2014年01月19日

父島穴場スポット(7)・・野羊山三八式野砲

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この場所も現在は行くことができません。

ふもとからの上り口のルート崩落により、
道そのものが閉鎖となっていています。

野羊山は
尾根をのぼっていくと、なかなかの風景が広がるいい場所です。

この三八式野砲は
中腹の洞窟陣地の中にあります。

洞窟は
尾根の下を南北に掘って、両側に、大砲が据えられています。

この写真のものは
南側つまり小港側をにらんでいいます。

僕が知る限りでは
父島では三八式野砲はここでしか見たことがありません。

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1/19、海は大シケ

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1/19  旧12/19  曇り

冬型が強まって
小笠原の海も大シケです。

今年に入って
一番のひどさではないでしょうか。

幸い、おがさわら丸も昨日出港して、
観光客もほとんどいない期間に入りました。

なので大シケでも
観光にはほぼ影響がありません。

困るのは、
調査・作業で属島に渡る人、母島に行き来する人です。

もちろん漁師さんもですね。

ちなみに
僕もこの期間は島に渡る用事もないので、影響なしです。
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2014年01月17日

父島穴場スポット(6)・・小笠原神社旧跡地

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現在、
小笠原神社は扇浦の納涼山にあります。

もともとは
この石碑のあるところに建立されたようです。

建立時期ははっきりしませんが、
ある資料によると、明治10年(1877)となっています。(不確実)

ここも
今はほとんど行く人もいない樹林の中になっています。

この付近は
指定ルートや遊歩道がない場所です。

場所は陸軍野戦病院の近く、
字名なら大滝となるであろうと思います。

大滝から現在の地に
うつったのは同資料によると、明治41年(1908)です。

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父島穴場スポット(5)・・弟島朽ちつつあるポスト

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今回の写真は弟島のものです。

父島穴場スポットでは父島以外の写真の紹介もしますが、
タイトルに偽りありと怒らないでくださいね。

弟島にも
戦前は人家がありました。

戦後は無人島です。

弟島の昔の道を歩くと
戦前に人がいた形跡がところどころあります。

このポストもそうですね。

かなり朽ちてきています。

年月を感じますね。

弟島も
観光では歩くことができません。

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父島穴場ポイント(4)・・中央山四一式山砲

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四一式山砲といえば
夜明山山中にあるのが知られています。

僕が知る限りでは
父島ではもう1ヵ所あります。

それが中央山にあるものです。

ここもルートから外れるので
最近はまったく行っていません。

中央山山頂からやや下った洞窟陣地の中にあります。

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ムニンヒメツバキの花

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1/17  旧12/17  曇り

昨日は千尋岩ルートを歩きました。

ルート沿いでは
ムニンヒメツバキ(ツバキ科・固有種)の花びらがあちこちで落ちていました。

まだ
花期にしては早いのです。

どうしたことでしょうか?

何がきっかけで
早目につぼみをつけることになったのか?

気になるところです。

昨年10月の台風の影響があるかもしれません。


本来の花期は
梅雨時以降、6月くらいからです。

ですから、
5月くらいに咲くのはちょっと早い程度です。

今まだ1月、ちょっと早すぎますね。

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2014年01月16日

父島穴場ポイント(3)・・四十五口径十一年式十二糎砲砲員名簿

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四十五口径十一年式十二糎砲といっても
ピンとこない人も多いと思います

四十五口径は
砲身の径に四十五倍が長さになるということです。

これは十二糎ですから
12㎝×45=5.4mです。

十一年式というのは制定された年号で
来れは大正11年式という意味です。

そして十二糎砲ですから、砲身の径が12cmです。

砲員名簿は
射、旋、尺、一、二、三、四、五、五、六、傳(伝)です。

ここは
大神山公園エリアにある洞窟陣地です。
海軍の大神山平射砲台です。

一番、二番と2つの砲台があります。
大砲は破壊されて見る影もありません。

この陣地は道から少しそれるので、
今ではそれほど知っている人も多くないと思います。

公園区域外のエリアだから、
ここは言ってはダメということもないかしら?


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父島穴場ポイント(2)・・二見海軍燃料貯蔵場(清瀬重油槽)

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1/16  旧12/16  曇り

福祉センターの向かい、小笠原高校のグランド直下に、
大きなステンレスの扉が3つあります。

これが清瀬重油槽です。
地下洞窟式重油槽が残っているのはは全国でもここだけだそうです。

入ると通路があって、
その先に写真のような内容量を示すものがあります。

さらにその奥が重油槽です。

1つにつき3000㎥入りますから、3つで9000㎥です。

1つの槽だけ壁が壊されて内部に入れるものがあります。
内部は鉄板で覆われていて、、中央部に通風孔があります。


ここも残念ながら、ほとんど見学のチャンスはありません。

幸い、僕はかつて2回ほど、内部に入らせてもらいました。
いずれも戦跡調査のときでした。
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2014年01月15日

父島穴場ポイント(1)・・清瀬弾薬庫

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ポジフィルムのデータ化進めています。

そうすると、
今は規制がかかりいけない場所や閉鎖された場所の写真がいろいろ出てきます。

それを
父島穴場ポイントとして紹介していきます。

基本的には、
今は特別な許可なしではいけない場所がほとんどです。

この写真を撮った時は
おおらかな時代であったということで了解ください。

まず1番目は清瀬弾薬庫です。

診療所付近に3つあるのですが、
2つは閉鎖で、1つはほかの用途に転用されています。

写真の通り、
内部が銅板張りの部分がまだあります。

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セイロンベンケイの花

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セイロンベンケイ(ベンケイソウ科・外来種)の花が
咲き始めています。

本種はあちこちに野生化していますので、
集落エリアから山の上の岩場まで広範囲で見られます。

和名はセイロンベンケイですが、
セイロンベンケイソウという人も多いです。

僕もしばらくは
そうだとばかり思っていました。

でも最後のソウはいらないのですよ。

セイロンベンケイです。

他にはハカラメ、トウロウソウとも言われています。
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ムニンタイトゴメの花

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1/15  旧12/15  雨

ムニンタイトゴメ(ベンケイソウ科・固有種)の花が咲いています。

撮影したのは
定番のルート沿いです。

岩場に生えていて、茎の長さ5㎝もありません。

花のサイズもごく小さめです。

とはいっても、モノトーンの岩場に黄色の花なので、
注意しているとすぐ気がつきます。

本種は普通の山の上の岩場に生えます。
海岸付近では見たことがありません。
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2014年01月14日

2013年12月小豆島訪問記録

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http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-85.html

写真は
小豆島第二番霊場碁石山です。

この場所は絶景ですが、
岩場の断崖の上にあり、下を見ると足がすくみます。 笑


小豆島は
2013年12月に2日間で訪問しました。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub3-85.html

1日は
地元自然舎の山本貴道さんに案内してもらいました。

山本さんはかつて小笠原在住時代があったので、
その時の知り合いです。

まだ十分には見れていないので、
また行きたい島です。

今度は1人で行きます。笑

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芸予要塞 小島砲台跡 訪問記録写真

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愛媛県今治市小島にある
芸予要塞 小島砲台跡を訪問しました。

その時の写真記録です。
http://www.h2.dion.ne.jp/~mulberry/sub14-4-15.html

「坂の上の雲」撮影のために作られて
28㎝榴弾砲レプリカもありました。


僕的には
今回の四国旅行のメインです。笑


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シマタイミンタチバナの花

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1/14  旧12/14  曇り

シマタイミンタチバナ(サクラソウ科・固有種)の花が
咲いています。

パッと見は
枝や幹に小さなこぶのようなものがたくさんついているようにしか見えません。

でも立派な花ですよ。

本種は雌雄異株のようで、
写真のものは柱頭がしっかり見えるので、雌株ですね。

なお最近の分類では
ヤブコウジ科だった本種はサクラソウ科となっているようです。

植物の分類も
時々変わっているようで、なかなかついていけませんね。

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2014年01月13日

また今日もあかぱっぽ

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午後、
とある植物を見るため山道を歩きました。

その途中、
またあかぽっぽ(アカガシラカラスバト)に出会いました。

数日前とおおむね同じような場所です。

今日は
地上で索餌行動しているところでした。

さらに姿は確認しませんでしたが、
オスの鳴き声も聞こえてきました。

とすると、この見た個体はメス?

足環はありませんでした。

場所は内緒ですが、
このあたりはかなり高確率でハトがいるようですね。
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「日本人はいつ日本人が好きになったのか」(竹田恒泰)

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著者の考えでは
「震災と外患と民主党政権を経験することによって、
 日本人は戦後初めて日本に興味を持ち始めたようだ。」

そこから、
この本のタイトルにつながっていくのです。
http://www.php.co.jp/nihongasuki/

著者によると
「GHQが日本を占領したときに、
 いったいどのようにして日本人の意識を変えさせたのか、
 それをじっくり掘り下げてみようと思った。」

そのあたりのことは2-5章で論じられています。
第2章 GHQが日本人を骨抜きにした
第3章 「戦後教育マニュアル」の正体
第4章 「国体の護持」を達成した日本国憲法
第5章 九条改正と謝罪外交の終焉

中国・韓国との付き合い方については、
第6章 中国は敬して遠ざけよ
第7章 前近代国家・韓国の厄介さ

一言でいうと、中国とは距離を置いて付き合う。
韓国とは無理して付き合うこともない。というのが論点です。


日本人及び日本に住む人たち、
みな心から日本を好きになりましょう。


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仁王立ちして道をふさぐオガサワラモクズガニ

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1/13 旧12/13  晴れ


これは1/10の夕方の出来事です。

とある道を車で走っていると、
道のまん中で仁王立ちする物体が・・。

オガサワラモクズガニ(固有種)でした。

まだ、
この時期は想定していませんでした。

春から初夏にかけては
夜道で時々で会います。

そういう時は
産卵で海の方に降りていく途中なのでしょう。

しかし、この時期はどうなのかしら?
すでにもうそういう行動なのでしょうかね?

このあと、
モクズガニをよけて、通過しました。

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2014年01月12日

「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」(竹田恒泰)

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本書は2部構成で
第Ⅰ部が「日本はいつできたのか」
第Ⅱ部が「子供に読ませたい建国の教科書」

Ⅱ部は中学の歴史教科書をイメージして書かれています。
古代から律令国家のあたりまで書かれています。

http://www.php.co.jp/nihonnokoto/

著者は神話を重要視しています。

理由としては
「文字のない時代に起きた建国を説明するには
 神話をもって語る以外に方法はない。」からです。

その基本となるのが
「日本書紀」「古事記」です。

正史であり神話ではあるけど、
真実ととらえるのが彼の考えです。

著者は
神武天皇が即位した年月日年が日本の国の始まりとしています。

皇紀しかり、建国記念日しかり、です。


天皇という表現は
608年遣唐使で使われたのが最初だそうです。

日本という表現は
702年遣唐使からだそうです。

元号は
645年大化が使われたのが始めです。



「神話を知ることは、日本を知ること。」
そんな風に著者は言ってると思います。


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丸亀城天守はスカート要注意

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香川県丸亀城。

「三層三階の現存木造天守です。
 建物の高さは約15mあります。
 
 この天守は、四国内では最も古く、万治三年(1660)に完成しました。
 日本一小さな現存木造天守です。」

http://www.city.marugame.kagawa.jp/sightseeing/spot/01.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E4%BA%80%E5%9F%8E

で、実際に中に入って上に行こうとすると、
こんな急階段。

今時、
こんな急階段上るのはお城くらいしかないかもしれません。

うちの旭は
ちょっとビビっていました。

女性は
スカート要注意ですよ。

でも、見ていると、
スカートの人も来ていましたけど。笑


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DVD「終戦のエンペラー」

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この映画の原作は
同名の岡本嗣郎「終戦のエンペラー」です。

http://blogs.dion.ne.jp/mulberry/archives/11367628.html

映画では
フェラーズと河合道との関係や設定が変更されています。

ヒロインは恋人の設定となっています。

内容も
フェラーズが天皇の戦争責任について調査を進める所に焦点が当てられています。

その過程で
ヒロインとの関係が入ってきます。


ハリウッド映画なので、全編英語です。
字幕付きです。笑

日本人の役者も英語です。

http://www.emperor-movie.jp/

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