2014年01月31日

さてここはどこ?

PICT1154.JPG

今日は
古いネガフィルムのデータ化をしています。

主には子供たちのネガです。

その中の一枚がこれ。

10年以上前のネガで、
もちろん子供は長女・千尋。

現在は中2。このころは4歳くらいです。

さて、どこでしょうか?

ヒントは後ろの碑ですね。

行力忍堅ではありません。堅忍力行です。

もちろん、
ある同窓生はわかりますよね。

母校・水戸一高の入ったところです。
posted by mulberry at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | 更新情報をチェックする

懐かしい写真・・最初のマイカー・マツダファミリア

PICT1103.JPG

僕が車をはじめて買ったのは
会社勤め2年目、1986年くらいでした。

買ったのは
マツダのファミリア1500ccで2ドアハッチバックタイプです。

マニュアル車で
オートドライブ機能がついていました。

島に移住したのは1992年で、
この写真は1995年末に撮っています。

結局、廃車にしたのは、
そのあと2-3年後くらいでした。

本当になつかしい写真です。

その後、
僕の車所持歴はほとんどがワゴン車タイプ・オートマです。

ワゴン車は内輪差が多少はありますが、
前がすぐ下まで見えて、運転は楽ですね。


posted by mulberry at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | できごと | 更新情報をチェックする

小港と八瀬川

P1315897.JPG



1/31  旧1/1  晴れ

父島は島なので
周辺には雄大な海が広がっています。

が、小さな島なので、
川といえば、せいぜいがこの八瀬川が最大規模くらいです。

僕はここの風情がわりと好きです。

海に近い感じがしなのですが、
汽水域の感じがよく出ています。

ただし、ヒルギの仲間は
小笠原にはありません。

オオハマボウが広がっています。

川そのものは濁っていますが、
水面にうつる山と樹林がとてもいい感じです。

風のない夜は
水面に星もうつってとてもきれいです。

posted by mulberry at 08:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2014年01月30日

父島穴場スポット(12)・・吹割山八八式七糎野戦高射砲

P1305893.JPG



吹割山のふもとに近い岩場には
洞窟陣地の中に高射砲があります。

かなり壊されています。

砲身は台座から外れて
横に転がっている状態です。

この陣地には
かまどや貯水槽も残っています。

ただし、土砂崩れで
入り口付近がだいぶ狭くなっています。

この場所は
今でも訪れることは可能かと思っています。

ただし、
高射砲の状態がよくないので、最近は全然行っていません。

posted by mulberry at 15:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

ナガバキブシの花

P1295871.JPG


1/30  旧12/30  晴れ

ナガバキブシ(キブシ科・固有種)の花が
咲いています。

父島では
乾性低木林内に生える低木です。

ルート沿いで見られる個体はごくわずかしかありません。

花は咲いているといっても
一見すると実がついているようにしか見えません。

でもこれが花なのです。

雌雄異株で
写真ではわかりにくいですが、この個体は雄株です。

小笠原でキブシ科植物は
本種とハザクラキブシ(母島)の2種のみです。
posted by mulberry at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

「地学のツボ」(鎌田浩毅)

9784480688040.jpg

著者の専門は火山学。

京都大学の「地球科学入門」という講義の内容が
本書のベースとなっています。

地学とは
「地を学ぶ」すなわち地球・宇宙・大気・海洋におついて学ぶ学問だそうです。

はじめにで
「地学は役に立つ!」と述べています。

http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480688040/

第1章 地球は生きている―地震と火山
第2章 地面は動く!地学におけるコペルニクス的転換
第3章 地球の歴史
第4章 地球変動による生物の大絶滅と進化
第5章 大気と海洋の大循環
第6章 地球の外はどうなっているか―太陽系と地球
第7章 進化し続ける宇宙への探求

本書は2009年に初版発行されています。
東日本大震災の前です。


地震についての解説で(P21)
「東北地方と・・、ひずみがたまっているため、
 30年以内に大地震が起きる確率が90%をこえてしまった・・」
「太平洋の沿岸地域に大きな津波をもたらす・・」
「津波が来たら・・。できるだけ高いところに逃げよう。」

まさにこれが現実になってしまったですね。


posted by mulberry at 14:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

「なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか」(島田裕巳)

7239.jpg


この本も
タイトルにあまりとらわれない方がいいです。

八幡神社に特化した内容ではないです。

数において上位の神社から11系統を選んで
解説したものです。

八幡・天神・稲荷・伊勢・出雲・春日・熊野・祇園
諏訪・白山・住吉です。


神道の本質は
「ない宗教」なのだそうです。

開祖もなければ、経典・教義もないのです。
当初は社殿さえなく、神主もいなかったそうです。

日本の神々は3つの種類に分けられます。
1:神話に根差したもの
2:記紀神話には登場せず、新たに祀られるようになったもの
3:人を神として祀ったもの
さらに2つ種類が習合したものもあります。


http://www.gentosha.co.jp/book/b7239.html
posted by mulberry at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

1/29、海は穏やか

P1295869.JPG


1/29  旧12/29  晴れ

朝のうちに
ウェザーステーションにいくのは久しぶりです。

先週から山仕事が続いていたので、
朝は余裕がなかったです。

西の海は
冬とは思えないような穏やかな海況です。

これなら
ザトウクジラのブローもすぐ見つけられそうです。

これからの時期は
山からザトウクジラを見つけるのも楽しみの1つですね。


posted by mulberry at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 天候・気象 | 更新情報をチェックする

2014年01月27日

近自然工法山道補修・・旭もお手伝い参加

P1265858.JPG


1/27  旧12/27 曇り

昨日は
千尋岩付近での山道補修の3日目。

日曜日だったので、
4年・旭もボランティア参加しました。

旭は
普段から道路工事に関心を持っています。

僕が山道補修の話をしたら、
行きたがったので、連れていくことにしました。

さすがに荷運びはしないと思っていたら、
やる気を出してくれました。

旭も背負子で
細めの材を2本担ぎました。

出発前に
親子で2ショット。

途中でめげることなく、
予定地まで着きました。

その後の現場でもお手伝いしてくれました。

力強くなってきましたね。
posted by mulberry at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

近自然工法山道補修・・千尋岩付近崩壊地

P1255852.JPG


1/26 旧12/26  晴れ

近自然工法の山道補修、
千尋岩ルートは今日で3日目です。

作業場所は
やや急ながれ場のような所。

現在は
ロープがはってるので、それでなんとか通過しています。

そこを
歩きやすくするように作業しています。

階段状にするためにはめる材木は
ふもとから運んだモクマオウ(外来種)

詰める石ころは周辺のものです。

材料は自然素材ばかりで、
人工物はほとんど使っていません。(部分的に釘)

今回の作業期間に
千尋岩付近の急傾斜のあたりはかなりよくなりますよ。
posted by mulberry at 07:17| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2014年01月25日

都知事選、父島の寂しいポスター掲示板

P1255853.JPG


小笠原では
国政選挙や都知事選挙では掲示板が寂しい状況です。

島に後援者のいない候補者は
基本的にポスターをはることができません。

変な表現ですが、
小笠原は選挙ポスター過疎地です。

本来は
候補者が自助努力で貼るのが当然でしょう。

でもこういう超離島は
特例措置があってもいい気がします。

まとめて選挙管理委員気ではるとかですね。


ちなみに1/25午後の時点では
都知事選候補者のポスターは1枚だけです。

ちょうど
定期船のドック中というタイミングの悪さもありますが・・

間に一度入る貨物船で
郵便も来るので、このあともう少し増えるかとは思います。

小笠原では
いつも中途半端な掲示板です。
posted by mulberry at 17:16| Comment(0) | TrackBack(0) | できごと | 更新情報をチェックする

近自然工法山道補修・・資材運び

P1245845.JPG



1/25  旧12/25  はれ 

近自然工法の山道補修作業は
昨日から千尋岩付近です。

千尋岩近くに
やや傾斜が強めで50mほど下るところがあって、そこの作業です。

そこで作業するにあたり、
まずは必要な資材を運びます。

もちろん、人力です。

いちばん量・重量の多いのは
外来種(モクマオウ)を切り出した細めの丸太です。


背負子に材木や作業道具と自分お荷物を載せ
歩いていきます。

昨日は
作業現場まで2時間近くかかりました。

帰りも1時間くらいはかかるので、
実際の作業時間は少なめになります。


なかなか大変な作業です。

posted by mulberry at 07:16| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2014年01月24日

父島穴場スポット(10)・・天之浦

PICT0862.JPG


1/24  旧12/24  曇り


穴場スポット(9)では
天之浦山を紹介しました。

ここでは天之浦そのものです。

写真は
天之浦山から見下ろしたものです。

西海岸に降りる道の途中から分かれて
天之浦方面にも道があります。

現在は
こちらのルートは規制がかかって行くことができません。

海岸を見下ろす尾根まで出ると、
そこから下れば海岸です。

されに尾根を進んで山を上ると
巽崎へ続きます。

今は崩落して
以前使った上り道が消えています。

巽崎は
かつて1回くらいしか行ったことがありません。


posted by mulberry at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2014年01月23日

父島穴場スポット(9)・・天之浦山

PICT0859.JPG


1/22  旧12/22 雨

天之浦山は
以前は時々行っていました。

ここの先端は
写真のような景観です。

眼下に亀之首が、奥には千尋岩方面の断崖が見えます。

南島の視界は限られていますが、
なかなかの景観です。

個人的委には
千尋岩よりここの景観の方が好きです。

現在このルートは
規制がかかり、観光で歩くことはできなくなりました。

残念なポイントです。
posted by mulberry at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

近自然工法による山道補修・・岩場のはつり

P1225844.JPG

現在、近自然工法で補修作業している山道には
岩場の所もあります。

そんなところは
岩をのみではつって、歩きやすくしています。

簡単にいうと、
岩を少し削って、平らな部分を作っています。

そうすることで、足をつくところが安定します。

午前はそんな作業をしました。

のみでトンカチトンカチ削りながら
だんだん形を作っていきます。

ちょっと歩きやすくなったと思います。
posted by mulberry at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2014年01月21日

「浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか」(島田裕巳)

5148.jpg

本書のタイトルに騙されていいけません。

浄土真宗に
特化した内容ではありません。

むしろサブタイトルが本文のないように近いですね。笑
「仏教宗派の謎」です。
http://www.gentosha.co.jp/book/b5148.html

日本の仏教の大きな流れとしては
法華思想、密教、浄土教信仰、禅です。

本文では
南都六宗、天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、
臨済宗、曹洞宗、日蓮宗、その他として章ごとに解説があります。

本文を読むと、
葬式仏教としての始まりは曹洞宗からだそうです。

曹洞宗の
葬儀の方式から広まっていったそうです。

もともと日本の仏教には
葬儀とは関係なかったのです。


さて、
あなたの家系の宗派は知っていますか?

posted by mulberry at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする

父島穴場スポット(8)・・時雨山四五式二十四糎榴弾砲

PICT0951.JPG


この砲台は時雨ダム付近にあります。

砲台そばにはルートがないので、
ダム近くからヤブ漕ぎしていくようになります。

なので、
現在はここも行くことは難しいです。

もと大村第一砲台にあった要塞砲が
戦時中末期にここに移設されたようです。

榴弾砲なので、
こういう山影からの場所にあえて設置されています。

大砲そのものはかなり破壊されています。

なお
四五式とは明治45年式という型式です。

二十四糎はもちろん大砲の口径です。

さすがに24㎝もあるとかなり大きく感じます。


posted by mulberry at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 戦跡 | 更新情報をチェックする

ムニンシャシャンボの花

P1105746.JPG


1/21  旧12/21  曇り

最近、数ヶ所で
ムニンシャシャンボ(ツツジ科・固有種)の花を見かけました。

ぼちぼち
花の時期に入ってきたようです。

低木性の樹木なので、
は土壌の浅いところや山頂に生えていることが多いです。

まれには
やや3-4mくらいの高さのものあります。

この花は芳香があり、
盛りの時期には周辺に香りが漂っています。

花は白くでごく小さいのですが、
数をたくさんつけるので、それなりに目立ちます。


小笠原では
ツツジ科植物は本種とムニンツツジの2種だけです。
posted by mulberry at 07:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 植物 | 更新情報をチェックする

2014年01月20日

近自然工法による山道整備の作業

P1205792.JPG

村の事業で
山道補修・整備などの近自然工法の専門家が来島しています。

http://www.potato.ne.jp/sangakuseibi/index.html

このドック期間中は
僕もその作業員として山に入っています。

写真は施工例ですが、
その場所の地形などに合わせて、整備を進めています。

作業に入る僕たちは
素人同然で、手とり足とり教えてもらいながらの作業です。

作業にあたっては
杭にになる木や地面に敷く石も必要です。

杭の木は周辺の外来種から、主にモクマオウです。
石は周辺のものや洲崎の海岸などから。

大変なのはこの石運び。

僕らはせいぜい20kgくらいが限界。

来ている専門家の方は
こちらもすごくて僕らの倍くらいは運んでいます。


今月はこの作業に入ることが多いので、
時々報告します。


posted by mulberry at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | エコツーリズム | 更新情報をチェックする

2014年01月19日

「吾輩は猫である」(夏目漱石)

101001.jpg

「吾輩は猫である」、
夏目漱石の作品では一番知られたタイトルではないかと思います。
http://www.shinchosha.co.jp/book/101001/

「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
から始まります。

小説の最後は、
猫がビールで酔っぱらってカメに落ちて死んでいきます。

最後の文章は
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。有難い有難い。」です。

苦沙弥家で飲み残しビールに口をつけて
猫は死んでいくのですが、ここで死ぬ必然性はないです。

著者がそろそろ小説の終わり時と感じたのでしょう。笑

小説は猫が生まれて、
教師苦沙弥先生のうちに住み着くところから始まります。

その家での家庭や知人との会話や家の周辺での出来事が主です。

だからストーリーはあるようなないような。

明治時代の知識レベルの高かった人の世間話と
いえばいいのではないでしょうか。


数十年ぶりに読んだ本ですが、
今回読んでみて、僕はそれほど惹かれる内容ではのなかったですね。
posted by mulberry at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・雑誌 | 更新情報をチェックする