モモタマナです。

モモタマナは幹や葉や果実が大型なのに
花はごく小さいのです。

穂状花序をのばし、脇に小さな小花をつけていきます。

先端部の方は雄花なので、花はおしべばかりです。

付け根付近に
雌花あるいは両性花をつけます。
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2014年05月23日

「藪の中」(芥川龍之介)


薮の中

本書は「藪の中」というタイトルですが、
他に「羅生門」「地獄変」「蜘蛛の糸」「杜子春」「鼻」が収められています。

いずれも短編なので、すぐ読み終えます。

じっくり考えながら読むには
このくらいの薄い本がかえっていいかもしれませんね。

以前に読んだことがものもあれば、
はじめて読むものもありました。

「藪の中」:
  藪の中で起きた殺人についての関係者の証言
「羅生門:
  羅生門での下人の行動
「地獄変」
  地獄変の屏風の物語
「蜘蛛の糸」
  地獄に落ちた男に伸びてきた蜘蛛の糸
「杜子春」
  仙人に試され目が覚める杜子春
「鼻」
  鼻にまつわる禅僧の悩み

http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2764598

posted by mulberry at 14:35| Comment(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

中学校の裏手で見つけたトキワハゼ

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学校に用事があって
中学校裏手の駐車場で見つけたのがこのトキワハゼ。

トキワハゼ(ゴマノハグサ科・外来種)は
草丈もわずかに数㎝程度です。

知らず知らずに踏みつけられタイプですね。

でも
よく見ると薄紅紫色のかわいい花をつけています。

花の作りも面白く、
上唇より下唇が長く、上唇はわずかに2裂、下唇は3裂しています。

「種子がすぐ発芽し、じきに花を咲かせ、
 いつでも花が見られるところから常盤(ときわ)ハゼ」だそうです。
(日本の野生植物Ⅲ)より


日本の野生植物 草本 3 新装版


posted by mulberry at 06:09| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2014年05月22日

5/22、阪急旅行さんのツアー

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5/22
うちのガイドは阪急旅行社さんのツアーでした。

添乗員さんとで10人だったので、
車の定員の関係で、ガイドは僕と妻と2人です。

いつもは記念写真的に撮るのですが、
今日は森の中の一コマです。

ちょっとジャングルっぽい感じで。
いい雰囲気です。
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シロツブの果実

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5/22   旧4/24  曇り

南島で
シロツブ(マメ科・広域分布種)の果実を見つけました。

トゲだらけの果実の外側。

口が開くと
直径2㎝ほどの種が1-2個入っています。

2個の種の方が断然多いですね。

表面はとても固い種です。

島名は
バラノミというようです。

しかし、
シロツブの枝や果実のトゲは何に対抗するためだったのでしょうね。
posted by mulberry at 07:31| Comment(0) | 植物 | 更新情報をチェックする