2014年03月31日
太鼓の達人!?
太鼓の達人、旭です。ウソ
昨日の見送りで、
4年生たちが太鼓を披露しました。
旭も
皆と一緒に太鼓をたたきました。
4年生は
総合で小笠原太鼓を学びました。
そのかいあって、
それなりにたたけるようになりました。
本人が言うには
ちょっと遅れていたとのことでした。笑
総合でいろいろ学んで
子供たちは伝統文化・芸能の達人になっていきますね。
「日本を決定した百年」(吉田茂)
日本を決定した百年
3/31 旧3/1 晴れ
吉田茂氏はうまいものが好きで、
特に「人を食う」のが好きだったようです。笑。
彼の略歴を見ると
戦前ですでに外交官を退官する年齢に達しています。
戦後の政治家としての活躍は
60代後半からなのです。
私利私欲なく
日本の将来のためという一心であったのだと思います。
日本は日米親交を基調にし、
共産主義から日本を守ろうということも端々に出てきます。
本書は3部構成です。
「日本を決定した百年」(1962年)は
はじめにだけ本人が書き、あとは代筆だそうです。
明治から戦後の復興までがまとめられています。
「はじめに」の中で日本の成功の秘訣を
「日本人のすぐれた「勘」のたまもの」と書いています。
「すぐれた歴史の感覚をもち、
勤勉に働く国民に与えられる一種の贈り物のようなもの」
「付録:外国人がみた近代日本」は
編集部が日本に滞在した外国人(7人)が書いた文章を載せたものです。
「思い出す侭」(1955年)は
新聞記者に語ったものをまとめたものです。
ハウス大佐の言葉として
「ディプロマチック・センス(外交的感覚)がない国民は必ず凋落する」
「外交はどこまでも慎重なるを愛し、
慎重を欠けば多年蓄積した国力も一朝にして壊滅せしめらる」
当時
「わが国は・・日米親交を基調とすべき」
「そもそも中立主義で国の独立を守らんというが如きは
事実無意味で空論である。」
西園寺公望の言葉として
「国の大事を論ずるにおいては一身を投げうつだけの決意なかるべからず」
山本権兵衛の言葉として
「責任ある立場に立った場合に、
断ずべきを断ぜず、事を過ることのないように心掛けよ」
吉田茂、すごい人だったのですね。
http://www.chuko.co.jp/bunko/1999/12/203554.html
2014年03月30日
たまにはガジュマルの上から
「虞美人草」(夏目漱石)
虞美人草
3/30 旧2/30 曇り
虞美人草とはヒナゲシのことです。
本文では一度出てきます。
最後の章で
亡くなった藤尾(女性)の逆屏風に描かれているのがこの虞美人草。
この小説のタイトルは結末を暗示していたのですね。
小野・・藤尾・小夜子
甲野・・糸子
宗近・・藤尾 という男女の関係の中で話は進んでいきます。
小野は藤尾を選びつつも
最後に小夜子を選んでしまいます。
それが最終章の結末へと至ります。
前半は場面場面が章ごとに描かれていて、
後半にいろいろとつながってきます。
http://www.shinchosha.co.jp/book/101010/
2014年03月29日
3/29山歩き・・千尋岩
オガサワラモクマオ(固有種)の花
2014年03月28日
3/28、霞んで「ぱしふぃっくびぃなす」
2014年03月27日
3/27午後 森歩き・・ガジュマル
「こまった人」(養老孟司)
こまった人
本書は「まともな人」の続編ですね。
http://ogasawara-mulberry.seesaa.net/article/391418950.html
「中央公論」の「鎌倉傘張り日記」より
2003年6月号から2005年10月号掲載分を収録したものです。
このころの世間では
イラク派兵、靖国問題、安全神話の崩壊などが話題になっいたのですね。
気になったフレーズをいくつか引用してみます。
環境問題において、
「「秩序的活動は無秩序をどこかに排出する」という大原則を忘れたことにある。」
愛国心について、
「日本語は動詞が中心なのでる。・・・
だから愛国心と抽象名詞にすると、ウソくさくなって・・
だから私は「お国のため」とは何度もいい・・・」
中国問題のしめで
「未来の中国の最大の問題は環境で、
日本が足並みをそろえるのは、その問題以外にあるまい。」
http://www.chuko.co.jp/bunko/2009/05/205147.html
モモタマナの新芽
ワラビの新芽
2014年03月26日
「フラニーとズーイ」(サリンジャー 村上春樹訳)
フラニーとズーイ
著者J.D.サリンジャーと訳者村上春樹というのに惹かれて
買った小説です。苦笑
「フラニー」と「ズーイ」の2編に分かれています。
フラニーとズーイは家族で兄と妹です。
フラニーの宗教的な苦悩が
主題になっています。
「フラニー」では
フラニーが久々に恋人レーンと会ったにもかかわらず、
その問題でうまくいかない場面が描かれています。
「ズーイ」では
フラニーの問題を母が心配し、
ズーイが手助けをしようとする場面が描かれています。
会話が主体の小説で読みやすいのは確かです。
面白いかといわれると
面白さはよくわかりませんでした。
村上さん、ごめんなさい。
http://www.shinchosha.co.jp/book/205704/
自然公園指導員 依嘱通知書
長崎付近からの集落展望
小笠原陸域ガイド登録証(更新)
2014年03月25日
「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」(川上和人)
鳥類学者無謀にも恐竜を語る
著者は
小笠原を主に研究フィールドにしている鳥類学者です。
本書は2013年4月初版発行です。
まだ完読ではないのですが、
無謀にも読書途中でアップです。笑
まだ途中ですが
読んでいて随所に川上節が盛り込まれています。
気持ちに余裕のない人が読むと
ふざけるなと怒り出すかもしれませんね。笑
本書は鳥は恐竜から進化してきたという前提で
鳥類学者がいろいろ考察しています。
著者は
本書を読む際に協力的読法を望んでいます。
ご協力を。爆笑
https://gihyo.jp/book/2013/978-4-7741-5565-4
シマウツボ、群生して花盛り
3/25 旧2/25 晴れ
シマウツボ(ハマウツボ科・固有種)が
群生して花盛りです。
とある場所で
小用で道をそれたときに林内で見つけました。苦笑
普段ガイドしてい歩いているルート沿いでは
あまりあちこちでは見つけられません。
でも人の歩かない林内に入れば、
出ているところはたくさんあるのでしょうね。
小笠原の植物フィールドガイド 2